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中丸雄一、「シューイチ」で「NGリスト」を撮影されたスタッフの行動に疑問…「何か不自然…行動はプロフェッショナルではない」

スポーツ報知
看板が取り外されたジャニーズ事務所

 「KAT―TUN」の中丸雄一が8日、コメンテーターを務める日本テレビ系情報番組「シューイチ」(日曜・午前7時半)に生出演した。

 番組では、創業者のジャニー喜多川氏の性加害問題の渦中にある「ジャニーズ事務所」の東山紀之新社長らが2日に都内で会見し、事務所の新体制などを発表したことをトップニュースで報じた。

 会見で東山社長はジャニーズ事務所を補償業務のみの会社として再出発することを発表。ジャニーズ事務所から「SMILE―UP.(スマイルアップ)」の社名に変更することを明かした。東山社長は「ジャニーズと名のつくものはすべてなくなります」と述べた。

 

 番組では、この会見で特定の記者を指名しないための「NGリスト」が存在していた問題も報じた。運営を委託されたPR会社「FTIコンサルティング」が5日、リストの存在を認め、公式サイトで謝罪した。一方で、事務所の関与は「一切ない」と回答した。

 スタジオで中丸は、会見をすべて視聴したことを明かし「一部の記者さんで暴論とも取れるような質問をする方だったりとか、とても感情的になってしまう方がいらっしゃったのがちょっと気になった点ではありますけど、おおむねジャニーズ事務所的には言いたいことは伝えられたのかなと思う」とし「Q&Aの時間もおおむねスムーズに行っていたと思うので、だいぶ生産性の高い時間だったのかなと思いますけれど」と明かした。

 一方で「NGリスト問題」に「最後その後に紙一枚、発覚したことでちょっと印象が変わってしまったというような会見だったのかなと思います」と指摘した。

 さらに「NGリスト」について「事務所側もまったく事前に関与してなくて存在も認識してなかった。事前の打ち合わせでNGワードということを聞いてそこで現場で井ノ原(快彦)君が『いや、それはなしでしょ。質問すべて答えていきましょう』とは言ったけれども最終的には出てしまったので、内容はどうであれ、印象は下がってしまったのは事実かなと思います」とコメントした。

 続けて、「めちゃくちゃ本音で話してもいいですか?」と切り出し、会見前の会場でNGリストを持つスタッフがカメラで撮影されたことに「記者さんがもうスタンバイをしていてカメラも全部が向いているはずじゃないですか。かつ、その一枚の書類が見られた場合に、その後、世の中がどうなってしまうのか?っていうのは誰しも分かると思うんです。その紙をわざわざファイルの一番上において、わざわざ下手から上手に歩くっていうのは何か不自然なものだなと思います。まったく裏がないとしても、その行動はプロフェッショナルではないと少なくとも言えると思います」と断じた。

 さらに「そのことがなければ、この会見って第一の目標は、被害にあわれた方がこの後、どうなっていくのかを社会で見守っていきましょうということだと思うんです。その点に関しては11月上旬に会社を設立します、と。この事実はめちゃくちゃ前向きな話のはずなのに紙切れ一枚のせいで、そちらの報道はほぼない、と。これは旧ジャニーズ事務所も正直言うと悔しいという気持ちになるんじゃないかなと想像しています」とコメントしていた。

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