「そもそもSFC修行って何?」「スーパーフライヤーズカードってどうやって入会するの?」
SFC修行は一見難しそうに見えますが、正しい知識と方法があれば誰でもSFCの入会資格を獲得できます。
入会条件はもちろん、SFC修行におすすめのクレジットカードも含め、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を獲得するための基本を解説しますので参考にしてください。
SFC修行におすすめクレジットカードTOP3 | ||
1 | ANA JCBワイドゴールドカード |
年会費15,400円(税込)、貯めたポイントを1P=10マイルに移行でき効率的。 >> 詳しく見る |
2 | 楽天ANAマイレージクラブカード |
初年度年会費無料。ANAマイルコースなら200円につき1マイル貯まる。 >> 詳しく見る |
3 | ANA JCBカード |
年会費2,200円(税込)。18歳以上(学生不可)から持てるANAカード。 >> 詳しく見る |
特にSFC修行には欠かせないクレジットカードですが、フライトでマイルが貯まるカード選びが重要になります。
中でも1位のANA JCBワイドゴールドカードであれば、フライトマイルに加え搭乗ごとに25%のボーナスマイルや、入会・継続でもボーナスマイルが貯まるためおすすめです。
上記3社と共に、SFC修行におすすめのクレジットカードを厳選しましたのでご確認ください。
他にも、ANAプレミアムポイントの獲得方法や効率よく権利を獲得するための修行ルートや特典についても紹介しますので、SFC修行に興味がある方は早速はじめましょう。
監修者 |
ファイナンシャルプランナー/CFP認定者 水野 崇 相談、執筆・監修、講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。年間300本以上の執筆・記事監修を手掛けながら、大手金融機関などの企業研修に登壇。 【メディア掲載】毎日新聞|東京新聞|女性自身|プレジデントオンライン|日本FP協会 他多数 |
目次
SFCとは「スーパーフライヤーズカード」の略
SFCとはANAの上級会員制度「スーパーフライヤーズカード」の略称です。
スーパーフライヤーズカードは頻繁にANAを利用する旅行者に対し、特別なサービスや優待を提供する目的で設けられています。
しかし、SFC会員は搭乗により付与されるプレミアムポイント(PP)を一定数獲得した方にのみ申請資格が与えられるため、誰でも申し込めるわけではありません。
プレミアムポイントはフライトの距離や予約クラスに応じて加算され、年間での獲得総量によって会員資格が決定されます。
スーパーフライヤーズカードを一度取得すればカードを持っている限りステータスは永続的なので、頻繁に飛行機を利用する方にとって大きなメリットになるでしょう。
SFC入会条件
SFCに入会するには以下いずれかの条件を達成する必要があります。
ダイヤモンドサービスメンバーなどの上級会員になるには、年間で一定のプレミアムポイント(PP)を獲得しなければいけません。
プレミアムポイントは飛行機に搭乗すると獲得できるポイントで、ANAグループ運航便やスターアライアンス加盟航空会社の飛行機に乗ると積算されます。
また、100万LTマイル(総合獲得マイル)を達成するとANAミリオンマイラープログラムの下記の生涯特典が付与されます。
- 特典1:ANA SUITE LOUNGEの永久利用
- 特典2: ライフタイム延長:有効期限なし(未使用マイルの有効期限が無期限延長)
- 特典3: ANAスーパーフライヤーズカードご利用資格の獲得
一見ハードルが高いように見える条件ですが、一度このステータスを獲得してSFCを持てば、さまざまな特典を受けながら上級会員ステータスの維持が可能です。
参考:ANA公式サイト「スーパーフライヤーズカード(入会資格)」
プレミアムポイント(PP)を貯める
まずは、SFCの入会に必要なプラチナまたはダイヤモンドステータスを獲得するために計画的に飛行機搭乗を重ね、プレミアムポイント(PP)を積極的に貯める必要があります。
プレミアムポイントはANAの上級会員ステータスを獲得するうえで非常に重要です。
効率良くプレミアムポイントを貯める方法は国内線と国際線の両方を利用し、ANA公式サイトのプレミアムポイントシミュレーションツールを活用するのがおすすめです。
「ダイヤモンドサービスメンバー」か「プラチナサービスメンバー」になる
SFC入会の一つ目の条件は「ANAマイレージクラブ」でプラチナ、ダイヤモンド会員ステータスを獲得することです。
なお、プラチナステータスは年間50,000プレミアムポイント、ダイヤモンドステータスは年間100,000プレミアムポイントが必要です。
会員ステイタス | 必要プレミアムポイント(PP) |
ブロンズ | 30,000PP (内15,000PPがANAグループ利用) |
プラチナ | 50,000PP (内25,000PPがANAグループ利用) |
ダイヤモンド | 100,000PP (内50,000PPがANAグループ利用) |
1月から12月までの期間に貯まったプレミアムポイントに基づき、次年度の4月から1年間特定のステータスに応じた特典サービスが受けられます。
100万LTマイル(総合獲得マイル)を達成する
LTマイルとはANAマイレージクラブへの入会から現在までの総飛行距離(マイル口座に積算された搭乗分の区間基本マイレージの合計)のことです。
100万LTマイルを貯めるには日ごろから飛行機を頻繁に利用する必要があります。
上級会員ステータスの獲得または100万LTマイルの到達は、計画的な搭乗予約と積極的なマイルの取得によって達成可能です。
ただし、100万LTマイルを達成するような人はすでにステータス会員である可能性が高く、SFC修行で狙うものではありません。
SFC修行達成に必要な費用|必要なポイントを最短・最安で貯める裏技
ここでは、SFC修行達成に必要な費用や必要なポイントを最短・最安で貯める裏技について解説します。
SFC修行を最短最安で達成するためには飛行機の利用だけでなく、ポイントサイトやクレジットカードを駆使し、効率よくマイルやプレミアムポイントを貯めることが必要です。
飛行機に乗らずともポイントサイトやクレジットカードの活用でマイルを貯めることを「陸マイラー活動」と呼ぶこともあります。
SFC修行とは?
SFC修行とはスーパーフライヤーズカードの入会資格を得るために必要なプレミアムポイント(PP)を獲得する活動を意味する用語です。
SFC(ANAスーパーフライヤーズカード)を取得すれば利用者はANAの各種空港サービスや飛行機のグレードアップなど、さまざまな特典を受けられます。
SFC修行に必要な費用は「50~60万円」
SFC修行を経てSFCの入会資格を得るにはトータルで「約50〜60万円」の費用が必要になってきます。
SFCを取得するためには1年間で50,000PPが必要で、効率よくポイントを貯めるにはPP単価(1PPを獲得するために必要な費用)を意識する必要があります。
PP単価は8~12円が目安で、必要なPPを獲得するための総費用を算出すると50〜60万円の範囲になる場合が多いです。
SFC修行の費用はフライトの選択や予約クラス、路線の選定などによって大きく変動します。
ただし、旅先での宿泊費や観光費は含んでいないため、SFC修行をしつつ旅行も楽しみたいという方はもう少しコストがかかります。
ポイントを最安で貯めるコツ
ポイントを最安で貯めるには「効率的なフライトプランを作成すること」+「少ない費用で最大のプレミアムポイントを獲得する」のがコツです。
国内線のプレミアムシートの割引料金を利用し、プレミアムポイントを多く獲得する方法もおすすめです。
例えば、「ANA SUPER VALUE PREMIUM 28」を利用した場合は積算率が125%となるため、少ない費用で多くのPPの獲得が可能です。
OKA-SINタッチルートを利用し、最小限の費用で最大量のプレミアムポイントを獲得する方法もあります。
キャンペーン活用、マイル獲得プログラムへの参加なども駆使すれば、低いPP単価で大量のプレミアムポイントをゲットできるでしょう。
参考:ANA公式サイト「ANA SUPER VALUE PREMIUM 28」
PP単価の仕組みを理解して効率よく貯める
プレミアムポイントを効率よく貯めたいなら、PP単価の計算方法などの仕組みをよく理解しておきましょう。
PP単価とは1ポイントを獲得するためにかかる費用のことで、できるだけ少ない費用で獲得ポイントを最大化できれば費用対効果の高いSFC修行が可能です。
SFC修行のPP単価は10円が目安ですが、7円を切ると効率が良い修行といえるでしょう。
また、ポイントを効率よく貯めるには「積算率」が大切になってきます。
下記は国内航空券別の積算率を表にしたもので、対象運賃により積算率が大きく変わることがわかります。
積算対象運賃 | 積算率 |
|
50% |
|
75% |
|
100% |
|
125% |
|
150% |
換算率が100%変わってくると実際どれほどの影響があるのか、ANAのプレミアムポイントのシミュレーションツールを用いて羽田-那覇までのフライトで試算してみましょう。
ANAマイレージカードを使用し、プレミアムクラスの運賃を選択した場合に得られるPPは以下の通りです。
内容(積算率) | 50% | 150% |
区間基本マイレージ | 984 | 984 |
路線倍率 | 2 | 2 |
搭乗ポイント | 400 | 400 |
付与PP(片道) | 984PP | 3,352PP |
※実際には搭乗ポイントは加算されませんが、積算率の差を明確にするために例外的に加算しています
表を見てもわかるように積算率の差が100%あるとポイントは3倍程度変わります。区間基本マイレージが多い路線ではさらに差が大きくなります。
参考:ANA公式サイト「積算条件」/「ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション」
オフシーズンの東京⇔沖縄を往復する
SFC修行において効率よくポイントを貯めたいなら、オフシーズンに東京と沖縄を往復するのがおすすめです。
オフシーズンは需要が減少するため航空券の価格が下がり、1ポイントあたりに必要な費用も下がります。
また、プレミアムクラスの航空券が手頃な価格で利用可能になることがあるため、PP獲得の効率をさらに高められます。
特に、冬季や台風シーズンなどのオフシーズンは航空券の価格がオンシーズンに比べて大幅に低くなる傾向があるため、SFC修行に必要な総費用を抑えることも可能です。
どのシーズンがお得なのかについては下記の表を参考にしてください。
2023年 | 2024年 | 2025年 | |
ローシーズン(L) | 1月10日〜2月28日 4月1日〜4月26日 12月1日〜12月27日 |
1月11日~2月29日 4月4日~4月24日 12月1日~12月25日 |
1月9日~2月28日 |
レギュラーシーズン(R) | 3月1日〜3月10日 5月9日〜8月3日 8月21日〜11月30日 |
3月1日~3月7日 5月7日~8月1日 8月19日~11月30日 |
3月1日~3月13日 |
ハイシーズン(H) | 1月1日〜1月9日 3月11日〜3月31日 4月27日〜5月8日 8月4日〜8月20日 12月28日〜12月31日 |
1月1日~1月10日 3月8日~4月3日 4月25日~5月6日 8月2日~8月18日 12月26日~12月31日 |
1月1日~1月8日 3月14日~3月31日 |
早割を活用する
ポイントを最安で効率的に貯めるためには早割り航空券の活用が非常に有効です。
早期予約割引(早割)は予約と購入を早めに行うことで、通常運賃よりも大幅に安価に航空券を購入できる制度です。
早割を利用することで同じフライトマイルを獲得しつつ費用を大幅に削減できるので、長距離国内線や国際線の予約においては効果的な方法といえるでしょう。
低コストで航空券を用意できればSFC修行の費用対効果を高められます。
「ANA SUPER VALUE~早割(早期割引)」の種別・予約期限・積算率・搭乗ポイントをまとめていますので、下記の表を参考にしてください。
割引種別(普通席) | 予約期限 | 運賃種別・積算率・搭乗ポイント |
ANA SUPER VALUE 75 | 搭乗日の75日前 | 運賃7(積算率75%)+ 搭乗ポイント0 |
ANA SUPER VALUE 55 | 搭乗日の55日前 | 運賃7(積算率75%)+ 搭乗ポイント0 |
ANA SUPER VALUE 45 | 搭乗日の45日前 | 運賃7(積算率75%)+ 搭乗ポイント0 |
ANA SUPER VALUE 28 | 搭乗日の28日前 | 運賃7(積算率75%)+ 搭乗ポイント0 |
ANA SUPER VALUE 21 | 搭乗日の21日前 | 運賃7(積算率75%)+ 搭乗ポイント0 |
ANA VALUE 7 | 搭乗日の7日前 | 運賃5(積算率75%)+ 搭乗ポイント400 |
ANA VALUE 3 | 搭乗日の3日前 | 運賃5(積算率75%)+ 搭乗ポイント400 |
ANA VALUE 1 | 搭乗日の1日前 | 運賃5(積算率75%)+ 搭乗ポイント400 |
また、プレミアムクラスの「ANA SUPER VALUE PREMIUM」の種別・予約期限・積算率・搭乗ポイントは以下の通りです。
割引種別(プレミアムクラス) | 予約期限 | 運賃種別・積算率・搭乗ポイント |
ANA SUPER VALUE PREMIUM 28 | 搭乗日の28日前 | 運賃2(積算率125%)+ 搭乗ポイント400 |
ANA SUPER VALUE PREMIUM 3 | 搭乗日の3日前 | 運賃2(積算率125%)+ 搭乗ポイント400 |
株主優待券を活用する
早割りやオフシーズンの利用以外にも株主優待券を使って効率よくポイントを貯める方法もおすすめです。
株主優待券を利用すれば普通運賃から50%割引で航空券を購入でき、予約変更も可能なので旅行の計画が変更になっても柔軟に対応できます。
特にプレミアムクラスを使ってマイルを獲得したいときに株主優待券はお得です。
プレミアムクラスを利用する場合のマイル積算率は125%、普通席は75%で効率よくプレミアムポイントが貯められます。
航空券の価格が高騰している時期でも、株主優待券を利用すれば大きな割引を受けられます。
ANAマイルをSKYコインに変える
SKYコインでANA航空券を購入すればマイルを直接利用するよりもお得にフライト予約ができるケースもあります。
1マイルは最大1.5~1.7倍でSKYコインに交換できるため、結果的に少ない費用でプレミアムポイントが貯まる計算です。
下記にANAカードの種類別でのマイル数と、SKYコインへの交換倍率をまとめています。どのカードでどれくらいマイルを交換すればお得なのかチェックしてみてください。
【ANAゴールド・プレミアムカード:マイル数ごとの交換率】
交換マイル数 | 交換後コイン数 | 倍率 |
1〜9,999マイル | 1〜9,999コイン | 1倍 |
10,000マイル | 12,000コイン | 1.2倍 |
20,000マイル | 26,000コイン | 1.3倍 |
30,000マイル | 42,000コイン | 1.4倍 |
40,000マイル | 60,000コイン | 1.5倍 |
50,000マイル〜 200,000マイル |
80,000コイン〜 320,000コイン |
1.6倍 |
【ANAカード(ワイド・一般)AMCモバイルプラス会員:マイル数ごとの交換率】
交換マイル数 | 交換後コイン数 | 倍率 |
1〜9,999マイル | 1〜9,999コイン | 1倍 |
10,000マイル | 12,000コイン | 1.2倍 |
20,000マイル | 26,000コイン | 1.3倍 |
30,000マイル | 42,000コイン | 1.4倍 |
40,000マイル | 60,000コイン | 1.5倍 |
50,000マイル〜 200,000マイル |
75,000コイン〜 300,000コイン |
1.5倍 |
ポイントサイトを利用する
ポイントサイトを利用し、獲得したポイントをANAマイルに交換する方法もおすすめです。
ポイントサイトはオンラインショッピングやアンケートの回答、サービス登録などさまざまな方法でポイントを獲得できます。
獲得したポイントはマイルや電子マネー・現金にも交換できますが、利用するならANAマイルへの交換レートが高いサイトがおすすめです。
【ポイントをマイルに交換する例(ポイントタウンの場合)】 | |
マイル換算 |
|
マイル移行単位 |
|
移行上限、手数料 | 上限なし、手数料無料 |
- ポイントサイト「ハピタス」
- ポイントサイト「ちょびリッチ」
- ポイ活するなら「ポイントタウン」
SFC(スーパーフライヤーズカード)の特典はこんなにすごい!
ここからは、SFC(スーパーフライヤーズカード)の特典がいかに優れているか、改めて解説したいと思います。
SFC保有者の特典は次のようなものがあります。
上記の特典やサービスはANAダイヤモンドサービスメンバーやANAプラチナサービスメンバーといった上級会員資格だけが受けられるものです。
SFC保有者になればこれらを半永久的に利用できるため、大きな魅力といえます。
1.全世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが無料
SFC保有者は全世界にある1,000ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる特典が受けられます。
また、SFC保有者はスターアライアンスのゴールド会員資格も同時に取得できます。
そのため、スターアライアンスのゴールド会員やファーストクラス・ビジネスクラス利用者限定の高級ラウンジへの利用が可能になるのです。
空港ラウンジの利用は国際線旅行者にとって特に有益な特典であり、長時間のフライトの疲れを癒したり空き時間などで仕事もできるためおすすめです。
頻繁に国際線を利用する旅行者にとっては旅の質を向上させる重要な特典といえるでしょう。
2.座席クラスをアップグレードできるポイントがもらえる
SFC保有者は座席クラスをアップグレードできるポイントがもらえます。
アップグレードポイントとは、前年1月~12月のANAグループ運航便のプレミアムポイント数に応じて、プレミアムメンバーのお客様に付与される特別なポイントです。お座席のアップグレードやラウンジのご利用にご使用いただけますので、空の旅をより一層お楽しみいただけます。
SFC保有者にはフライトごとに貯まるプレミアムポイントに基づき、年間で一定量のアップグレードポイントが付与されます。
プレミアムポイントが一定数貯まれば、エコノミークラスからプレミアムクラス、ビジネスクラスやファーストクラスへのアップグレードが可能になるのです。
【アップグレードポイントの使用方法】
項目 | 内容 |
ANAアップグレードシート特典 |
|
ラウンジの利用 |
|
アップグレードポイントからANA SKY コインへの交換 |
|
アップグレードポイントは、国内線だけでなく国際線においても使用できるため、フライトをより快適なものに変えられます。
SFC保有者の特典のアップグレードポイントは、空の旅の質を高めるための「価値の高い特典」といえるでしょう。
参考:ANA公式サイト「アップグレードポイントでご利用いただけるサービス」
3.キャンセル待ちが優先的になる
SFC保有者は満席のフライトでも、キャンセルが出たら優先的に案内してもらえます。
ご希望の便が満席の場合でも、空席待ち予約を優先して承ります。
突然のご予定の変更や急なご出張など、時間を有効に使いたい時に、ぜひご活用ください。— 出典:ANA公式サイト「優先予約」
ANAのフライトは特に繁忙期や人気のルートで満席になることが多々あります。
特定の会員ステータスを持つ乗客だけに優先的に席が提供されるのは、SFC保有者ならではのメリットといえるでしょう。
SFC保有者なら「せっかく休暇が取れたのに満席で飛行機に乗れない」といったことも少なくなり、繁忙期や人気路線の利用時でも特典が受けられます。
参考:ANA公式サイト「優先予約 ご予約時の空席待ちの優先」
4.国内線の先行予約
SFC保有者は本会員、家族会員、同行者を対象にANA国内線の先行予約ができます。
先行予約ができれば希望する日時や席も確保しやすくなり、計画的な旅行が可能になるでしょう。
繁忙期や人気の高い路線では予約開始直後に席が埋まってしまう可能性がありますが、先行予約をしておけば競争率の高いフライトでも確実に席を確保できる可能性が高いです。
また、年末年始やゴールデンウィーク期間は旅行や帰省で航空券の需要が高まるため、先行予約が特に有効です。
SFC保有者は一般公開前に予約が可能になるため、旅行の計画をより確実に立てられるでしょう。
参考:ANA公式サイト「プレミアムメンバーサービス 国内線の先行予約」
5.あらゆる手続きが優先的になる
SFC保有者になるとチェックイン・搭乗・手荷物受取など、空港でのあらゆる手続きを優先的に案内してくれます。
ANAグループ便、およびスター アライアンス加盟航空会社便をご利用の際、国内線および国際線全路線において、ご搭乗クラスにかかわらず、プレミアムメンバーのお客様を優先して機内にご案内いたします。
— 出典:ANA公式サイト「優先搭乗のご案内」
SFC保有者は専用のチェックインカウンターを利用できるため長い列に並ぶ必要がなく、チェックイン手続きもスムーズです。
搭乗時もSFC保有者は優先的に搭乗が可能なため希望の荷物置き場に手荷物を収納できますし、到着時には手荷物が優先的にベルトコンベアに乗せられるため荷物の受け取りも早くなります。
SFC修行に使えるクレジットカードの選び方
SFC修行に使えるクレジットカードを選ぶ場合は、次のポイントに注意しましょう。
マイルを貯められるクレジットカードはいくつかありますが、ANAマイレージクラブ提携のクレジットカードなら日常のショッピングや公共料金の支払いでも効率良くマイルを貯められます。
SFC修行においてクレジットカードを選ぶ際は、年会費・マイル還元率・入会キャンペーンなどを総合的に比較検討する必要があります。
ゴールドカードやプレミアムカードなど、ランクに応じたカードごとの年会費と提供される特典のバランスも見極めましょう。
マイルが貯まりやすく、特典が多いカードを選ぶ
SFC修行する際はマイルが貯まりやすく、特典が多いカードを選ぶのがおすすめです。
一般カードでもANAカードやANAと提携しているカードであればマイルを貯めるのに特化しているため、効率よく貯めることができます。
なお、ゴールドランク以上のカードであれば特典のマイル数やマイル還元率がアップするため、よりお得にマイルを貯められます。
年会費がかかるゴールドカードも多いですが、年会費を払っても次の特典と相殺できれば結果的にお得です。
- 入会キャンペーンによるキャッシュバックやポイント還元
- マイル還元率の優遇サービス
- 航空券購入時のボーナスマイル
- フライトボーナスマイル
入会キャンペーンを利用すればスタートダッシュとして大量のボーナスマイルを手に入れられるため、SFC修行をより効率的に進められるでしょう。
SFC修行に最適なクレジットカードを選ぶ際は「どのシーンでカードを頻繁に使うか?」「よく使うシーンでマイルが貯まるか?」などを見極めて、もっともお得なカードを選ぶのがおすすめです。
【例:ANA JCBカードの比較】
SFCはANAの上級会員|ANAでお得になるクレジットカードを選ぶ
SFC(スーパーフライヤーズカード)を最大限に活用するためにはANAでお得になるクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
SFCはANAプラチナ会員資格を達成した人が作れる上級会員カードです。
SFC保有者は家族カードも発行できるため家族も上級会員サービスを受けられます。
ANAでお得になるクレジットカードなら空港ラウンジの利用や荷物の優先取扱い、優先チェックインなど便利な特典が付帯します。
高い年会費が発生するクレジットカードには大きな特典がつきますが、SFC修行をする際は「ANAの特典」だけを考えてもっともお得なカードを選びましょう。
SFCに切り替えられるANAカードを選ぶ
SFCを効果的に活用するためにはANAプラチナ会員資格取得後、スムーズにSFC機能を付帯できるクレジットカードがいいでしょう。
特に、「ANA JCBカード」や「ANA JCBワイドゴールドカード」はコストパフォーマンスと特典のバランスで優れていると評判です。
SFC入会資格を獲得したあと、どのクレジットカードにSFC機能を付帯させるかは大切なポイントです。
SFC切替時のルールは覚えておこう
SFC切替時の特定のルールや条件をあらかじめ覚えておくことも大切なポイントです。
SFC機能を付帯させる際、カードブランドの切替は自由ですが「SFCの付帯は1人1枚のみ」という制限があります。
また、ANAカードからSFCに切り替える際は以下のように年会費や審査などの条件があります。
切替前カード | SFCカードの種類 | 審査 | カード番号の変更 | 年会費の支払い |
ANA一般カード ANAワイドカード |
SFC一般カード | なし | なし | なし |
ANA一般カード ANAワイドカード |
SFCゴールドカード | あり | あり | あり |
ANAワイドゴールド 他ANAゴールドカード |
SFCゴールドカード | なし | なし | なし |
SFC一般カード | SFCゴールドカード | あり | あり | あり |
特定のカードへの切り替え時にはANAスーパーフライヤーズカード年会費などが改めて請求されることを覚えておきましょう。
ちなみに、「一般カードから一般カードへ」または「ゴールドカードからゴールドカードへ」の切り替え時には審査がなく、カード番号の変更もありません。
また、SFC保有者は家族カードを発行することで家族もANAの上級会員のサービスを受けられます。
なお、SFC付帯するカードへ切り替えるときは次のポイントにも注意しましょう。
- 家族カードの発行条件
- プレミアムポイントの積算方法
- カードブランドの選択
- カードの変更や解約時の注意点
参考:ANA公式サイト「同じブランドの上位クラスのスーパーフライヤーズカードへの切り替えについて」
SFC修行におすすめのクレジットカード7選
SFC修行に最適なクレジットカードを選択する際は、マイル還元率が高く、航空券購入や日常のショッピングでのメリットが多いカードを優先的に選びましょう。
ここでは、SFC修行におすすめのクレジットカード7選を紹介します。
SFC修行では必要なマイルを効率良く獲得することが早めにポイントを稼ぐコツなので、利用金額に対して多くのマイルが還元されるカードがお得です。
自分のライフスタイルや利用頻度、目指すSFCの条件を考慮して自分に合った1枚を見極めましょう。
ANA JCBワイドゴールドカード
1.0~1.6%の基本マイル還元率を実現でき、フライトボーナスマイルも高め。SFCを目指す人にもおすすめ。
- マイラー
- 海外
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
15,400円 | 15,400円 | 1.00%~2.0% |
ANA JCBワイドゴールドカードは日常のお買い物で貯まるOki Dokiポイントを1P=10マイルに移行できるので効率よくANAマイルを貯めることができます。
Oki Dokiポイントは毎月の利用合計金額1,000円(税込)ごとに1ポイント貯まり、マイルへの移行手数料も無料なので無駄がありません。
また、通常のフライトマイルに加えて搭乗ごとに25%のボーナスマイルと、入会時のみならず継続時にも2,000マイルがもらえるのでSFC修行におすすめのカードです。
【ANA JCBワイドゴールドカードの概要】 | |
年会費 | 15,400円(税込) |
申込資格 | 20歳以上(学生不可)でご本人に安定継続収入のある方※1※2 |
搭乗ボーナスマイル | 25% |
貯まるポイント | Oki Dokiポイント |
交換可能マイル | ANAマイル |
追加カード | ETCカード、家族カード、ANA QUICPay+nanaco、PiTaPa |
電子マネー機能 | 楽天Edy、QUICPay |
※1 18歳以上の学生の方は「ANA JCBカード<学生用>」、「ソラチカ一般カード」をお申し込みください。
※2 日本国内の金融機関に個人口座をお持ちの方に発行します。
参考:ANA JCBカード公式サイト
監修者のコメント |
ファイナンシャルプランナー/CFP認定者 水野 崇 ANAの上級会員であるスーパーフライヤーズカード(SFC)を目指すには、フライトでマイルを貯めるのが近道ですので、ANAグループ便の搭乗時にボーナスマイルが獲得できる「ANAワイドゴールドカード」がおすすめです。 私もSFC会員になって20年以上になりますが、ANAグループのいろいろなメリットを享受してきました。航空会社の上級会員向けサービスは満足度が高いと感じますので、旅行好きな方であればSFC修行にトライしてみるのも良いでしょう。 |
楽天ANAマイレージクラブカード
圧倒的人気の楽天カードにANAマイレージクラブカードの機能が付帯。マイラー向けにアレンジされた一枚。
- 節約
- 電子マネー◎
- 買い物
- 初めて
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
0円 | 550円 | 1.00~3.00% |
楽天ANAマイレージクラブカードは「楽天カード」「楽天Edy」「楽天ポイントカード」「ANAマイレージクラブ」の4つの機能が1枚にまとまったカードです。
カードを利用した際にもらえるポイントを「ANAマイルコース」「楽天ポイントコース」の2つのコースから選択できます。
- ANAマイルコース → 200円につき1マイル(還元率0.5%)
- 楽天ポイントコース → 100円につき1ポイント(還元率1.0%)
なお、楽天ポイントからANAマイルに移行することも可能ですが、交換できないポイントや移行完了までに3~4週間かかるのでマイル目当ての方は「ANAマイルコース」を選択しましょう。
また、ANAの国内線搭乗手続きをパスできる「スキップサービス」やANAカードの一部機能も利用できますが、発行元が「楽天カード」なのでボーナスマイルがもらえないことには注意が必要です。
【楽天ANAマイレージクラブカードの概要】 | |
年会費 | 初年度無料 2年目以降は年1回のご利用で550円(税込)が無料になります。 |
申込資格 | 18歳以上の国内在住の方 |
搭乗ボーナスマイル | なし |
貯まるポイント | 楽天ポイント |
交換可能マイル | ANAマイル |
追加カード | ETCカード、家族カード |
電子マネー機能 | 楽天Edy |
参考:楽天カードコラム みんなのマネ活「楽天ANAマイレージクラブカードのメリットとは!?楽天カードとの違いについてもわかりやすく解説」
ANA JCBカード
ショッピングや楽天Edyの利用でマイルが貯まるANA提携の一般カード。
- 買い物
- 電子マネー
- マイラー
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
無料 | 2,200円(税込) | 0.5% |
ANA JCBカードも日常のお買い物で貯まるOki DokiポイントをANAマイルに移行できるので効率よくマイルを貯められます。
ANA JCBワイドゴールドカードと異なる点は1Pで移行するマイルのレートを選べることと、レートによって移行手数料が発生することです。
対象カード | 移行レート | マイル移行手数料 |
ANA JCBカード | 1ポイント=10マイル | 5,500円(年間/税込)※ |
1ポイント=5マイル | 無料 | |
ANA JCBワイドゴールドカード | 1ポイント=10マイル | 無料 |
※ マイル移行手数料は、毎年4月1日~翌年3月31日の間に1度でもマイル移行がされた場合に請求します。(マイル移行がなかった場合は請求しません。)また、初回自動移行の翌々月10日(金融機関休業日の場合は翌営業日)に指定の口座より自動振り替えします。
また、ボーナスマイルや入会・継続時にもらえるマイルも少ないですが、年会費が初年度無料で18歳以上から申し込み可能なので「ゴールドカードは少しハードルが高い」という方におすすめです。
【ANA JCBカードの概要】 | |
年会費 | 2,200円(税込)※初年度無料 |
申込資格 | 18歳以上(学生不可)でご本人または配偶者に安定継続収入のある方※1※2 |
搭乗ボーナスマイル | 10% |
貯まるポイント | Oki Dokiポイント |
交換可能マイル | ANAマイル |
追加カード | ETCカード、家族カード、ANA QUICPay+nanaco、PiTaPa |
電子マネー機能 | 楽天Edy、QUICPay |
※1 18歳以上の学生の方は「ANA JCBカード<学生用>」、「ソラチカ一般カード」をお申し込みください。
※2 日本国内の金融機関に個人口座をお持ちの方に発行します。
参考:ANA JCBカード公式サイト
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
強力なフライトボーナスマイル(25%)、常時1.0%のANAマイル還元率を誇るアメックス提携ゴールドカード。
- マイラー
- 海外
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
34,100円 | 34,100円 | 0.50~3.00% | - |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、利用ごとにマイルを貯められ、ANAグループの利用でポイントが2倍になるメリットが魅力です。
貯まったポイントの有効期限は無期限のため、マイルへの移行を急がず計画的にSFC修行が行えます。
入会時に2,000マイル、そして毎年のカード継続ごとに2,000マイルがプレゼントされるのもANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのメリットといえるでしょう。
年会費は34,100円ですが、SFC修行を計画的かつ効率的に実行するには、十分に価値があるカードといえます。
【ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの概要】 | |
年会費 | 34,100円(税込) |
申込資格 | 原則20歳以上で、本人に安定継続した収入があること |
搭乗ボーナスマイル | 25% |
貯まるポイント | メンバーシップリワードポイント |
交換可能マイル | ANAマイル |
追加カード | 家族カード・ETC |
電子マネー機能 | 楽天Edy |
ANAダイナースカード
ANAダイナースカードは、普段のショッピングでの利用からANAのフライトまで、どんなシーンでもマイルを貯めやすいクレジットカードです。
貯まったポイントには有効期限がないため、長期間にわたってじっくりとマイルを貯められます。
貯めたポイントは1ポイント=1マイルでANAマイルへの移行が可能で、年間の移行上限や移行手数料もないため、大量のマイル獲得に適しています。家族カードやETCカード利用分のポイントも合算可能です。
ANAダイナースカードは、カードのご利用枠に一律の制限を設けていないため、リフォームや海外旅行などの高額な決済でもポイントが大きく貯まり、マイルに移行できます。
年会費29,700円は、特典を考えるとSFC修行だけでなく、日常使いでも十分に価値があるといえるでしょう。
【ANAダイナースカードの概要】 | |
年会費 | 29,700円(税込) |
申込資格 | ANAダイナースの審査基準を満たすこと |
搭乗ボーナスマイル | 25% |
貯まるポイント | ダイナースクラブ リワードポイント |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル、スカイマイル、マイレージプラス |
追加カード | ETCカード、家族カード |
電子マネー機能 | - |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード
ANA VISAプラチナ プレミアムカードは、SFC修行で使える最上位クレジットカードです。最大1.8%のマイル還元率があり、ANAの航空券購入時にはさらにマイルが加算されます。
家族会員も無料でプライオリティパスが申し込め、世界中の900か所以上の空港ラウンジが利用できるのも、ANA VISAプラチナ プレミアムカードならではの特典です。
レストランの予約や旅行などでコンシェルジュサービスも使えますので、非常にステータス性が高いカードといえるでしょう。
ANA VISAプラチナ プレミアムカードは、年会費が「88,000円」と高めです。しかし、高いマイル還元率とプラチナカードならではの優れたサービスを考えると、年会費を払っても元が取れる価値の高いカードといえます。
【ANA VISAプラチナ プレミアムカードの概要】 | |
年会費 | 88,000円(税込) |
申込資格 | 原則満20歳以上で本人に安定継続した収入があること |
搭乗ボーナスマイル | 50% |
貯まるポイント | Vポイント |
交換可能マイル | ANAマイル |
追加カード | ETCカード、家族カード |
電子マネー機能 | iD、楽天Edy |
参考:三井住友カード公式サイト
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、ANA航空券やANAグループ旅行商品の購入で、100円あたり最大4.5%の高還元率を得られるため、SFC修行にもおすすめです。
ポイントの有効期限がなく、年間の移行ポイント数にも制限がないため、大量のポイントを貯めていつでもマイルへの移行が可能です。
- ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの入会時に10,000ボーナスマイル進呈
- 次年度以降継続の度に10,000ボーナスマイル進呈
- 通常のフライトマイルに加えて搭乗ボーナスマイル(区間基本マイレージxクラス・運賃倍率x50%)を進呈
年会費165,000円に見合うだけの価値があるかどうかは、これらの特典をどれだけ利用できるかによって大きく変わります。
頻繁に飛行機を利用し、ビジネスでもクレジットカードをよく使う方に向いているカードといえるでしょう
【ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアムカードの概要】 | |
年会費 | 165,000円(税込) |
申込資格 | 所定の審査基準を満たすこと |
搭乗ボーナスマイル | 50% |
貯まるポイント | メンバーシップリワードポイント |
交換可能マイル | ANAマイル |
追加カード | ETCカード、家族カード |
電子マネー機能 | 楽天Edy |
クレジットカード以外ならANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETがおすすめ
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETはソニー銀行のキャッシュカードとVISAデビットカード、ANAマイレージのカードが一体となったカードです。
例えば外貨両替をした場合、1USドルあたり3円程度の為替コストがかかるのに対し、ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETであれば4~15銭程度と圧倒的に安く利用できるのが特徴です。
クレジットカードを持ちたくない、もしくはこれ以上増やしたくないような方は、デビット機能を兼ね備えたANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETを使ってSFC修行をしてみるのはいかがでしょうか?
参考:ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET公式サイト
SFC修行でよくある質問
最後に、SFC修行でよくある質問をまとめてみました。
SFC修行って結局無駄ですか?
SFC修行が「無駄」かどうかは個々の旅行スタイルと目的によります。頻繁に飛行機を利用する人やビジネスで移動する人にとっては、SFC修行は有益な投資といえるでしょう。
一方、頻繁に飛行機を利用しない人にとっては飛行機代のコストや労力を考えると、SFC修行は無駄になるのかもしれません。
SFC修行を始めるときは自分の旅行スタイルと目的をよく考えて、計画を立てましょう。
SFC修行に必要なフライト数は?
SFC修行に必要なフライト数は目的地やフライトの距離、搭乗クラスによって大きく変わります。
効率よくポイントを貯めるにはフライト数のほかにも、長距離フライトや上位クラスへの搭乗ができるように考えましょう。
単純計算ですが羽田-那覇間のフライトでプレミアムクラスに搭乗する場合、「SUPER VALUE PREMIUM28」だと9往復で50,000PPに到達します。
ANAのSFCが終了するって本当ですか?
現時点ではANAのSFCが終了する公式情報はありません。
ちなみに、ANAはスーパーフライヤーズカード(SFC)会員とプレミアムメンバーへのプラスチックのステイタスカード発行は終了となっています。
2024年度からは希望者のみへの発行になっていますので、今後細かな条件などは変更があるかもしれません。
SFC修行のまとめ
SFC修行はANA(全日本空輸)のスーパーフライヤーズカード(SFC)を目指す活動そのものを意味します。
SFCはANAの上級会員ステータスとしての特典を受けられますが、年間50,000プレミアムポイントが必要になるなど少々ハードルが高い点には注意が必要です。
ただ、オフシーズンの飛行機を利用したり株主優待券を使ったりするなど、効率よくポイントを集めるコツもあります。
今回の記事を参考に、自分のライフスタイルに合った方法で、できるだけ少ない費用でSFC修行ができる方法を考えてみてください。