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うずく
ふりがな文庫
“うずく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蹲
54.1%
踞
17.6%
蹲踞
14.1%
跼
11.8%
局竦
1.2%
跪
1.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蹲
(逆引き)
岩松の言葉には、もう掛引も
偽
(
うそ
)
もあろうとは思われません。それを聞いて一番驚いたのは、隅の方に
蹲
(
うずく
)
まっていた、縄付の新吉でした。
銭形平次捕物控:037 人形の誘惑
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
うずく(蹲)の例文をもっと
(46作品)
見る
踞
(逆引き)
千浪と重蔵は、ややしばらく路傍に
踞
(
うずく
)
まったまま、殿の行列を見送っていたが、やがて、駕わきを離れた一名の家来が走り戻って来て
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うずく(踞)の例文をもっと
(15作品)
見る
蹲踞
(逆引き)
向うの
家
(
うち
)
では六十ばかりの爺さんが、軒下に
蹲踞
(
うずく
)
まりながら、だまって貝をむいている。かちゃりと、小刀があたるたびに、赤い
味
(
み
)
が
笊
(
ざる
)
のなかに隠れる。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
うずく(蹲踞)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
跼
(逆引き)
平たい庭石の上に用意して在った炭俵の上にガサガサと土下座をすると、頬冠を取った目明の良助は、その
側
(
かたわら
)
から少し離れて、型の如く爪先立ちに
跼
(
うずく
)
まった。
狂歌師赤猪口兵衛:博多名物非人探偵
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
うずく(跼)の例文をもっと
(10作品)
見る
局竦
(逆引き)
娘は阿難に寄り添うように
追
(
つ
)
いて来る、目犍連は釈尊の姿が眼に入るや、
直
(
ただち
)
にその前に来て正しく立ち三拝する。阿難と娘は隔たった端に
局竦
(
うずく
)
まり、首を地から上げ得ない。
阿難と呪術師の娘
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
うずく(局竦)の例文をもっと
(1作品)
見る
跪
(逆引き)
妾はしばしオウギュスト・ロダン氏の墓の前に
跪
(
うずく
)
まって、過去のロダンさんの妾に対する深い愛に
咽
(
むせ
)
び泣きました。そしてその時妾は、妾の背後に
啜
(
すす
)
り泣きの声をきいたのです。
バルザックの寝巻姿
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
うずく(跪)の例文をもっと
(1作品)
見る
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