chaseとは、以下の意味のいずれかを指す言葉である。
- 追跡する、調査するなどの意味を表す言葉。
- HALEOのサポート食品の品名。
- アメリカのロックバンド名。代表曲に「黒い炎(Get it on)」などがある。
- 日本のロックバンド「L'Arc~en~Ciel」の曲の一つ。表記は「CHASE」。
- アニメ「ゾイド」のED曲の1つ。歌手はDEVELOP=FRAME。
- アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のOP曲の1つ。
この記事では、6.について記載する。
「植物の心」のような曲調を…そんな「平穏な概要」こそ わたしの目標だったのに………
比較的緩めで和やかな第1クールのOP「Crazy Noisy Bizarre Town」とは逆に、今時のジャンプアニメを彷彿とさせる、激しくそして熱いロックナンバーになっているのが特徴。第1クールと同様、今回も緩めの曲になってしまうのだろうか・・・と予想していた一部視聴者は、スタンドも月まで吹っ飛ぶ衝撃を受けたかもしれない(もっとも、曲の短さのほうに衝撃を受けたファンもいたようだが)。
OP映像も好評のようで、数多くのスタンド使いの姿や、今後成長し見た目も変化するであろうスタンドなどの伏線がところ狭しと描きこまれており、最後は強敵であることを髣髴とさせる目つきの人物が大きく映されるという、どこぞの誰かさんが望む生活スタイルと大きくかけはなれた内容。そして終幕には、アニメ第三部OPと同様、主人公のスタンドによるラッシュ攻撃が披露されるという、ジョジョファンの期待を裏切らない仕様となっている。
ちなみにジャケットのイラストには、杜王町内の歩行者天国と思われる人通りのなかで一人、気配を感じて振り返っている主人公と、その視線の先にある重要人物を彷彿とさせる影が映っているものが起用されたようだ。
小ネタ(注:ネタバレ要素あり)
オープニングの映像は、短い中にファンが泣いて喜ぶようなネタをこれでもかと詰め込んだ「STAND PROUD」と同様、小ネタや原作要素が織り込まれている。おまけに、女性のとある部位に並々ならぬ執着を持つ一方で、情報をひた隠しにし平穏な生活を望もうとする某人物に関する要素を大量に散りばめた、皮肉な演出がされている。
- jojoの文字が刻まれたハートの金属板が出だしに登場するが、その板には主人公の父親であるジョセフのスタンドのものと思われる茨が絡んでおり、その直後に音石のスタンドを彷彿とさせる電撃火花が画面を覆うという演出がされている。
- 仗助、康一などの面々が円を描くように立っている画像が、時を戻す能力「バイツァ・ダスト」を彷彿とさせる、反時計回りになって動いている。
- 仗助と複雑な関係にあったジョセフや、一度は仗助たちとスタンド戦を行った面々が仲良く、空を指している日常的かつ微笑ましい写真が「シアー・ハート・アタック」のものと思われる車輪の跡に覆われ、そのうえに爆弾魔の被害者のものと思われる数々の手が写真に重なり、最後は手も写真も爆破焼却される描写。
- 上記の空を指さす写真の場面は、41巻の表紙イラストを基盤に重ちー、玉美などを追加したものと思われるが、こちらでは由花子がムッとした表情から嬉しそうな表情に変わっているほか、康一のそばに寄り添っているなどの違いが見られる。
- 一瞬大きく映った爪に、ターゲットになったと思われる女性の姿が映っている。
- 血と思われる液体がアタッシュケースから滴り落ち、床一面に広がっている画像があり、アタッシュケースに貼られているシールには、モナ・リザが国有財産として飾られている国を連想させるイラストが描かれている。
- 手と手を握り合ってる画像が、矢を持っている老人の絵に変わる直前に、謎の人物の腕が何者かから切り離した手首を握っている描写が一瞬映る。
- 鉄塔を買って自給自足するスタンド使いを彷彿とさせる鉄塔が所々に描かれている。
- 原作者の名前欄の漢字の一部が、「爪」の字を思わせる書き方となっている。
- 主人公の仗助がラッシュ攻撃を行ったあとに迫ろうとしている人物の瞳は、ラスボス候補のスタンドを連想させる猫眼寄りの形となっているほか、最後は相手の瞳が大きく映るという「バイツァ・ダスト」の爆破寸前のような描写が描かれている。