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沫
ふりがな文庫
“沫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しぶき
46.9%
あわ
34.4%
しぶ
3.1%
は
3.1%
ばい
3.1%
ばつ
3.1%
まつ
3.1%
ナワ
3.1%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しぶき
(逆引き)
すらりと
背後
(
うしろ
)
向かるゝ黒髪のたけ、
帆柱
(
ほばしら
)
より長く
靡
(
なび
)
くと思ふと、袴の
裳
(
もすそ
)
が波を
摺
(
す
)
つて、月の前を、さら/\と、かけ波の
沫
(
しぶき
)
の玉を散らしながら
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
沫(しぶき)の例文をもっと
(15作品)
見る
あわ
(逆引き)
さては己より前に蟹がそこへ来て
早
(
はや
)
穴を掘って住んでいやがるかと不審してそこへ下りて耳を穴に当て聴いて見るとブツブツと蟹の
沫
(
あわ
)
吹く音がする
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
沫(あわ)の例文をもっと
(11作品)
見る
しぶ
(逆引き)
午後二時の太陽が海面に
沫
(
しぶ
)
きを散らす金色の燦めきに、晴れやかな沈黙の笑を投げ乍ら、真弓は砂丘を下りて行つた。
水と砂
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
沫(しぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
は
(逆引き)
角から二軒目の店の二階にはぼんやり灯影が窓からさしていて、やっぱり世間の生活のとばっちりが橋の上にも
沫
(
は
)
ねついているのを感じる。
橋
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
沫(は)の例文をもっと
(1作品)
見る
ばい
(逆引き)
其
屋
(
やね
)
を
豊
(
おほい
)
にし、其家に
蔀
(
しとみ
)
し、よさゝうにすれば、日中に斗だの
沫
(
ばい
)
だのといふ星を見て、大なる光は遮られ、小さなる光はあらはれ、然るべき人は世にかくれ、つまらぬ者は時めき、そして
震は亨る
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
沫(ばい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ばつ
(逆引き)
カツテ東京ニ
相識
(
あいし
)
ル。
乃
(
すなわち
)
延
(
ひ
)
イテコレヲ見ル。
髩髪蕭疎
(
びんぱつしょうそ
)
顔色
憔悴
(
しょうすい
)
セリ。シカモコレト当世ノ務ヲ談ズルヤ議論横ザマニ生ジ口角
沫
(
ばつ
)
ヲ
溌
(
はっ
)
シソノ気力
毫
(
ごう
)
モ前日ニ減ゼズ。五更ノ頭ニ到リ辞シテ去ル。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
沫(ばつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まつ
(逆引き)
暁闇濠
(
ぎょうあんぼり
)
の水面に見たのは、まさしくそうした途端であって、本丸の望楼に身伸びをして見つめていた吉宗と万太郎のひとみには、もうその影が二つとも、一
沫
(
まつ
)
の白いものとなって消えていました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
沫(まつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ナワ
(逆引き)
真淵は「み
沫
(
ナワ
)
の如く浮ぶまさごといひて、我
生
(
イキ
)
もやらず死もはてず、浮きてたゞよふこゝろをたとへたり」(考)といっている。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
沫(ナワ)の例文をもっと
(1作品)
見る
沫
漢検準1級
部首:⽔
8画
“沫”を含む語句
飛沫
泡沫
水沫
余沫
潮沫
一沫
水飛沫
白沫
血飛沫
沫雪
青水沫
泡沫夢幻
泥沫
泥飛沫
潮飛沫
浪飛沫
雨飛沫
雨沫
聚沫
鹹沫
...
“沫”のふりがなが多い著者
南方熊楠
魯迅
小島烏水
中里介山
泉鏡花
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
斎藤茂吉
国木田独歩
泉鏡太郎
幸田露伴