(出典:フライトソリューションズの報道発表資料より)

【ニューストピックス~2月27日】タピオン 電子サイン機能拡充/ほか

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フライトソリューションズは2月27日、決済ソリューション「Tapion」において、新たにAMERICAN EXPRESSの電子サイン機能を追加したと発表した。2025年3月末に予定されているPINバイパス廃止を見据え、モバイル決済端末の需要増加に対応する。従来、タッチ決済で15,000円を超える場合は、接触ICもしくは電子サインによる本人認証が必要だったが、Tapionは市販スマートフォンを活用した電子サイン対応により、15,000円超のタッチ決済を可能にする。サービス開始時にはVisaおよびMastercardに対応しており、2025年2月よりAMERICAN EXPRESSも追加される。

(出典:PayPay銀行およびLINEヤフーの報道発表資料より)

【ニューストピックス~2月26日】ペイペイ銀 ラインで取引可に/ほか

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PayPay銀行およびLINEヤフーは2月26日、「LINE」アプリからワンタップでPayPay銀行のサービスにアクセスできる「LINE連携サービス」の提供を開始し、あわせて「LINE支店」を開設すると発表した。これにより、LINE上で3ステップの簡単な操作で口座を開設できるようになり、開設後は生体認証などを利用してワンタップでPayPay銀行にアクセスし、振込や残高確認を行うことが可能となる。さらに、取引に関する通知をLINEのトークでリアルタイムに受け取ることができるため、より便利で直感的な金融体験を実現する。同サービスは、2月26日よりLINE支店の新規口座開設者向けに提供が開始され、今後、既存のPayPay銀行口座を持つユーザーにも順次拡大される予定。

「プチギフト」のMDPがインバウンド向けクーポンを提供開始、JCBが新開発したキャンペーンシステムにも採用

デジタル(電子)クーポンの配信をコア事業として、システム開発から販売促進の企画提案、クリエイティブ制作などを手がけるエムディーピー(MDP)は12月20日、東京都内で記者発表会を開催し、新たに訪日外国人観光客(インバウンド)向けのデジタルクーポンサービスを提供開始すると発表した。インバウンドの増加に伴って巷で急増中の「IDが付かないレシート」の課題を、デジタルクーポンで解決する狙いだ。

【記者が体験】SAKULaLaの手ぶら決済を東武ストアで初体験、クレカを持たずにクレカ決済が可能に

東武鉄道と日立製作所は、今年4月から一部で提供開始した生体認証サービス「SAKULaLa(サクララ)」を9月以降、本格展開へと移行した。コンビニエンスストアや家電量販店、ショッピングモール、東京スカイツリー、鉄道などさまざまな業種で本格展開し、全国の100カ所以上に順次導入していく予定だが、東武グループの食品スーパーマーケットである東武ストアの一部店舗でも、9月以降に対応店舗が広がり始めた。あらかじめ指の静脈情報を登録しておくことで、決済やポイント獲得などを手ぶらで利用できるというSAKULaLaサービスを記者がさっそく体験してみた。

コラム

【電子決済ゆく年くる年】広がるタッチ決済乗車、QR乗車券、顔認証に対応した改札機も登場。「Pay鉄」活動に明け暮れた2024年

年の瀬に2024年の電子決済業界を振り返ってみると、「タッチ決済乗車(券)」の話題が多かったとの印象を持つ読者が多いかもしれない。電子決済マガジンの記者もまた、あちこちで公共交通機関の新しい乗車方法にトライする機会が増えた。