プロが教える、冬でも快適な「暖房家電」を選ぶコツ&おすすめアイテム6選
コスパにも気をつけたい寒い季節に欠かせない暖房器具。しかし暖房器具とひとくちに言っても、こたつや石油ストーブ、ホットカーペットなど種類がありすぎてどれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は暖房器具の選び方とプロの目から選んだ今イチオシの暖房器具家電をご紹介します。この記事を読んで皆さんもぜひ、寒い冬を暖かくして乗り切りましょう。
それぞれの暖房器具の特徴で選ぶ
暖を取るための家電の種類は多く、それぞれ得意な暖め方、環境が違います。まずは実際にどんな暖房器具家電がどういった場所に有効かというところをお話します。
■電気ストーブは「即暖性」が高い
電熱線を使用した電気ヒーターやヒーターの温風を放出するセラミックファンヒーターは価格もお手頃で、電源を入れるとすぐに暖かくなるので即暖性があるといえます。
しかしすぐに暖かくなるといってもそれはその家電の周囲、もしくは前方だけの話。部屋全体を暖めるほどの出力はありません。あくまでもスポット暖房として捉えましょう。また、ヒーターに電気で通電しているため長時間使用すると電気代も気になります。
そこでトイレや脱衣所、物置といった狭い場所に設置して使用するのが効率的です。トイレなどの定期的に人が来る場所に設置するならば、人感センサー付きで電源を自動でオン・オフしてくれる製品が向いています。
■石油ストーブは部屋全体を暖められる
灯油をタンクに入れて使用する石油ストーブは、灯油をストーブ内で燃焼させて熱を得ます。燃料を燃やすため、他の方式のストーブに比べて出力が大きいのが特徴。ファンヒーター、反射式ともに部屋全体を暖められます。寒い日のメイン暖房としても活躍してくれるでしょう。