DX: Developer Experience (開発体験)は重要だ
- DX: Developer Experience (開発体験)とは、あるシステムを「気持ちよく開発・保守できるかどうか」を示すもの
- 開発者は開発・保守という行為を通じたそのシステムのユーザーであり、DXはUXの一種である
- DXがよいと日々の開発を楽しめるようになり、気持ちに余裕ができる
- 気持ちの余裕がでるとコードの品質があがり保守時のデグレも減らせる
- また、DXがよい事自体がDXを高める動機になり、正のスパイラルを見込める
- つまり、「定められたタスク」(=義務)以上のことを行うようになる
- DXが悪いと開発を楽しめず、「定められたタスク」以外のことをしたくなくなる
- DXは放置すると悪化するので、「DXがよくも悪くもない」プロダクトは時間が経つに連れ「DXが悪い」になる
- なので積極的にDXを良くしていく活動を奨励していくのがよい
いくつか興味深いフィードバックがあったので記しておきます。
DXは対象を広げると正体がわからなくなりただのエクスペリエンスになりかねないので、Continous Deliveryを実現できているかとか、くだらない作業をさせられていないかとか、そういう方面の言葉だと思っている / “DX:…” https://t.co/cbSl5yvYrZ
— (call me #'knjname) (@knjname) 2018年6月28日
技術的負債の小ささ + 開発プロセスの継続的改善 + 正しい持続的なマネジメント = DX だと解釈した / “DX: Developer Experience (開発体験)は重要だ - Islands in the byte …” https://t.co/pZrwOnAIEs
— Yoshiki Iida / CrowdWorks Inc. (@ysk_118) 2018年6月28日
ボンヤリ「治安が悪い」と思うプロジェクト、DXがあんまよくないって事なんだろうな / “DX: Developer Experience / 開発体験は重要だ - Islands in the byte stream” https://t.co/Fma3XPxbLa
— でも幸せなら🆗です@書籍 かんたんRuby 6/21発売💪 (@sugamasao) June 28, 2018
去年のDroidConSFでUberとかLyftにDXチームがあるのを知って、自分も日頃意識するようになった https://t.co/br6MqNCQYr
— nanao🍛 (@punchdrunker) June 28, 2018
いい話。 / そういう研究とかをしている人がいて、日本だとこういうのもあります。 => https://t.co/OXxeSe4F9p #sigpx / “DX: Developer Experience / 開発体験は重要だ …” https://t.co/LwXna2NHwm
— . (@mactkg) June 28, 2018
⇢ PX: Programming Experience という概念を提唱している研究会があるようですね(DXとはかなり異なる概念のようですが): SIGPX: Special Interest Group on Programming Experience