ハイパープレミア環境において。
最強のポケモンと成ってしまったブルンゲル。
XL飴の入手緩和措置。
野生湧きの開放で一気に環境への浸透が現実味を帯びてきました。
リーグの参照報酬でも出現率が上がっている節があり、今後見る場面が多くなっていく事でしょう。
今回はこのハイパーブルンゲルを倒せるポケモンを特集していきます。
ハイパーブルンゲルの紹介
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シーズン7開幕前は、まさか現実的に投入可能になろうとは予想もしなかったゴーストクラゲ。
ハイパーリーグにおける最大SCPは2733。
タイプ:みず・ゴースト。
しかも、SCP100位台が報酬から手に入るという優遇っぷりで、厳選していなくてもそこそこの個体は手に入ります。
非常にシンプルながら技も素晴らしい構成です。
技名 | 威力 | Eチャージ量(その他) | E消費量 | タイプ |
あわ | 8.4 | 11(3ターン) | ー | みず |
たたりめ | 7.2 | 12(3ターン) | ー | ゴースト |
バブルこうせん | 30 | 相手の攻撃1段階ダウン | 40 | みず |
れいとうビーム | 90 | 55 | こおり | |
シャドーボール | 120 | 55 | ゴースト |
ハイパーリーグでは耐久力が上がり技2を打てる機会が増えました。
その為、たった1の差ですがチャージ量の多いたたりめ型の方が有利に働くことが多いです。
今回はたたりめ型のブルンゲルを倒せるポケモンを考えていきます。
検証技:たたりめ・シャドーボール・バブルこうせん
なお、バブルこうせんとれいとうビームは必要に応じて入れ替えるものとします。
ハイパーブルンゲルに勝てるポケモン
では早速ハイパープレミアでブルンゲルに勝てるポケモンを考えていきましょう。
デンチュラ
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シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | 〇 |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | 〇 |
ボルトチェンジの火力が凄まじく、簡単に勝つことができます。
また、ほうでんをエナジーボールにしている場合も結果は変わりません。
ただし、とびかかるはゴーストタイプに軽減されてしまうのでその点を留意してください。
デンリュウ
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シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | 〇 | 〇 |
1枚同士 | 〇 | 〇 |
2枚同士 | 〇 | 〇 |
電気対水なので当然楽勝です。
が、一つ注意が。
シャドウデンリュウがバブルこうせんのブラフ二回にシールドを貼り、シャドウボールを受けてしまった場合のみ負けてしまいます。
デンリュウ側はかみなりパンチを打つ意外にやる事が無いので4ターン対3ターンのCCTをキッチリ練習したり、同発を取りに行ったりなどの工夫をして戦う事をお勧めします。
その他注意すべき点は特にありません。
エレキブル
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シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | 〇 | 〇 |
1枚同士 | 〇 | 〇 |
2枚同士 | × | 〇 |
ノーマルは工夫してもシールド2枚同士の対面では勝てません。
逆にシャドウの場合はワイルドボルト一発をあてれば良い為、かなり分のいい勝負になります。
ただし、シャドウの場合たたりめ6発+シャドーボールのダメージで落ちてしまう為でんきしょっく7発目にワイルドボルトを打たねばなりません。
また、ジバコイルも似たような境遇ですが、エレキブルよりさらに火力が無く同じく通る技がワイルドボルトしかない。
加えてシャドーボールを受けられるほど耐久も高くない為、基本的に対ブルンゲルではエレキブルの方に軍配が上がります。
フシギバナ
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シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | 〇 | 〇 |
1枚同士 | 〇 | 〇 |
2枚同士 | 〇 | 〇 |
順当に殴り勝てます。
シャドウであろうとれいとうビーム一発は耐えるので、特にフシギバナ側からシールドを貼っていく必要はないでしょう。
やはりハイパーリーグのフシギバナは恐ろしく役に立ちます。
その他純粋な草枠ポケモンであれば勝てますが、唯一ロズレイドだけは危ないです。
理由は単純で、くさむすびが重いから。
基本有利ではありますが、シールド1枚同士の対面でブルンゲルに負けてしまいます。
ブラッキー
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シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | 〇 |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | 〇 |
純粋なあく対ゴーストの構図になる為、完封できます。
対ブルンゲルにおいて最も有用かつ安定しているのがこのあくタイプ枠です。
この他あく枠として、タチフサグマやアローラベトベトンもブルンゲルを完封できる貴重な枠です。
ゲンガー
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シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | 〇 |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | 〇 |
単純に、シャドーパンチを連打していれば勝てる対面です。
回転率が違いすぎる為、多少遅れて投げ込んでも確実にブルンゲルを仕留めてくれます。
ストレスの無い非常に楽な対面です。
ゴースト枠ではないですが、カビゴンもしたでなめるを駆使しブルンゲルを完封することができます。
ポリゴン2
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シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | 〇 | 〇 |
1枚同士 | 〇 | 〇 |
2枚同士 | 〇 | 〇 |
ノーマルタイプのポリゴン2へのまともなダメージソースはれいとうビームのみ。
負ける要素がありませんので、躊躇せずに電磁砲をぶっ放していきましょう。
ラグラージ
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シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | 〇 | 〇 |
1枚同士 | × | 〇 |
2枚同士 | 〇 | × |
ラグラージはじしんを持っていると上記の様に勝負ができるようになります。
もし、採用を検討するのであればじしん型としてください。
XLの飴勢に限らず、ファイアローやバクフーンもチラホラと増えている為、ラグラージ自体を採用する価値は非常に高いです。
カイリュー
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シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | 〇 | 〇 |
1枚同士 | 〇 | 〇 |
2枚同士 | 〇 | 〇 |
非常にシビアですが、カイリューもブルンゲルに勝つことができます。
ただし、シールド2枚同士の対面はバブルこうせんにシールドを貼ってしまうと勝てません。
また、カイリューの個体値が著しく悪い場合も、シールド1枚同士の対面を制することができなくなります。
全体的にシャドウの方が有利で、対ブルンゲルで安定を取るのであればシャドウカイリューを選ぶと良いでしょう。
れいとうビームが飛んでくる場合は、ノーマルでもダメージが105%を超えており確定1発です。
カイリューはブルンゲル用の枠としては事実上互角として考えるのが良さそうです。
カイリューに近くギリギリの勝負をするポケモンはネギガナイトが挙げられます。
格闘枠で唯一ブルンゲルに勝負ができるポケモンです。
ただしSCP1位クラスで無いとシールド一枚同士では負けてしまいます。
技別与えるダメージ
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こちらの項目ではブルンゲルを追い込める技をいくつかピックアップしてダメージを調べてみました。
参考にしてください。
ポケモン | 技名 | ダメージ(%) |
エルレイド | リーフブレード | 78(38.8%) |
ネギガナイト | リーフブレード | 83(41.3%) |
フシギバナ | ハードプラント | 120(59.7%) |
ユキノオー | エナジーボール | 05(52.2%) |
バクフーン | ソーラービーム | 163(81.1%) |
ゲンガー | シャドーパンチ | 61(30.3%) |
ゲンガー | シャドーボール | 152(75.6%) |
ブラッキー | イカサマ | 64(31.8%) |
Aベトベトン | あくのはどう | 91(45.3%) |
タチフサグマ | つじぎり | 56(27.9%) |
デンリュウ | かみなりパンチ | 69(34.3%) |
デンチュラ | ほうでん | 90(44.8%) |
エレキブル | ワイルドボルト | 140(69.7%) |
ジバコイル | ワイルドボルト | 131(65.2% |
ポリゴン2 | でんじほう | 180(89.6%) |
ラグラージ | じしん | 90(44.8%) |
ファイアロー | ブレイブバード | 100(49.8%) |
ちなみにバクフーンは結構ブルンゲルをゴリ押すことができます。
やきつくす型でもシャドークロー型でも。
貴重なソーラービーム持ちですので、他の要素と鑑みて採用を検討してもいいかも知れませんね。
デンチュラにも勝てるし
意外とゴリ押せない
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みず・ゴーストが如何に優れているかを証明する記事となってしまいました。
ほぼ、弱点を突かないと倒せないという驚愕の結果に。
うそだろう…。
ガラルマッギョなどもそこそこ追い詰める程度の勝負はしますが、絶対負けます。
ブルンゲルは基本等倍対面に勝ち、弱点を突かないと突破できないという事は覚えておいてください。
いつかブルンゲルがスタンダードになった時に、パーティの2体以上で対策をする必要が出てくるかもしれませんね。
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