閥とは、出身地や出身校、血縁などでつながったネットワーク、グループのことである。藩閥、学閥など。内部の利益が優先されやすい。
漢字として
- 意味
- 門の左側の柱、門柱に功績を記す、功績、功績を上げる、権勢のある一門、家柄。
- 〔説文解字・巻十二・新附〕には「閥閱して、自ら序するなり」「義、當さに伐に通用すべし」とある。〔玉篇〕に「左を閥と曰ひ右を閲と曰ふ」とある。
- 字形
- 形声で声符は伐。
- 音訓
- 音読みはハツ(漢音)、バツ(呉音)、訓読みは、いさお。
- 規格・区分
- 常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 閥閲
異体字
- 簡体字は阀。