• 両者のソースは割りと似ている(github-markdownがredcarpetを元にしたのか、あるいは両者のもとになったC実装があるとかかな)

github-markdownは、redcapetの提供するオプションの一部をデフォルトで有効化します。 (ちなみに有効化するオプションを選ぶAPIはない模様。用途を考えるとそれで正しいが)

★がついているのが有効化されるもの。gfmモード(.render_gfmメソッド)の場合のみ、★★も有効化される。

• ★no_intra_emphasis: foo_bar_bazをemタグにしない。

• ★tables: PHP-Markdownスタイルの表を有効化。

• ★fenced_code_blocks: 「~~~」または「```」によるコードブロック。

• ★autolink: http, https, ftp等の自動リンク。

• disable_indented_code_blocks: 普通のスペースによるコードブロックを無効化。

• ★strikethrough: 「~~」によるdelタグの生成。

• ★lax_spacing: 生HTMLの前後に空行を入れなくて良い？

• ★★space_after_headers: 「#」のあとに空白を必要とするか。

• superscript: 「2^n」とか「2^(nd)」みたいなのをsupにするか。

• underline: _foo_をiタグでなくuタグにする？

• highlight: 「==」でmarkタグを生成？

• quote: 「"」でqタグを生成

• footnotes: 「[^1]」のような記法で注釈を付けられるようにする

• ★★hard_wrap: 改行を
  にする

• ...

と思ったんだけど、なぜかredcarpetにはfenced code block(```)内に#から始まる行があるとそれがh1になってしまうという謎挙動があり、Github互換のmarkdownがほしい場合はgithub-markdownを使った方が良さげ (単にredcarpet-3.0.0のバグかも知れないけど)。

(2014/02/19追記：これはtdiary-style-gfm側のバグでした。濡れ衣すいません。)

GFM公式を見るといろいろな機能があるけど、以下の機能はgithub-markdown gemには入ってない模様。

• Task Lists ([x]とかでチェックボックスを生成する機能)
• mentions (@foo @yhara)
• Emoji (:foo: 🍣)
• refs (tdiary/tdiary-core#12等。これはgistでも使えない)
• syntax highlighting
  • 別途pygments.rb等を併用する必要がある。例：

GitHub::Markdown.to_html(src, :gfm){|code, lang|
  Pygments.highlight(code, :lexer => lang)
}