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新生児(生後0ヶ月)の赤ちゃんとのおでかけ
上の子がいる場合は?
上の子がいる場合、幼稚園や保育園への送迎や習い事の付き添いや送迎もあるでしょう。やはり2人目、3人目、それ以上となると、退院後マニュアル通りに家でゆっくり、とはなかなかいきません。
しかし新生児を連れての外出はできるだけ避けたいところです。パパや祖父母、ママ友、地域のファミリーサポートなどの助けをうまく借りることをおすすめします。
どうしても新生児を連れて外出する必要がある場合は、感染症や紫外線対策をしっかりして短時間で済ませるようにしましょう。
ママのおでかけは?
問題なく出産、退院しても、ママの体は完全には回復していません。3時間ごとの授乳や慣れない赤ちゃんのお世話で、寝不足が続いている時期でもあります。
赤ちゃんが寝ている間はママもなるべく横になって体を休めるようにして、買い物はパパや家族にお願いしたり、ネットスーパーなどを利用がおすすめです。
ただ家庭の事情などによっては、外出が必要になるケースもあるかと思います。その場合も近所に短時間でとどめ、体に負担のかからないようにしましょう。
生後1ヶ月、生後2ヶ月の赤ちゃんとのおでかけ
近所に数分程度のお散歩からスタート
1ヶ月健診で特に問題がなければ、少しずつ外出してもOKになります。ですが生後1、2ヶ月のうちはあくまでも家の中での生活が基本です。まずは、1日数分程度の散歩からスタートしましょう。
なるべく気温差が少ない時間帯に外出し、散歩をする時間や距離を少しずつ延ばしていくと、外出にもだんだん慣れていきますよ。
おすすめおでかけスポット
●近所の公園やスーパー
この時期はまだ抵抗力も低いので、外出が可能になってからも近所での短時間のおでかけが基本になります。
お天気の良い日は公園に連れて行ってあげると外気浴もできますし、日光を浴びると赤ちゃんの生活リズムも身に付いてきます。近くのスーパーまで買い物ついでにお散歩するのもいいですね。ただし、混雑する時間帯は避けるようにしましょう。
持ち物
近所へのお散歩でも常に母子手帳と保険証、医療証を持参するようにしましょう。
他にはママの財布や携帯電話、日よけ用の帽子やタオルケット、ウェットティッシュなどがあれば大丈夫です。お散歩前には授乳やおむつ替えをしてから行くと安心ですよ。
注意点
この時期の赤ちゃんはまだ体も小さく首もすわっていません。赤ちゃんの体の負担にならないようにベビーカーや抱っこひもの長時間の使用はなるべく避けましょう。
またママ一人では、まだ赤ちゃんとのおでかけが不安という場合は、パパや他の家族と一緒に外出をすると安心です。
生後3ヶ月、生後4ヶ月の赤ちゃんとのおでかけ
おすすめおでかけスポット
●子ども支援センター・児童館
子ども支援センターや児童館には、ねんねの時期の赤ちゃんも過ごせるようにベビーベッドやベビーメリーが置いてあるところも多いので、近所にあればおでかけしてみても良いでしょう。
赤ちゃんとの初めての生活に少し疲れてしまっても、同じ月齢の赤ちゃんがいるママとお話しできたり、保健師さんに相談もできるのでおすすめですよ。
●ベビールームのある施設
赤ちゃんが小さいうちのおでかけ先は、授乳やおむつ替えができるベビールームが設置されている百貨店や大型のショッピングモール、赤ちゃん専門店などが安心です。
●ベビーウェルカムの飲食店・キッズカフェ
最近ではベビーウェルカムの飲食店も多いので、家族やお友達とランチを楽しむこともできるようになります。座敷や小上がりの席があるところだと、赤ちゃんを寝かせてあげられるのでおすすめです。
持ち物
おでかけ時間が長くなったり、少し遠出も増えてくると持ち物も一気に増えてきます。以下のリストを参考に準備してみてくださいね。
《赤ちゃん連れの基本の持ち物》
・母子手帳・保険証・医療証
・おむつ(5,6枚あると安心です)
・お尻ふき
・おむつ替えシート
・おむつ処理袋(捨てられるところが多いですが、持ち帰る必要もあるので準備しましょう)
・着替え(うんちが漏れることがよくあります!)
・ミルク用品一式
・授乳ケープ
・ガーゼ、タオル
・ウェットティッシュ
・体温調整グッズ(上着やブランケットなど)
・お気に入りのおもちゃなど(途中でぐずった時のためにあると便利です)
この他にもママの荷物もあります。容量が大きく軽量なマザーズバッグがあるとおでかけも快適になりますよ。
また、ベビーカーでおでかけする場合でも、スリングや首座り前から使える抱っこ紐を一緒に持って出かけると、どうしても抱っこしなければいけなくなった時でも安心です。
注意点
初めてのベビーカーで電車・バス移動の際は、それまでは気付かなかった段差など、バリアが多くあることを実感すると思います。
特に電車とホームの隙間にタイヤが引っかかりやすいので、乗車の際は十分に気を付けましょう。
また、なかなかエレベーターが見つからなかったり、エレベーターに乗るためには遠回りしなくてはいけなかったりというシーンが多くなります。
ベビーカーでの電車移動の際はスケジュールに余裕を持ってでかけると安心ですよ。
生後5ヶ月、生後6ヶ月の赤ちゃんとのおでかけ
おでかけの範囲が広がります
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5,6ヶ月頃の赤ちゃんになると体がしっかりしてくるのでおでかけもしやすくなります。この頃は意志も少しずつ出てくるのでベビーカーを嫌がる赤ちゃんもいるかもしれません。
その場合は少し大変ですが抱っこ紐を活用したり、ベビーカー用おもちゃを使ってベビーカーを楽しんでもらえるような工夫をすると良いですよ。
また遠くへのおでかけもできるようになり飛行機や新幹線で旅行に行きやすくなります。まずは、乗り物に乗っている時間が短めの旅行から始めてみましょう。
飛行機を利用する際は、ベビーバシネット・ベビーカーの貸出やベビーミールなどベビー向けサービスを活用すると快適に過ごせます。
赤ちゃんが生まれてからの初めての旅行はとても思い出になるので、無理なく楽しめるといいですね。
おすすめおでかけスポット
●ベビーウェルカムの宿泊先
旅行に行く時はベビーウェルカムの宿泊先を選ぶのがおすすめです。宿によって種類は異なりますが、たくさんの赤ちゃんのお世話グッズが備えられていてとっても便利です。
ミキハウスが認定するウェルカムベビーのお宿や星野リゾートのキッズ&ベビーウエルカムがある施設は赤ちゃん連れの家族に大人気です。
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持ち物
基本的には3,4ヶ月の頃までと変わりありません。旅行や食事時間が重なるおでかけの場合、離乳食をスタートしている赤ちゃんは食事の用意が必要です。ベビーフードのお粥を活用すると便利ですよ。離乳食用のスプーンやエプロンも忘れずに持っていきましょう。
離乳食がまだでもマグやストローデビューしている赤ちゃんは、ベビーマグが荷物に加わります。暑い日のおでかけの時はこまめに水分補給をさせるようにしましょう。
注意点
車でのおでかけの場合、ベビーシートを取り付ける必要があります。ベビーシートや車の種類によって取り付け方法が異なりますので、必ず取扱説明書を読んで正しく着用するようにしましょう。
また長時間の着用も赤ちゃんにとってストレスになり、ベビーシートの着用を嫌がる原因になってしまう場合も。こまめに休憩をとったり、赤ちゃんが好きなおもちゃや音楽を用意して赤ちゃんも快適に過ごせるようにすると良いですよ。
生後7ヶ月~生後12ヶ月の赤ちゃんとのおでかけ
自分で動ける場所や動物園・水族館・テーマパークなども!
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お座りができるようになったり、自分で自由に移動できるようになる頃からは、赤ちゃんも様々なものに興味が出てくるので、プレイルームや外遊びも楽しめるようになります。
広々としたプレイルームでは思う存分遊ぶことができ、他の赤ちゃんも居ると刺激を受けて赤ちゃんの成長にもつながります。お天気の良い日は芝生のある公園で遊んだり、動物園やテーマパークデビューも良いですね。
お座りが上手にできるようになると、ベビーチェアにも座ることができるので外食もしやすくなります。遊びに行ける範囲も広がり、ママパパも赤ちゃんとのおでかけに慣れてくる頃です。いつでも安全を心がけてたくさん楽しい時間を過ごしましょう!
おすすめおでかけスポット
●プレイルーム
子ども向けのプレイルームでも乳幼児エリアと幼児エリアに分かれている場所なら、まだ小さい赤ちゃんでも安全に遊べるのでチェックしてみましょう。
●動物園・水族館・テーマパーク・遊園地
お座りができるようになる頃から、赤ちゃんの好奇心も広がってきます。動物園や水族館はそんな赤ちゃんの興味や好奇心を育むのにぴったりな場所です。
遊園地に行く場合は小さな子を抱っこしたまま利用できるアトラクションもあるので事前にチェックしておくと安心です。ショーやパレードを見るだけでも楽しいですよ。
●離乳食サービスのあるレストラン
離乳食も進んでくると、おでかけ先で離乳食をあげる機会も出てきます。レストランなどお店を利用する前に離乳食の持ち込みがOKか確認をしておくと良いでしょう。
最近では離乳食メニューがあったり、離乳食の無料サービスをしているお店も増えてきています。おでかけ前にチェックして活用してみましょう。
持ち物
離乳食が本格的に始まるので、おでかけ用のお食事セットを用意しましょう。
《基本のお食事セット
・赤ちゃん用スプーン&フォークセット
・お食事用エプロン
・手口ふき
・離乳食(市販のベビーフードが持ち運びに便利です)
・飲み物
《あると便利なお食事グッズ》
・離乳食用はさみ(うどんなど麺類の取り分け用に)
赤ちゃん用おせんべいやボーロも食べられるようになるので、用意しておくとおでかけ中にぐずってしまった時などのおやつとして重宝しますよ。
またこの頃からB型ベビーカーやバギーを使用できるようになります。とてもコンパクトで軽量なので、公共交通機関を使用するおでかけにおすすめです!
公園など外におでかけする時は、日焼け止めや虫よけをしてからおでかけしたり、長時間のおでかけの際には持ち歩きましょう。
注意点
生後6ヶ月を過ぎると、赤ちゃんの免疫力が落ちてきます。そうすると、感染症にもかかりやすくなり初めての風邪や病気を体験することもあるでしょう。
おでかけに慣れてきて、たくさん外の世界に触れ刺激をもらうと同時に、病気ももらいやすくなるます。赤ちゃんも含めて家族全員で帰宅時の手洗いを心がけるようにしましょう。
まとめ
0歳の赤ちゃんとおでかけする際の月齢別ポイントをご紹介しました。赤ちゃんとのおでかけは大変なこともありますが、親も新しい発見や出会いがたくさんあり楽しいことがいっぱいです!
親子で成長していく機会も多いので、楽しいおでかけをしてくださいね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。