2023年4月21日以降、Google Colaboratory上でStable Diffusionを起動できるのは有料プランのみになりました。経緯を「Google Colabの無料プランでStable Diffusionを使えなくなったらModalへ行こう?」にまとめています。
AUTOMATIC1111/Stable Diffusion WebUI(SD/WebUI)をGoogle Colaboratoryで使うためのipynb
- SD/WebUIはランタイム上にインストール
- 学習モデル(ckptやsafetensors)もランタイム上にダウンロード
- 読み込まれる学習モデルは公式(v2-1_768-ema-pruned.safetensors)とでりだモデル(derrida_final.ckpt)、vae含む
- ほかのモデルを使いたいときは、ノートブックを自分のGoogleドライブにコピーしてソースコードを編集してください
- 生成した画像(outputsフォルダ、logフォルダ)
- 各種の設定(config.json、ui-config.json、styles.csv)
- これらはSD/WebUIが読み込む際にGoogleドライブ上にバックアップを作る(config_bak.json、ui-config_bak.json、styles_bak.csv)
- インストールした拡張機能(extensionsフォルダ。日本語化の拡張機能に限り初回起動時に自動でダウンロードされる)
- その結果、学習モデルを追加したいときなどはノートブックを自分のGoogleドライブにコピーしてソースコードを編集する必要がある
- 毎回SD/WebUIをインストールし学習モデルをダウンロードしているため
特定の条件で、SD/WebUIを停止したあとに設定バックアップのためのコードセルを実行する必要がある。
- 初回起動のあと(ui-config.jsonが生成される)
- Settingsタブの「Apply settings」を初めてクリックしたあと(config.jsonが生成される)
- Stylesを初めて登録したあと(styles.csvが生成される)
各回とも一度実行すれば、SD/WebUIは次回以降の起動時にGoogleドライブ側にある各種設定ファイルを読み出し書き出す(シンボリックリンクを利用)。
SD/WebUIがgit pullの時点でこれらのファイルをとりあえず生成してくれれば、それをGoogleドライブにコピーしてそこへシンボリックリンクを張ってからSD/WebUIをインストールできる。しかしこれらが生成されるのは早くても初回の起動後である
ブログの記事も参考にしてください。