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擱
ふりがな文庫
“擱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
お
83.7%
さしお
12.2%
かく
1.6%
さしを
1.6%
を
0.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お
(逆引き)
警戒々々……そんな時には医者の言葉を守ってすぐに筆を
擱
(
お
)
く。そのかわりあくる朝は誰よりも早く起きて仕事にかかるのである。
健康と仕事
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
擱(お)の例文をもっと
(50作品+)
見る
さしお
(逆引き)
その罰の当否はしばらく
擱
(
さしお
)
き、とにかくに日本国において、学者と名づくる人物が獄屋に入りたるという事柄は、決して美談に非ず。
学者安心論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
擱(さしお)の例文をもっと
(15作品)
見る
かく
(逆引き)
あくる朝
連立
(
つれだつ
)
て蒼海を其居村に訪ひ、
三個
(
みたり
)
再び
百草園
(
もぐさゑん
)
に遊びたることあれど、記行文書きて己れの遊興を得意顔に書き立つること平生好まぬところなれば、こゝにて筆を
擱
(
かく
)
しぬ。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
擱(かく)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
さしを
(逆引き)
數
(
かず
)
を
知
(
し
)
らざる
無學
(
むがく
)
の
人
(
ひと
)
には、
一時
(
いちじ
)
目
(
め
)
を
驚
(
おどろ
)
かすの
不便
(
ふべん
)
あらん
乎
(
か
)
、
文盲人
(
もんまうじん
)
の
不便
(
ふべん
)
は
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
ながら
顧
(
かへりみ
)
るに
暇
(
いとま
)
あらず。
其便不便
(
そのべんふべん
)
は
暫
(
しばら
)
く
擱
(
さしを
)
き、
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
に
日輪
(
にちりん
)
は
本
(
もと
)
なり、
月
(
つき
)
は
附
(
つき
)
ものなり。
改暦弁
(旧字旧仮名)
/
福沢諭吉
(著)
擱(さしを)の例文をもっと
(2作品)
見る
を
(逆引き)
さて屍を干し乾して凡そ三十日ほど
擱
(
を
)
き、その間に親族集りて木を伐り棺を制するなり。(中略)奥地タライカヲリカ辺にては屍骸を三年の間乾し曝し置くなり。
本朝変態葬礼史
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
擱(を)の例文をもっと
(1作品)
見る
擱
漢検1級
部首:⼿
17画
“擱”を含む語句
擱筆
擱坐
捨閉擱抛
擱砂
“擱”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
牧野富太郎
岩野泡鳴
幸田露伴
夏目漱石
柳宗悦
清水紫琴
吉川英治
谷崎潤一郎
木暮理太郎