3日目は倉敷を巡ります。前から行ってみたかった、大原美術館と倉敷民芸館に行く予定です。
倉敷観光案内所からスタートです。倉敷川を川船がお客さんを乗せてゆっくりと進んでいく光景が優雅でした。
はじめに大原美術館。
大原美術館は西洋美術中心の私立美術館で、世界的な名画を展示している「本館」、日本の近代洋画を展示している「分館」、東洋の陶器や版画を展示している「工芸・東洋館」の3つで構成されています。
この時期は「異文化は共鳴するのか?」というテーマの特別展になっていました。大原美術館の所蔵作品の中から、同じテーマを描いた西洋美術と日本の近代美術の比較展示が興味深かったです。この規模の展示を所蔵作品だけでできるというのがすごいです。所蔵作品のバリエーションの広さを感じました。分館はこの時お休みだったので、開館した時に再訪したいです。
建物や手すり、窓ガラスなどの内装も見て心地よいデザインになっていて美術館の全てが作品なんだなぁと感じました。
美術館をまわった後は喫茶エル・グレコで休憩。
倉敷に行く前に、母が若い頃行っておいしかったと言っていたコーヒーを飲んでいきました。豆の味がしっかりしていて美味しかったです。母は今回一緒に行けなかったので、ここで使われている豆をお土産にしました。コーヒーの感想を聞いてみようと思います。
次に倉敷民藝館にも行きました。全国の民藝館をまわってみたいと思っていて、今年の初めに行きたい民芸館マップを作りました。
日本民藝館はすでに行っているので、先ほどの大原美術館の工芸館が2件目で、倉敷民芸館が3件目になります。
倉敷民芸館は、日本で2番目にできた民芸館で建物は米蔵を改装したものです。ここも3つの建物に分かれていて、各部屋ごとに、岡山の民芸品、鳥取・島根の民芸品、世界の籠など決まったテーマの民芸品が展示されています。
見るものが多いですが、座ってみたり触れるものもありこれをお家に置いてみたらどんな感じかなぁと想像しながらまわりました。ショップで民芸品を購入することもできます。この時期はカラフルない草のござが充実していて良い香りでした。
最後に大手まんぢゅうカフェで休憩です。蒸したての大手まんぢゅうとそれに合うコーヒーがいただけるということで前から行ってみたかった所です。
蒸した大手まんぢゅうは甘さが増して意外とコーヒーと合いました。
アートを楽しむ瀬戸内・倉敷の旅はこれでおしまいです。