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“膝詰”の読み方と例文
読み方割合
ひざづめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藁塚産業課長の膝詰ひざづめ談判が、今度は「内地モンロー主義」にぶつかっていた事実を、ドンドコドンまで気付かずにいたのだ。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
無政府主義が何が恐い? それほど無政府主義が恐いなら、事のいまだ大ならぬ内に、下僚ではいけぬ、総理大臣なり内務大臣なり自ら幸徳と会見して、膝詰ひざづめの懇談すればいいではないか。
謀叛論(草稿) (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
学園からも愈々いよいよ人を派して先生の様子や心持をただすという話を聞いたものだから、後れては悪るいと思って、それを知らしながら、先生との最後の膝詰ひざづめ談判をするつもりで僕は出かけて行ったのだ。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)