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泫然
ふりがな文庫
“泫然”の読み方と例文
読み方
割合
げんぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんぜん
(逆引き)
私は最後の甘干を食っても、まだ日が暮れないのを見て、
泫然
(
げんぜん
)
として思わず泣きました。東風君、僕は実に
情
(
なさ
)
けなくって泣いたよ
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
慨世の
哭
(
なげき
)
、憂国の涙、二人
相
(
あい
)
持
(
じ
)
して、
泫然
(
げんぜん
)
として泣きしが、
乃
(
すなわ
)
ち酒を
酌
(
く
)
みて
同
(
とも
)
に
盟
(
ちか
)
い、死を以て自ら誓い、
済南
(
せいなん
)
に
趨
(
はし
)
りてこれを守りぬ。景隆は
奔
(
はし
)
りて済南に
依
(
よ
)
りぬ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
言已
(
いいおわ
)
ツテ
涕
(
なみだ
)
下ル。誠モマタ
泫然
(
げんぜん
)
タリ。(中略)先生壮時ノ詩ハ既ニ刻スルモノ十余巻。
而
(
しこう
)
シテ晩年稿ヲ留メズ。僅ニ女史示ス所ノ者ヲ存スルノミ。
輯
(
しゅう
)
シテ一巻トナシ題シテ『枕山先生遺稿』トイフ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
泫然(げんぜん)の例文をもっと
(6作品)
見る
泫
部首:⽔
8画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“泫然”のふりがなが多い著者
幸田露伴
中里介山
夏目漱石
国枝史郎
永井荷風