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任地
ふりがな文庫
“任地”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にんち
66.7%
あっち
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にんち
(逆引き)
「——ぜひ、わが
任地
(
にんち
)
に来れ。大きな声ではいえないが、わしも近いうちに、大使館を
馘
(
くび
)
になるのでのう。わしが
飜訳大監
(
ほんやくたいかん
)
として
威張
(
いば
)
っとるうちに、ぜひ来て下されや」
戦時旅行鞄:――金博士シリーズ・6――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
何
(
なん
)
の
用事
(
ようじ
)
があつて
國清寺
(
こくせいじ
)
へ
往
(
ゆ
)
くかと
云
(
い
)
ふと、それには
因縁
(
いんねん
)
がある。
閭
(
りよ
)
が
長安
(
ちやうあん
)
で
主簿
(
しゆぼ
)
の
任命
(
にんめい
)
を
受
(
う
)
けて、これから
任地
(
にんち
)
へ
旅立
(
たびだ
)
たうとした
時
(
とき
)
、
生憎
(
あいにく
)
こらへられぬ
程
(
ほど
)
の
頭痛
(
づつう
)
が
起
(
おこ
)
つた。
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
任地(にんち)の例文をもっと
(2作品)
見る
あっち
(逆引き)
校長は
可
(
い
)
いけれど、私は何だか一所に居るのが嫌だから、金沢に残ることにして、旦那ばかり、
任地
(
あっち
)
へ行くようにという相談をしたが
不可
(
いけ
)
なくって、とうとう新潟くんだりまで、
引張
(
ひっぱ
)
り出されたがね。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
任地(あっち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“任地”の意味
《名詞》
任地(にんち)
任務を遂行するために居住する地。
(出典:Wiktionary)
任
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“任”で始まる語句
任
任侠
任務
任那
任意
任原
任運
任有亭
任所
任他
“任地”のふりがなが多い著者
森鴎外
海野十三
泉鏡花