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肥桶
ふりがな文庫
“肥桶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こえおけ
51.7%
こえたご
24.1%
こやしおけ
6.9%
こえをけ
6.9%
こいおけ
3.4%
こいたご
3.4%
コエタゴ
3.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こえおけ
(逆引き)
鍬
(
くわ
)
を肩に掛けた男もあり、
肥桶
(
こえおけ
)
を
担
(
かつ
)
いで腰を
捻
(
ひね
)
って行く男もあり、
爺
(
おやじ
)
の煙草入を腰にぶらさげながら随いて行く児もありました。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
肥桶(こえおけ)の例文をもっと
(15作品)
見る
こえたご
(逆引き)
鍬
(
くわ
)
を肩に掛けて行く男もあり、
肥桶
(
こえたご
)
を担いで腰を
捻
(
ひね
)
って行く男もあり、
爺
(
おやじ
)
の煙草入を腰にぶらさげながら
随
(
つ
)
いて行く児もありました。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
肥桶(こえたご)の例文をもっと
(7作品)
見る
こやしおけ
(逆引き)
肥桶
(
こやしおけ
)
を
担
(
かつ
)
いだ男も畠の向を通った。K君はその男の方をも私に指して見せて、あの桶の底には
必
(
きっ
)
と
葱
(
ねぎ
)
などの盗んだのが入っている、と笑いながら言った。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
肥桶(こやしおけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
こえをけ
(逆引き)
そして、私の家に出入りしてゐた和助といふ老人夫婦が、自ら望んでそこの留守番になつた。
鍬
(
くは
)
や
肥桶
(
こえをけ
)
や僅かな農具を
携
(
たづさ
)
へて渡つて、島の
畝
(
はたけ
)
を耕すのだと云つてゐた。
避病院
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
肥桶(こえをけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
こいおけ
(逆引き)
すると、此処から村までは
彼是
(
かれこ
)
れ四五丁程もある土手下で、花や
野菜物
(
せんざいもの
)
を
担
(
かつ
)
いで来たり、
肥桶
(
こいおけ
)
なぞをおろして百姓衆の
休所
(
やすみどこ
)
で
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
肥桶(こいおけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
こいたご
(逆引き)
肥桶
(
こいたご
)
を台にしてぶらりと下がる途端拙はわざと腕をぐにゃりと
卸
(
お
)
ろしてやりやしたので作蔵君は首を縊り
損
(
そこな
)
ってまごまごしておりやす。
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
肥桶(こいたご)の例文をもっと
(1作品)
見る
コエタゴ
(逆引き)
其は、
肥桶
(
コエタゴ
)
を宴席に担ぎ込んで、畳の上にぶちまけるので、其汚物の中には蛙・蟇などが数多く為込んであつて、其がぴよん/\跳ね廻つて、婚礼の席をめちや/\にする。
三郷巷談
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
肥桶(コエタゴ)の例文をもっと
(1作品)
見る
肥
常用漢字
小5
部首:⾁
8画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
“肥桶”で始まる語句
肥桶臭
検索の候補
肥桶臭
肥料桶
肥手桶
“肥桶”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
岩野泡鳴
柳田国男
島崎藤村
吉川英治
夏目漱石
黒島伝治
正宗白鳥
三遊亭円朝
中里介山