《子育ての責任は、人を押しつぶす…》

マギー・ギレンホールの監督デビュー作。フォロワーさんのレビューに惹かれ…
Netflixオリジナル作品。



良き母親として生きる重圧と苦悩。
女としての本性が顔を覗かせる。
女として生きるか、母親として生きるか…
男の自分には、この女性ならではの複雑な心情をすべて理解することはできないが…
子育てには絶大なエネルギーが必要で、親になった以上、多少なりの自己犠牲を強いられるのは確かだ。

子どもを成人させた友人からの金言を思い出す。
”子どもの成長をそばで見れるほど人生で楽しいことはない。子どもはどんどん成長していくから、その瞬間はその時しかない。その時間がとても貴重だったと後から気づく。だから育児を思いきり楽しみなさい〟

この作品で描かれてるような母性が薄い母親は世の中にたくさんいるだろう。
そんな彼女たちを責めることができようか？自分にはできない。母親は”神〟ではないのだ。

本作が監督デビューとなったマギー・ギレンホール。映像センスを感じさせ、洗練された脚本と繊細な演出によってフランス映画のように優雅で官能的な作風になっている。
親としての”生き方〟を深く考えさせられる作品です。

2021年 アメリカ ギリシャ 製作 ジェイク
の姉 マギー・ギレンホール初監督にして
高評価を受けた ヒューマンドラマ ＿ 🇬🇷

これは 中々の難しい作品だと思います 〜
内面的な過去の軋轢や 自らの嫌な思いで封
じていた葛藤を 見事に演じ 表現した作品で
あったんだと思うけど 男の僕には見え隠れ
させる捉え方や 女性的な感性や感覚的な描き方が 少し 仕方無い 難しい思考だと感じる …… 🤷🏼‍♂️💥

その辺を 〜 マギー・ギレンホール監督の女性の視点と アカデミー女優 オリヴィア・コールマン と 若い時をジェシー・バックリー が 見事に演じ評価されたと思います …… 👏🏻😌✨

本当に映像的にはメイクも含め地味に描かれているので 逆に心の内面的な動きは強く感じるし 男の僕には 分からない葛藤も芽生えた様に感じた様に思う 難しいなぁー …… 👍🏻😆✨

僕の好きな ダコタ・ジョンソン もめちゃくちゃ地味でしたー　もしかしたら気付かない方も居られるかも知れないぐらい 〜 エド・ハリス はそのまんまでしたー …… 面白い 🤣💦

本当にドラマらしいドラマ 上手く言えないけど 撮りたい部分だけ 映し出した感じの作品だと感じますー …… 🫣✨✨



✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

• #netflix-2022

ギリシャの美しいビーチの景観を眺めながら、のんびり静かにバカンスを楽しむ…。

…筈が、随所で主人公の過去がフラッシュバックされ、あれよあれよと物語に惹き込まれてしまう。

ギリシャのとある海辺の町。レダ（オリヴィア・コールマン）が、ビーチでのんびり過ごしていると、賑やかな大家族が彼女の沈黙を破った。子連れの女性ニーナ（ダコタ・ジョンソン）が娘と接する姿を見た瞬間、レダの脳裏に若い頃の暗い記憶が不意に蘇ってくる—— 。

本作が映画監督デビューとなるマギー・ギレンホール。観ている者をどんどん惹き込むのが実に上手い。

あらすじに記述した大家族の喧騒
ホテルの室内の腐った果物
真夜中に目覚めると枕元にセミ
背中に落ちてきた松ぼっくり

静寂を好み、穏やかに過ごしたいレダの個人的な時間と空間を、事ある毎に様々なモノ、人が邪魔をする。

招かれざる客が次々と。

時折、些細な事だがギョッとするショットが挟まれる事で、何とも不穏な空気が絶えず漂う。

そして、母親としての使命を全う出来なかったという悔恨が纏わりつく、レダの過去。

「女王陛下のお気に入り」等、オリヴィア・コールマンの圧倒的な演技力は折り紙付き。内側に秘めた苦悩を少しずつ曝け出し、不安定な心情を見事に体現している。

回想録で若き日のレダを演じたジェシー・バックリーも、オリヴィアと同一人物であると一目で納得させる演技で、無邪気な娘達を育てていく中、精神的に追い込まれていくレダを好演。

劇中、迷子になってしまうニーナの娘や、失くなってしまった人形と、小さな山場でありながら、観ているこちらはその行方が気になって、終始落ち着かない。

テーマは、母性。

その是非についてこの場で語る事は控えるが、巧みな描写ですっかり物語の虜となってしまった。

BON JOVIの"Livin' On A Prayer"で楽しげに踊るオリヴィア・コールマンがお茶目。

そう、お茶目な彼女の登壇スピーチが印象的だった2019年のアカデミー賞。

今年の賞の行方はどの作品に？
受賞式は3月27日。
楽しみだな〜。

• #2022akirunaway