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「ギャンブルとは結びつかない…」。水原一平氏の解雇問題、「かつての同僚」が語った「性格と仕事ぶり」

困惑する周囲の人たち

「競馬とか、競輪とか、日本にも合法のギャンブルがあるけど、一平がそういうのにハマっているどころか、やっているという話すら聞いたことがなかったから……」

かつて日本ハムファイターズで打撃コーチをつとめ、水原一平氏の同僚でもあった柏原純一氏は、困惑した様子でこう語った。

アメリカ時間の3月20日、米ロサンゼルスドジャースの大谷翔平の通訳をつとめてきた水原一平氏が、同球団から解雇されたことが一斉に報じられた。

韓国でおこなわれていたドジャースの開幕戦が終わったばかりというタイミングでの発表に、ひとかたならぬ衝撃を受けたという人も多いだろう。

〔PHOTO〕Gettyimages
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アメリカのスポーツチャンネル『ESPN』によれば、解雇の原因は、水原氏のスポーツ賭博にあるという。

報道によると、水原氏は2021年にスポーツ賭博を始めたとされる。やがて負けが込むようになり、2022年には1億円を超える負債を抱えるまでになる。その後、雪だるま式に負債はふくらみ、借金の返済のために、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)が送金されたという。この送金については、いまだに情報が錯綜している。

アメリカでは、40の州においてスポーツ賭博は違法ではないが、ドジャース球団が所在するカリフォルニア州では違法とされている。これらの事情を総合して、水原氏は解雇されるに至ったとみられている。

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