東京・六本木ヒルズから撮影された“ギガピクセル”のパノラマ写真が、Webページで公開されています。遠くまでハッキリと見える解像度の高さに、はてなブックマークでは「すごい」「かっこいい」などの声が上がっています。
▽ http://tokyogigapixel.com.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/
▽ http://www.asahi.com/tech_science/update/0401/TKY201303310210.html
“ギガピクセル”のパノラマ写真は、六本木ヒルズの森タワーから撮影されています。Webページの下部には、写真を拡大する「+」、縮小する「−」、左右上下に動かせる矢印ボタンなどが設置されており、東京の街を360度眺められます。写真をクリックしたまま、任意の方向にスクロールすることもできます。
試しに、最初に中央付近に表示される東京タワーをズームしてみると、展望台の人影が見えました。
左がズーム前、右が限界までズームした画像
さらに辺りを見渡してみると、神宮球場では慶応義塾大学と法政大学が野球の試合をしていました。
左がズーム前、右がズーム後。スコアボードも確認できる
朝日新聞の記事によると、写真を撮影したのは、カメラマンのジェフリー・マーティンさんと染瀬直人さん。45ギガピクセルのパノラマ写真5,800枚以上を使っているそうです。染瀬さんの公式サイトには、360度のパノラマ写真作品が多数掲載されています。
▽ 染瀬直人 – 染瀬直人(Naoto Somese)は、Kolor GoPro社から公式認定を受けた日本で唯一の360度VR映像の専門家です。撮影、ステッチング、編集、オリジナル機材の研究開発、また、講習会やイベントの開催から書籍の執筆まで幅広いクリエイションを提供しています。
はてなブックマークのコメント欄には、「すばらしい!」「息をのんだ」「画像処理、描画スピード、発想。全部すごい」などの感想が書き込まれています。