デビッド・クローネンバーグ監督の出世作。
世界征服を目論むスキャナー(超能力者)に対抗するため、科学者たちがもう一人のスキャナーを訓練する。
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ストーリーにはそれほど惹き込まれなかったが、傑作と言われる理由は分かった気がする。本作の影響を受けているであろう作品がいくつも思い浮かんだ。独特の世界観や人体破壊描写、生々しい特殊メイクが見応えあった。
血肉が飛び散る人体破壊・爆発ゴア描写は、ポール・バーホーベン監督の『ロボコップ』や『トータル・リコール』に、黒背景・緑文字のインターネット世界は、『マトリックス』に影響を与えていそう。
超能力者の兵器利用。マインド・コントロール。サイコキネシスバトル。シンセサウンド。鼻血。田舎町にある謎の研究施設。陰謀論。『ストレンジャー・シングス』の元ネタ作品の1つか。
ヴィラン役のローレンス・デインの怒り顔が、ジャック・ニコルソンそっくり。ヒロインは、『おもいでの夏』や『イノセント』のジェニファー・オニール。
シンセサウンドは、睡眠導入剤として有能。
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