ストーリーも映像も音も物凄くザラザラしていた。
クローズ・アップで主人公を撮っていて
主人公がカメラを置き去りにしてロング・ショットになるという絵は別に目新しくはないけれど、その撮り方はザラザラした…
暗い。徹底的に暗い。絶望感のみが残る。
カンヌ映画祭パルムドールを受賞したルーマニアの作品。
題材は異なるが、映画の空気は「ロゼッタ」に近い。
ルームメイトの違法中絶手術に協力するために奔走する…
社会主義時代末期のルーマニア、ホテルも寮も団地も、すべてが灰色で重苦しい。ストーリー自体も重くて救いようがない。オティリアの懸命の行動に対して、当事者であるはずのガビツァはどこか他人事で無責任である…
>>続きを読む「汚れなき祈り」が大好きなクリスティアン・ムンジウ監督の作品。カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞するのも納得です。とてつもなく生々しくて衝撃でした。
チャウシェスク独裁政権のルーマニアで、堕胎…
ルーマニアに唐突に現れ、大体の映画祭で結果を残している名匠、クリスティアン・ムンジウの長編デビュー作にして、いきなりパルムドール受賞作。
チャウシェスク政権末期の1987年、違法な中絶を手助けする…
1989年末ルーマニア革命の前、ルーマニア共産党一党独裁下の社会主義国が舞台であることや、宗教的(ルーマニア正教)な背景は薄っすらとでも観る前に知っておいた方が良いかと。
でないと、単純に自分自身と…
なんなの?この映画とモヤモヤ、終始イライラした。
皆自分勝手で嘘はつくわ、体で払えや、そんな話はいいから、キャンプへ行こう、とか…
どこのホテルスタッフも一々、態度デカすぎてうざい。これはお国柄?…