アゼルバイジャンの森奥で、戦争の気配に苛まれる男女。小川のせせらぎ、遠い雷鳴、夜更けの鳥歌。朽ちた教会廃墟らしき壁や窓へ響く銃声。
“Sermon to the Fish”(2022)に続く説教三…
映画『鳥たちへの説教』
アゼルバイジャン
@東京国際映画映画祭
戦争の悲しさをテーマに描いたアート過ぎる映画。とにかくワンシーン、ワンシーンが素晴らしい写真。
たいへんアート色の強い作品で、よく…
東京国際映画祭。
この監督は「クレーン・ランタン」「死ぬ間際」と大好きなのだが、今作は正直難解だった。
ひたすら反復とポエムが流れる。
メッセージは何となく分かるのだけど、流石にしんどい。
画は…
東京国際映画祭、コンペティション部門にて。
映画祭としては「鳥類学者」以来の、徹頭徹尾何一つ理解できなかった案件ではありましたが、この監督は理解せずに体感するくらいの心持ちの方が楽しめるのかもしれま…
監督のQ&A付き
映画はエンタメではない。(難解で)わからないことは悪いことではなく、感じることが大切。
冒頭からしばらくは良かった。
しかしその後繰り返される禅問答的ポエムはラグビーを観るため…
[] 60点
ヒラル・バイダロフ長編五作目。今回もオルカン・イスカンダルリがダブドという男を演じている。そして、説教三部作の二作目らしい。みんな大好き『クレーン・ランタン』の記憶がほぼないため、新…
【バイダロフ「説教」煉獄編】
第36回東京国際映画祭コンペティションにアゼルバイジャンの問題児ヒラル・バイダロフ新作『鳥たちへの説教』が降臨した。ヒラル・バイダロフといえば、『死ぬ間際』がヴェネツィ…