聊斎志異とは清代初期の小説家蒲松齢(ほ しょうれい)作の短編小説集である。
蒲松齢は明代の末(1640年)山東省に生まれ、1658年に19歳で科挙受験資格試験に主席で合格したものの、その後科挙に落第。以後、受験生活の合間に私塾教師などを勤めながら受験を続けるも、30年以上に渡り科挙に落第。51歳の時に合格を断念し、私塾教師を70歳まで続けた。1715年没。享年78。
『聊斎志異』は、蒲松齢が受験生活の合間を縫って書き綴った短編小説集で、30歳を過ぎた頃から書き始めたとみられている。各地で拾い集めた説話・伝承をまとめあげた全12巻491編からなる。内容は幽鬼、狐、神仙など怪異にまつわる逸話で占められており、映画「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」の元になった「蘇った美女 聶小倩」など、現代の作品にも影響を及ぼしている。
ニコニコ動画的には「東方神霊廟」のキャラクター・霍青娥の元ネタとして一部で知られている、かも知れない。
掲示板
7 ななしのよっしん
2015/08/01(土) 09:52:24 ID: XObq/KcxYP
>>4そういえば、狐娘と幽霊女を囲った男の話とか、人外ハーレムをつくった話とかあったな
8 ななしのよっしん
2016/11/25(金) 18:57:50 ID: nF+ZrOUIey
現代日本だと仙人とか神がでてくる小説としては封神演義のほうが有名かつ読まれてるのが泣ける…
9 ななしのよっしん
2019/02/08(金) 23:08:14 ID: T1QCBDfzAt
牡丹灯籠は雨月物語と聊斎志異のハイブリッドっぽい?
もっと知られるべき古典よ聊斎志異
急上昇ワード改
最終更新:2025/01/27(月) 06:00
最終更新:2025/01/27(月) 06:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。