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瘤
ふりがな文庫
“瘤”の読み方と例文
読み方
割合
こぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こぶ
(逆引き)
「灰色のざらざらした者ではございますが、
眼
(
め
)
は小さくていつも笑ってゐるやう。頭には聖人のやうな立派な
瘤
(
こぶ
)
が三つございます。」
月夜のけだもの
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
それから中一年置いて、家康が多年目の上の
瘤
(
こぶ
)
のように思った小山の城が落ちたが、それはもう勝頼の
滅
(
ほろ
)
びる
悲壮劇
(
ひそうげき
)
の序幕であった。
佐橋甚五郎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
やがて、
瘤
(
こぶ
)
ヶ
峰
(
みね
)
のてッぺんにある、
天狗
(
てんぐ
)
の
腰掛松
(
こしかけまつ
)
の下にたった
竹童
(
ちくどう
)
は、
素
(
す
)
ッ
頓狂
(
とんきょう
)
な声をだしてキョロキョロあたりを見まわしていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
瘤(こぶ)の例文をもっと
(100作品+)
見る
瘤
漢検1級
部首:⽧
15画
“瘤”の類義語
邪魔
害
障碍
障礙
癌
足枷
妨害
障害
阻害
邪魔者
“瘤”を含む語句
肉瘤
瘤牛
力瘤
根瘤
瘤寺
腫瘤
瘤山
木瘤
節瘤
瘤頭
背瘤
人瘤
瘤附
瘤起
瘤腫
瘤翁
鋳瘤
瘤穴
瘤根
瘤木
...
“瘤”のふりがなが多い著者
林不忘
吉川英治
小栗虫太郎
山本周五郎
中里介山
夏目漱石
国枝史郎
徳田秋声
岡本かの子
南方熊楠