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夫の年収が1,500万円以上の妻の4割「離婚したい」…理由は「給料が少ないから」【弁護士が解説】

夫の年収が1,500万円以上の妻の4割「離婚したい」…理由は「給料が少ないから」【弁護士が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

性格が合わないわけでもなく、不倫されているわけでも暴力を振るわれているわけでもない、きちんと家にお金を入れてくれている。それでも離婚したい場合、「夫の残業が多い」「給料が低い」という理由で離婚することはできるのでしょうか? 本記事では、夫の仕事を理由に離婚できるのか、Authense法律事務所の白谷英恵弁護士が解説します。

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夫の給料が高くても離婚したい妻が多い

一般的には、夫の給料が高い場合、妻は離婚を望まないものと考えられています。しかしリスクモンスター株式会社が実施したアンケート調査によると、まったく異なる結果が出されています。このアンケートは20~40代の既婚女性600人から回答を得たものです。

 

夫の年収別に「仕事に不満がある」「転職してほしい」「離婚したい」などの選択肢を用意したところ、夫の年収1,500万円以上の妻の40%が「離婚したい」を選択しました。一方年収が300万円未満の場合を含めて、そのほかの金額帯ではすべて「離婚したい」は10%台か10%以下でした。

 

このことからすると、夫の年収が1,500万円以上の場合に「離婚したい妻」が飛び抜けて多いことになります。

離婚したい理由は「残業が多い」「給料が低い」

いったいなぜ、夫の給料が高いにもかかわらず妻は離婚したいと考えるのでしょうか?

 

上記のアンケート調査では「離婚したい理由」についても回答を得ています。それによると、夫の年収が1,500万円以上の妻が離婚したい理由の1位は「残業が多い」で、2位は「給料が低い」でした。なお年収が800万~1,000万円の場合にも離婚したい理由の1位は「残業が多い」、2位は「給料が低い」で同じ結果となっています。

 

このことからわかるのは、夫の収入が高くても、仕事で忙しすぎて妻とコミュニケーションをとれずにいると妻は不満を持ちやすいことです。不満を抱いてしまうと、たとえ夫の給料が世間的な相場より高くても「低い」と感じるケースもあることが垣間みえます。

 

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