白黒、他言語、ノイズ、、なんなら私はラップトップで本作を視聴。しかし、画面からは動悸、緊張、臭い、興奮が伝わってくる。
リアリティに必要な最低限を最大限に利活用した本作は戦争もの、獄中ものとは違った…
『田舎司祭の日記』の次作とは思えないほど、全編を通じて抑制の効いたカメラワークに変化している。ナレーションの多さを除けば、ブレッソン独特のスタイルが完成に近づいていると言えよう。劇中に挿入される音楽…
>>続きを読む無機質だしかなりストイック。でも鑑賞中に感じる緊張感はあまりにも人間的で訳わかんない。実際、脱獄という行為自体にそこまでの派手派手しさはなく、このようにただ淡々と進んでゆく感じ、なのだと思う。頭の中…
>>続きを読むブレッソン監督作を見た事がないことを伝えたら、友人から勧められた一作。
話自体は結構ご都合主義的な(とは言っても実話が元になった作品な訳ですが)部分もわりかし多い様な気がするところを、自分がまさに…
0時の鐘から一瞬で1時に飛ぶシーンがありましたが、それくらいの時間感覚でリアルでも動いているような流れのある映画でした。
とにかく根気なのはベッケルの「穴」と同じでしたが、こちらはレジスタンスの地…
物語は、1943年のリヨンを舞台に、フランス軍のレジスタンスである中尉がドイツ軍に捕えられ、モントリュック刑務所に収監されるところから始まる。彼は独房に入れられ、拷問を受けるが、すぐに脱獄を決意。囚…
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