今どきのハッカソンはやっぱりアイディアも重要だと思う

mufgハッカソンに審査員で参加させていただいてるんですよ。

今回、審査員が豪華というか、増井さんがいるんで、技術面の目利きは頑張らなくても、彼がキャッチアップしてくれるだろうから楽だなと思ってるんですが、僕は僕なりに「今どきのハッカソンの落とし所」を考えているので、審査員で唯一ですが、アイディアソンから参加させていただきました。

時間ないので軽く箇条書き的に羅列する。

ぼくが思う今どきのハッカソン

いや、先日、とあるCTO飲み会ってのに参加してて話してたんですが、某社の超成功したスマホアプリが、apiサイドが今もASP2.0で動いてるそうなんですよね。

いや、なんか凄いなと。そうだよなぁjson返せればいいんだもんなぁ。それで本当に沢山の人をハッピーにさせてるなら官軍だよなぁ。

どうも、最近は技術サイドも頑張ってるみたいなのですが。

もし起業家のアイディアをそのまま表現できるプログラミング技術があったとして、スケーラビリティとセキュリティがAWSでもしも解決できたら、エンジニアって何の仕事が残るんだろうね、とか酔っ払いながら話してた。なんだかんだと開発者は必要だけど、今とスキル属性は違うだろうなぁと。

mufgアイディアソン、アイディア面白かったです。

で、ここからが重要。

プロが一目見て、資金決済法にひっかかるやんってアイディアがあったとします。いや、実際、沢山あるんです。（いや、それ自体が問題なのではなく、マネロンとか悪い人の存在が解決できないよね、というあたりですね。）

じゃあ、そこで諦めるか否かが鍵なわけです。

つまり、

１．既存の社会的制約をうまくハックできるような素敵な仕組みを作る

２．既存の社会的制約を壊したいと思うほど、素晴らしい実装（UX）を作る

多分、審査の落とし所はこの２つかなって思いました。もっと新しい視点に突き刺さる面白いのも期待してますけど。

３．既存の社会的制約も解決できない、素敵な実装でもない。

はアウトかなって思ってますし、mufgの人たちもがっかりしちゃうかなって思います。アイディアレベルでは、あ、ここが優勝かなってのが２つぐらいあったかな。でも実装できないと増井さんがOKださないから。

だから、頑張ってください！特に新人一年生部隊の人たち、がんばれ！