「ミルク」から妄想
ミルク (2008) Milk
4月に映画『ミルク』を観た。
同性愛者の開放運動家だったハーヴェイ・ミルクは、サンフランシスコ市会議員に当選するとマスコーニ市長と共に、同性愛者だけでなくマイノリティ全般の差別撤廃に奔走し、さまざまなマイノリティからの支持を得るけれども…。
実在したハーヴェイ・ミルクの晩年を映画化。
この映画の監督ガス・ヴァン・サントは、今時の流行の若く痩せたいけめん白人男の見た目に魅力を感じないと良さのほとんどが消し飛ぶようなタイプの映画ばかりを撮ってきた。(リメイク版『サイコ』以外)
ガスの映画では、いつもいつも同じタイプの男ばかり舐めるように撮っているから、そういう好みなのだと簡単に想像がつく。
好きなのは別に構わないけど、しつこいよ。
ただ、その好みを延々と続けることができるのは、それが今の時代の流行に沿った「美青年」の定義と一致しているからなんでしょう。
自身の同性愛というマイノリティ性を作家性としてうまく生かしながら、その男性同性愛の男の好みはマジョリティ寄り。
これまでの映画は、その点が毎度毎度カンに触ってた。(リメイク版『サイコ』以外)
でも、『ミルク』は、そんな男の好みを前面に出していなかった。
そのせいか、特にそれほど不快なところはなかった。
男の好みアピールがないのは、イマドキの流行の見た目がまだ存在しない時代を描いているのだから、当たり前といえば当たり前だね。
「過去のガスの映画では同性愛要素は気にならなかったけれど『ミルク』のそれは気持ち悪かった」といった感じの意見を、ネット上で何回か目にした。
ミルクがすぐ男に手を出すという点を理由にしているけど、以前のガス映画もすぐに手を出すし。
好みの性愛対象にすぐアプローチするのは、同性愛異性愛を問わず、映画の中では珍しくもない。
惚れたのくっついたのの経緯がテーマの映画じゃないなら、そこを丁寧に描いて話を停滞させたりするのは時間の無駄。
とっとと意気投合してちちくりあうもんです。そんなもんです。
過去のガス映画の同性愛は良くて『ミルク』は気持ち悪いというのは、過去の映画の同性愛要素は美青年のイマドキの定義に沿っていたから気にならなくて、『ミルク』はそうではないということから来ているような気がする。
『ミルク』は、観やすく飽きさせないようにうまく作ってあると思った。
まあ、ミルクのことを知らなかったかた、特に同性愛者差別という問題を考えることをなんとなく敬遠していたかたが興味を持つきっかけとしてはいいんじゃないだろうか。
でも音楽が合わなかった
観る前は、描かれる内容には以前のドキュメンタリー版『ハーヴェイ・ミルク』などで描かれている情報以上のものはないだろうなと予想していた。
まあ、たいして予想が外れたわけでもない。
今回の『ミルク』には、ただ感動して泣かされるような描写を期待してた。
脊髄反射的に泣く映画が良い映画というわけじゃないけどね、別に嫌いじゃない。
「泣ける映画」は、音で泣かされる。
『マリと子犬の物語』での、地震によって壊滅状態の被災地。
家屋の下敷きになった老爺と幼女を救ったのは、子犬を産んだばかりの犬マリだった。
老爺と幼女は、救援にやってきた自衛隊のヘリに助けられるものの、置き去りにされるマリと子犬たち。ヘリの中から幼女が絶叫する。
「マァァァァァリィィィィィィィー!」
ああいう声、ああいう音、あざといよねえ。
あざといけど、嫌いなわけでもない。むしろ好き。
『めぐりあう時間たち』の「花を買いに行くわ」とヴァージニア入水の時の音楽、『モンスター』の観覧車シーンと「勝手にほざけよ」の時の音楽は、もう、たまらないです。
劇伴音楽で盛り上げて感情を刺激するのも、よくある手。当たり前の手。
そもそも、映画に音楽をつけるようになったのは、そのためなんだし。
でも、『ミルク』には、なんだか、乗れなかった。
決して悪い映画じゃない。よく出来た映画だとは思う。
でも、乗れない。ただ、淡々と観ていた。
音楽が、好みに合わない。
決して耳障りで嫌だったわけではないけれど、曲自体もアレンジも、ピンくるところがない。
音楽のことは、どこがどうと、言葉では表現しにくいね。
音楽理論的に説明がつくのかもしれないけど理論は知らないし、単に好みの問題と把握しています。
『ミルク』劇伴音楽の作曲は、ダニー・エルフマン。
そういえば、過去の他の映画の曲も、あまり乗れなかった。
他の作曲家の作品にはお気に入りスコアがけっこうあるのに、ダニー・エルフマンには好きなものが殆どない。
現在活躍中の映画音楽作曲家の何名かを対象に、自分の好みを羅列してみる。
(観た映画のみ)
ジェームズ・ニュートン・ハワードの楽曲 <特に好き> プロミスト・ランド/青春の絆 ドリームキャッチャー ヴィレッジ ザ・インタープリター キング・コング(2005) フリーダムランド ブラッド・ダイヤモンド レディ・イン・ザ・ウォーター ウォーター・ホース <まあまあ> フラットライナーズ サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方 フォーリング・ダウン 生きてこそ ディアボロス/悪魔の扉 シックス・センス ダイナソー アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 アイ・アム・レジェンド ハプニング ディファイアンス お買いもの中毒な私!
マーク・アイシャムの楽曲 <特に好き> ネバー・クライ・ウルフ ハーヴェイ・ミルク ネル リトルマン・テイト クラッシュ スタンドアップ フリーダム・ライターズ 帰らない日々 リリィ、はちみつ色の秘密 <まあまあ> ヒッチャー 二十日鼠と人間 ホーム・フォー・ザ・ホリデイ マジェスティック イン・ハー・シューズ ボビー ブラック・ダリア 南極物語 ミスト 告発のとき
レイチェル・ポートマンの楽曲 <特に好き> マイ・ルーム サイダーハウス・ルール ショコラ モナリザ・スマイル 白いカラス きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏 ミス・ポター ある公爵夫人の生涯 <まあまあ> ケロッグ博士 クライシス・オブ・アメリカ イルマーレ
ダニー・エルフマンの楽曲 <特に好き> PLANET OF THE APES/猿の惑星 <まあまあ> フォービデン・ゾーン ウィズダム/夢のかけら ミッドナイト・ラン ビートルジュース バットマン シザーハンズ バットマン・リターンズ ジャック・サマースビー ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 黙秘 誘う女 さまよう魂たち マーズ・アタック! メン・イン・ブラック ハーモニーベイの夜明け メン・イン・ブラック2 スパイダーマン ビッグ・フィッシュ ハルク スパイダーマン2 チャーリーとチョコレート工場 ティム・バートンのコープスブライド ナチョ・リブレ 覆面の神様 スパイダーマン3 シャーロットのおくりもの ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー ウォンテッド
"好き"の割合。
ジェームズ・ニュートン・ハワード 42.85%
マーク・アイシャム 47.36%
レイチェル・ポートマン 72.72%
ダニー・エルフマン 4.00%
ダニー・エルフマン、好きな率が低すぎ。
それで、何を言いたかったかと言うと、自分の好みに合わないってことだけなんですがね。
『ミルク』、せめて音楽が好みなら、ハマれたのにな。
音楽で観たい
ジミー・ソマーヴィルという、オープンリー・ゲイのシンガーがいる。
ジミーの曲を聴いていて最近、ふと映画『ミルク』を思い出した。
ちょうどいい解説が書かれているところがあったので引用。
Queer Musicians
ジミー・ソマーヴィルJimmy Somerville1961年6月22日、イギリスのグラスゴー生まれ。ファルセット中心のヴォーカル・スタイルを大きな特徴とする、オープンリー・ゲイのアーティスト。リベラル派の人権活動家としても知られている。
1984年に、エレクトロ・ポップ・トリオ、ブロンスキ・ビートのヴォーカリストとしてデビュー。残りの2人のメンバー、スティーヴ・ブロンスキとラリー・スタインバチェックも、オープンリー・ゲイである。
彼らのデビュー・シングル「Smalltown Boy」は、ゲイであることを受け入れてくれない両親のもとから離別していく少年の悲哀と孤独を歌った曲だった。また「Smalltown Boy」のヴィデオ・クリップでは、アンチ・ゲイの青年たちによるゲイ狩りの残忍な姿も真向から描かれ、今日の視点で見ても充分衝撃的な作品である。
ブロンスキ・ビート以前にも、オープンリー・ゲイのアーティストによる、ゲイのセクシャリティの諸問題をテーマとしたポップ・ソングは存在していた。しかし、幅広く大衆に受け入れられたとは言えず、アンダーグラウンドに留まっていたのが現実だった。ところが、「Smalltown Boy」は全英のヒット・チャートで最高3位を記録する大ヒット曲となり、メインストリームで成功を収めた初のゲイ・ポップ・ソングとなった。
2nd シングル「Why?」は、完全にアンチ・ゲイを糾弾する内容を持った作品で、これも全英最高6位の大ヒット曲となった。その年の終わりには、1st アルバム『The Age Of Consent』をリリース。そのタイトルは、たとえ相互の同意に基づいていても21歳以下の同性とのセックスは禁止するという、当時の英国の法律を批判したものだった。
この『The Age Of Consent』からは、「Ain't Necessarily So」が彼らの3rd シングルとしてカットされた。この曲は、アメリカのシンフォニック・ジャズの作曲家、ジョージ・ガーシュウィンのオペラ『ポーギーとべス』の中で歌われている曲のカヴァー。シングル向きのキャッチーな曲ではないのだが、人種差別主義批判の文脈において聖書の内容に疑問を呈するこの曲を、ブロンスキ・ビートは、アンチ・ゲイを批判する文脈に巧みに置き換え、これを全英最高14位のヒット曲とした。
さらに4th シングルとして、ドナ・サマーのヒット曲のメドレーであるアルバム収録曲「I Feel Love/Johnny Remember Me」を、さらに同じくドナ・サマーの「Love To Love You」の一節も加え、やはりオープンリー・ゲイのアーティストであるマーク・アーモンドとのデュエット曲として再レコーディング。ゲイ・アーティストの豪華共演となったこの曲は、「Smalltown Boy」と並ぶ全英最高3位の大ヒット曲となった。こうして、1984年から85年にかけて、オープンリー・ゲイのアーティストとしてはかつてない成功を収めたブロンスキ・ビートだったが、ジミーは1985年に早々とブロンスキ・ビートを脱退。そして、「Ain't Necessarily So」にゲスト参加していたミュージシャンのリチャード・コールと、ポップ・デュオのザ・コミュナーズを結成。同じ1985年に、アルバム『The Communards』をリリースして、ほとんどインターバルを開けずに新しい活動に移行した。
リチャード・コールは、もともとはクラシック音楽をルーツに持つピアニストであり、コミュナーズの音楽は、そのリチャードのクラシカルな演奏スタイルと、ジミーのディスコ指向が融合したスタイルを持っていた。
コミュナーズの最大のヒット曲は、1st アルバムからのシングル「Don't Leave Me This Way」。この曲は、もともとはハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツのソウル・クラシックであるが、テルマ・ヒューストンのカヴァー・ヴァージョンも有名で、コミュナーズのヴァージョンは、テルマ・ヒューストンのヴァージョンを元にしている。コミュナーズの「Don't Leave Me This Way」は、全英ヒット・チャートの首位を4週連続でキープし、1986年のイギリスで最も多くの枚数を売り上げたシングルとなった。
また、1987年の2nd アルバム『Red』からは、「Never Can Say Goodbye」が全英最高4位のヒットとなっている。この曲はジャクソン5の1971年のヒット曲だが、コミュナーズが元にしたのは、グロリア・ゲイナーによる1974年のカヴァー・ヴァージョン。歌詞の中に登場する「girl」は、すべて「Boy」に置き換わっている。しかし、コミュナーズも1988年に解散。ジミーはソロ・アーティストとして活動していくこととなった。
1st ソロ・アルバムは、1989年の『Read My Lips』。このアルバムからは、シルヴェスターのカヴァー曲「You Make Me Feel (Mighty Real)」が全英最高5位の大ヒットとなっている。また、タイトル曲の「Read My Lips」のヴィデオ・クリップには、後にレズビアンであることをカミングアウトしたシネイド・オコナーがゲスト出演していた。
そして1991年、これまでのキャリアの集大成として『The Singles Collection 1984-1990』をリリースした後、ジミーは音楽活動を休止し、ゲイとしての自分の人生を見つめなおす内省的な作業に力を注いだ。この音楽活動休止期間中に、ジミーはヴァージニア・ウルフの小説を映画化した、サリー・ポッター監督作品『Orlando』に出演、俳優としてもデビューしている。ジミーが音楽活動に復帰したのは1995年。2nd アルバム『Dare To Love』をリリースした。タイトル曲の「Dare To Love」は、10代の少年を愛してしまった男の苦悩を描いた、ブルース風のバラード。このアルバムからは、オープニング曲の「Heartbeat」が全米のダンス・チャートで No.1ヒットとなったほか、イギリスのレゲエ・シンガー、スーザン・キャドガンのカヴァー曲「Hurts So Good」が全英最高15位を記録している。
『Dare To Love』以降、ジミーは次のアルバムのリリースまでに長いインターバルを置くようになり、3rd アルバムがリリースされたのは、『Dare To Love』から実に4年後の、1999年。レコード会社をロンドン・レコードからグート・レコードに移籍して、『Manage The Damage』をリリースした。これまでのジミーのアルバムは、ブロンスキ・ビートやコミュナーズ時代も含め、必ずカヴァー曲が収録されていたのだが、この『Manage The Damage』は、全編がジミーのオリジナル曲で占められている。
翌2000年には、『Manage The Damage』からのシングル曲のリミックスとB面曲をアメリカの市場向けに編纂したコンピレーション盤『Root Beer』をリリース。その後、今度は5年というインターバルを置いて、2005年、待望の4th アルバム『Home Again』がリリースされた。
この『Home Again』には、前年のうちに先行リリースされていた2枚のシングル「It's So Good」「Come On」が収録されているほか、「Ain't No Mountain High Enough」が新たにシングル・カットされた。この曲は、オリジナルはマーヴィン・ゲイ&タミー・テレルによるモータウンのクラシックだが、ゲイ・アンセムの代表曲「君の瞳に恋してる」で有名なボーイズ・タウン・ギャングもこれをカヴァーしており、ジミーはそちらのヴァージョンにインスパイアされている。
とてもよくまとまっている紹介記事だと思います。
他に追記することは、英国のゲイドラマ「Queer As Folk」(観たことない)への楽曲提供とか、カバー曲「 I Love The Nightlife」、「Never Can Say Goodbye」、「You Make Me Feel (Mighty Real)」、「Can't Take My Eyes Off (of) You」はどれも、ゲイに人気が高い曲だってことくらいかな。
アバの楽曲を全面的に使ったミュージカル『マンマ・ミーア』みたいに、ブロンスキ・ビート、コミュナーズ、ジミー・ソマーヴィルの曲を使って、『ミルク』をミュージカルとして構成したらいいと思った。
両親に疎外された車椅子のゲイの青年の場面で、「Smalltown Boy」。
But the answers you seek will never be found at home
でも 君が見つける答は その家では決して見つからない
The love that you need will never be found at home
君に必要な愛は その家では決して見つからない
Run away turn away run away turn away run away
逃げろ 振り払って 逃げろ 振り切って 逃げろ
ホモフォビア全開のアニタ・ブライアントに対して、「Why?」。
You in your false securities
あなたは間違ったものに守られている
Tear up my life, Condemning me
あたしの生活を台無しにして あたしを責め苛んで
Name me an illness, Call me a sin
あたしを病気呼ばわりして 罪だと決めつけて
Never feel guilty, Never give in
それを決して悪いと思わず 決して譲らないのよね
Tell me why Tell me why
あんた何様? 答えなさいよ
Tell me why Tell me why
なんなの ばかなの しぬの
ミルクとジャックとの幸せな時期には「There's More To Love Than Boy Meets Girl」。
少年が誰でも経験する甘酸っぱい青春、男にとっての永遠の思い出。
そんなふうに語られる、"Boy Meets Girl"という言葉が嫌いです。
異性愛中心主義で、Aセクシュアルは眼中になく、あくまでも"Boy"が主体の男優位主義。
そもそもわざわざ"Meet"するってことは、それまでBoyとGirlは分断されていたってこと。
ホモソーシャル規範にどっぷり浸かっていたんでしょうね。
この歌は、それに対して
There's more to love than boy meets girl
ここには"Boy Meets Girl"以上の愛があるんだよ〜
ってね。
どさくさ紛れに異性愛中心主義に文句言っていてすてき。
選挙運動中は「Read My Lips」。
Finding cures is not the only solution
治療法を見つけることだけが解決策じゃない
And it's not a case of sinner absolution
犯罪者を許せっていう話じゃない
So we'll fight for love and with pride And we'll fight
だから私たちは愛と名誉のために闘い続ける
Standing together for the Right to live and die with dignity
尊厳を持って生き死ぬ権利のために共に立ち上がる
Read my lips and they will tell you
唇を読んで 何を言ってるか
Enough is enough is enough is enough
もうたくさんだ たくさんだ たくさんだ
当選パーティ場面は当然、「You Make Me Feel (Mighty Real)」でしょう。
実際の映画版でもオリジナルのシルヴェスター版の同曲が使われていたね。
ミルク殺害後に遺志を継いでいく追悼の場面には「For A Friend」かな。
Summer comes and I'd remember how we'd march
夏が来るよ どう歩けばいいか 僕らはきっと覚えてる
We'd march for love and pride, together arm in arm
愛と誇りのために 手を取り合って歩くよ
英語よくわかんないし聴いていても、曲の乗りの良さの勢いに乗って聴いていることが多く、つい歌詞を聴き流しちゃってたけど。
(勘違いの誤訳があったら、教えてください)
今ところどころ訳してみて、なんだかすごい露骨な歌詞ばかりだと、改めて思った。
露骨だから、ミルクにぴったり符号していくと思う。
赤いコミュナーズにちなんで、ロシア革命ミュージカルでもいいかも。
ジミー・ソマーヴィルの曲のミュージカル、観たいなあ。
- アーティスト: Jimmy Somerville,Bronski Beat,The Communards,Marc Almond,Sarah Jane Morris,June Miles Kingston
- 出版社/メーカー: Music Club Deluxe
- 発売日: 2009/06/15
- メディア: CD
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