EOS HDに、キヤノンが開発している新しい動画のコーデックに関する噂が掲載されています。
・Rumour: Canon 5D Mark 3 to feature new MPEG variant 4-2-2 at 50Mbit
- キヤノンは5D Mark III のためのMPEGをベースとした新しいコーデックを開発している。これは、XF305のデジタル一眼レフバージョンだ。このコーデックは4-2-2の色空間と、50Mbitを上限とする可変ビットレートの仕様となっている。
4-2-2のカラーサンプリングはデジタル一眼の性能を大きく引き上げ、より実物のような色再現とよりスムーズな階調を実現する。現行の5D Mark II はMPEG-4 AVC H.264ベースのコーデックを使用しており、これはかなりCPUに負荷をかけ、4-2-0の色空間しかない。
5D Mark III にはRAW動画が採用されるという噂もありますが、EOS HDからは50Mbit/秒のビットレートを持つMPEGベースの新コーデックが採用されるという噂が流れてきました。噂の信憑性はよくわかりませんが、キヤノンはインテルの新しい接続規格であるThunderboltを採用することを決定しているようですし、今後動画に相当力を入れてくる可能性が高そうですね。
Mレンズフェチ
EOSに限らず、どのメーカーも50Mbコーデックに対応してもいいのではないかな?民生レベルでもインターフェースとデバイスはそのレベルまで来てると思う。なにしろ25Mbってのは、15年以上前のDVからのスピードで、ノンリニア編集環境は少なくとも10年以上前から民生用PCで容易に構築できていた訳だから、そろそろ進化してもいいと思う。4-2-2になると、画質はもとより、映像ファイルの編集耐性がぐっと改善するからとても助かります。
Futu
極めて興味深いですね。
奇麗なのは分かりますが、MPEG新コーデックの負荷が気になりますね。
4月のFinal Cut Proのアップデートに何か合わせているのであれば
期待が大きいですね。
julio
AVCでも 4:2:2とかサポートしてますよね
RDカーブ的に有利なんだから、いまさらMpeg2にする必要はあんまりないかなぁ
最近のPCスペック的にデコードは何とかなりますし
編集しやすさとしては AVC-Intraあたりをベースにしたものがいいなぁ
dd
映像製作している方々からして、現行の5D Mark II からの乗り換えをする必要性は、どれほど感じているのでしょうか?
華月
MPEG-4/AVC High Profileが4:2:0までのサポートですね。
これを4:4:4+Intraまで拡張すれば最強ですね。
個人的には4:2:2対応よりもグローバルシャッターに対応して欲しいですが。
Mレンズフェチ
ナルホド!いずれにしても、エディウスクラスの民生レベルのソリューションでの汎用性がポイントかな。外付けデバイスなしで、ノーパソ内で、取り込み、保存、編集、リアルタイムプレビュー、BD焼き込みが可能な、今の環境が継承されてほしいな!
マチズモ
コーデックがデコードに高い負荷がかかる形式や4:2:0では、ノンリニアで編集するとき1ストリームならいいですが、複数のストリームをリアルタイムプレビューしながら編集する場合や合成する場合は、やはりMPEG-4素材をProRes形式に変換したり、4:2:2の素材の方が作業効率や納期、画質の担保が出来ます。5DmkⅡはいままでにない表現の可能性を持ち、低価格で出現したのに残念だったのは、HD-SDI出力がなく、MPEG-4形式だということ。それでも素晴らしい画が撮れるので活用されている。スチルカメラとしてはプロ機だが、ビデオは家庭用というアンバランスをキヤノンが直してくる。そういうことなら、映像・映画制作者にもっと使われてくるでしょう。またはカムコーダタイプを発表するのでしょうか。注目しています。