ニコニコ大百科に記事のある宝石の一覧については鉱物の項目を参照のこと。
宝石としての定義は希少性があり、美しく、モース硬度が7よりも高い天然鉱物を指す。例外としてオパール、真珠、サンゴ等は硬度が7以下であっても美しさと希少性から宝石として扱われる。真珠は生体鉱物と呼ばれることもあるがほとんど炭酸カルシウムの塊、サンゴに至っては動物であり、人間の主観的な評価も混じったかなりざっくりした定義と言える。
現在発見されている鉱物は数千種類存在するが、宝石と呼ばれるものは数十~数百種類ほど。磨けば光る鉱物はいろいろあるが、そこらへんに転がっているものは希少性が低いため宝石とは呼ばれない。俗にパワーストーンとして加工販売されてる鉱物などは、めちゃくちゃ大きいものが数百円で買えたりする。
宝石は天然石と人工石に分類される。天然石とは人工的な加工を使わず、自然界で作られた石。人工石とは天然石と同じ成分、構造を人工的に作った石。又、原石に研磨だけが施された自然に近い石でも天然石としているので、何らかの処理をした石も天然石として扱われることもある。
宝石の中で硬度が10あるダイヤモンドの元素記号は炭素と同じCである。石言葉は「永遠の絆、純潔、不屈」等。その高いモース硬度から加工が難しかったが、ダイヤモンドでダイヤモンドを美しく削る技術が確立してから価値が高まった。
トランプのダイヤのマーク(♦)はひし形をしているが、あれはダイヤモンドが正八面体の方向に割れやすい性質(劈開性)を持っているから。加工が難しかった頃の名残である。
英語ではジェム(gem)、ジェムストーン(gemstone)、ジュエル(jewel)、プレシャスストーン(precious stone)などという。
ファンタジー世界では、ドラゴンが宝石や黄金を好み、時には食料とする描写がなされることがある。狩猟民族的性質が強い西洋では「火を放つ略奪者」や「打倒され財宝をもたらす者」として描かれる事が多いようだ。
北欧神話に登場するドラゴン、ファフニール(ファーヴニル)の名は「抱擁するもの」の意であり、財宝を抱いて眠るイメージから来ている。
フランスに伝わるドラゴン、ヴィーヴルは宝石の瞳を持ち、上半身は人間の女性、下半身は蛇の姿をしているとされる。これと同一視されることもあるギーヴルというドラゴンは冠をかぶった蛇の姿で描かれ、これを打倒したミラノの領主ヴィスコンティ家、ひいてはミラノ市の市章になったり、アルファロメオのエンブレムになったりしている。
掲示板
1 ななしのよっしん
2019/09/22(日) 20:53:23 ID: yDDJho2Pca
宝石何でしょうか?
JewelはJewsの石でしょうか?
彼等石なのでしょうか?
ですが彼等…何の輝き持ちますか
それはあまり覗えない
彼等は地上に輝きますか
それは人類社会に蔓延る
Jews何企んでいますか
2 ななしのよっしん
2024/05/28(火) 11:47:19 ID: pIMS97VltW
3 ななしのよっしん
2024/11/08(金) 00:09:24 ID: msYiL1RGq/
ジェムとジュエルって何が違うんだろうと思って調べたら、
「ジェムが原石、ジュエルが研磨済みの宝石」
「どちらも同じものだがジェムは比較的価値の低い宝石も内包している」
「ジェムの方が手のかけられた宝石というイメージ」
と、場所によってものの見事に書いていることがバラバラすぎて笑った。
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最終更新:2025/01/11(土) 02:00
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