2025-01-30 農暦新年 広東語 時事ネタ 生活 食べ物 香港は旧正月モード。日本の年末年始の雰囲気は、こちらでは農暦新年の前後になるので、日本で正月気分を味わい、すぐに香港で旧正月気分を味わうというなんだか不思議な感覚だ。今年の農暦新年の年初一は1月29日(水)で、カレンダー上は30日(木)、31日(金)の三日間が休日となる。 農暦新年をひかえた週末の尖東。尖東は香港の都市部には珍しくビルの高さが低いからだろうか、なんとなくレトロ感を醸し出している気がする。 年初一の前日(除夕)。正月飾りを売っている店は、赤色と金色を中心に派手な飾り物でいっぱいだ。 年初一。オフィス街には観光客を除くとほとんど人がいない。広場の飾り物は毎年なかなか豪華。 いつもは昼時になると会社員で賑わっている通りも、この日はシャッター街状態。 年初一の夕食は、先日釣り仲間からおすそ分けしてもらったアオリイカをオクライカ納豆丼にして頂き、デザートは旧正月らしく、広東語の先生から頂いた年糕を食べてみる。 適当な大きさに切って、10分ほど蒸してみた。初年糕。プルプルしていて弾力があり、美味しい。食感としてはういろうに近いかな。ジンジャー風味の年糕だったのだけれど、これは伝統的な年糕とは違うそうだ。ヘルシーとはいえないけれど、なんとなくクセになりそうなおいしさ。ごちそうさまでした! 年初二には、維多利亜灣(ヴィクトリア灣)で花火が打ち上げられるということで、とりあえずいつものランニングコースまで行ってみた。花火の音はよく聞こえたものの、花火自体は遠くにかろうじて見える程度…。でも人ごみが苦手な自分としては、むしろこれくらいがちょうどよい。 というわけで、香港の年末年始の雰囲気をちょっとだけ味わいながら、平穏無事な生活を満喫する幸せ。新年快樂、恭喜發財、身體健康、万事如意、龍馬精神!