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GeekFactory

int128.hatenablog.com

2016-01-01から1年間の記事一覧

2016年の振り返り

2016年もお世話になりました。 概況 振り返り 仕事 Spring CloudとかSwaggerとかAWSとか触ってた。 JIRA, Confluence, Mattermost, ownCloud, GitBucket, Jenkins, Artifactory, SonarQubeとかをDocker Composeベースで開発基盤に導入してた。 上期は暇で、…

Jenkinsで自分でビルドしたGitコマンドを使う

Jenkins Agentで自分でビルドしたGitコマンドを使う方法を説明します。新しいバージョンのGitを使いたい場合に有用です。 方針 JenkinsにはGitやAntなどの外部ツールを管理する機能があります。 外部ツールが必要になった場合に自動的にインストールスクリプ…

Spring BootアプリのテストをSpockで書く

Spring BootアプリケーションのテストをSpockで書く方法を説明します。最近のバージョンを対象にしています。 Spring Boot 1.4 Spock 1.1-rc-3 Groovy 2.4 本稿では以下のテストレベルを対象とします。 コンポーネントテスト(依存コンポーネントをモックに…

FeignでOAuth 2.0クライアントを使う

RESTクライアントのSpring Cloud Netflix FeignでOAuth 2.0を使う方法を説明します。 @FeignClientのconfigurationでOAuth2FeignRequestInterceptorを設定する。 OAuth2FeignRequestInterceptorにクライアントIDやクライアントクレデンシャルを渡す。 具体的…

Feignでレスポンスボディによる例外処理を行う

REST APIクライアントのSpring Cloud Feignを使う場合に異常系のステータスコードをハンドリングする方法を調べたのでメモです。 デフォルトの振る舞い APIが400番台や500番台のステータスコードを返した場合、FeignはFeignExceptionをスローします。これは…

Jenkins PipelineでGitリポジトリにpushする

JenkinsのジョブでGitリポジトリにブランチやタグをpushしたい場合があります。Jenkinsfileでどのように実装するか調べてみました。 実装例 お急ぎの方は下記のコードを参考にしてください。 def userRemoteConfig = scm.userRemoteConfigs.head() withCrede…

Swagger YAMLのバリデーションをCIで回す

Swagger YAMLを書いていると間違いに気づかないことがよくあります。リポジトリにpushした時にJenkinsやCircle CIなどで構文チェックできるとミスを防げるます。そこで、GradleのプラグインにSwagger YAMLのバリデーションを追加してみました。 使い方 build…

Spring Bootで例外発生時にJSONを返す

Spring BootのREST APIサーバで例外発生時のエラー情報をJSONで返す方法を調べたのでメモです。 やりたいこと 例外が発生した場合は常にエラー情報をJSONで返したい。 例外の種類によってステータスコードを分けたい。例えば、バリデーションエラーが発生し…

Swagger Codegenにおけるspring-cloudテンプレートのカスタマイズ

Swagger Codegenではコード生成のテンプレートをカスタマイズできますが、ライブラリに spring-cloud を選んだ場合はカスタマイズの仕方に注意が必要です。 springのテンプレート構造は以下になります。 template/ api.mustache ←すべてのライブラリで共通の…

Spring Cloud Feignのステータスコードと例外

Spring Cloud Feignの例外を調べてみたのでメモします。 (11/22修正)Root Causeのスタックトレースしか貼り付けていなかったので、すべてのCauseに修正しました。 結果 エラーのステータスコードを受け取った場合、 feign.FeignException が発生します。 …

Gradle Swagger Generator Plugin 1.5.1 has been released

Gradle Swagger Generator PluginでSwagger UIを生成できるようになりました。 以下のビルドスクリプトで generateSwaggerUI タスクを実行すると、 build/swagger-ui フォルダにSwagger UIが出力されます。 plugins { id 'org.hidetake.swagger.generator' v…

Using env.BRANCH_NAME on Jenkins Multibranch Pipeline

Jenkins Multibranch Pipelineで、ビルドの契機となったブランチに応じて固有の処理を行いたい場合があります。例えば、masterブランチがpushされた場合のみテスト環境にデプロイするといった使い方が考えられます。Travis CIの TRAVIS_BRANCH 、Circle CIの…

開発チームがプロダクトコードを書き始めるまでに準備すること

頭の中を整理するため、いわゆるZero Feature Releaseに必要なことをまとめてみました。開発チームがプロダクトコードを書き始めるまでに作っておくとよいものです。 ソースコードリポジトリ(例:GitHub) エディタ設定(例:editorconfig) ビルドツール(…

Gradle Swagger Generator Pluginを公開します

GradleでSwagger YAMLからAPIサーバやAPIクライアント、APIドキュメントを生成するプラグインを作りました。 github.com もともとはGradle Swagger Codegen Pluginという名前でしたが、コードだけでなくドキュメントの生成もできるようになったので名前を変…

GradleからS3に成果物を公開する

GradleからS3に成果物を公開する方法を調べたのでメモです。あらかじめIAMユーザを作成し、キーを取得しておく必要があります。 S3 Maven Repositoryに公開する Gradleのmaven-publishプラグインを使うと、S3のMavenリポジトリに成果物を公開できます。詳し…

スクリプトコンソール上でSlaveでコマンドを実行する

Jenkinsのスクリプトコンソールを利用すると、Slaveで任意のコマンドを実行できます。具体的には、 RemotingDiagnostics.executeGroovy() メソッドを利用してSlaveでGroovyスクリプトを実行します。 import hudson.util.RemotingDiagnostics // Slaveノード…

宣言的APIクライアントSpring Cloud Feignを使ってみる

Spring Cloud Feignを利用すると、Spring MVCと同じアノテーション(@RequestMapping)を使ってAPIクライアントを定義できます。同じアノテーションが使えるので学習コストを抑えられるメリットがあるでしょう。また、APIサーバとAPIクライアントの仕様が同…

ACMのドメイン所有確認メールをSESで受信

aws

ACM(Amazon Certificate Manager)でSSL証明書を発行するには、ドメイン管理者に送付されるメールで承認をクリックする必要があります。ドメインの管理組織が異なる場合やメールサーバを用意していない場合は、ドメイン管理者へのメールをSESで受け取ること…

Gradle Swagger Codegen Plugin 1.1.0をリリースした

GradleでSwagger Code Generatorを利用するためのプラグインをリリースしました。 github.com バージョン1.1.0では、自動生成の対象を components オプションで選べるようになりました。下記のビルドスクリプトではモデルクラスとAPIクラスを生成しています…

HubotによるJIRAチケット作成の自動化

チケット駆動開発を行う上で障壁になることの一つに「チケット作成が面倒でだんだんやらなくなる」という課題があります。 Jim Coplien先生は紙の付箋を強く推奨しています*1し、私も分かりやすいアナログの方が好きです。しかし、JIRAにはディスプレイさえ…

docker-gitbucketでExternal DBやPrefixなどを設定する

DockerでGitBucketを立ち上げる時は f99aq8ove/docker-gitbucket というイメージを利用しています。GitBucket最新版への追随が早いので重宝しています。 github.com このたびPRがマージされたので、環境変数でExternal DBやPrefixなどを設定できるようになり…

Multibranch PipelineによるJenkinsとGitBucketの連携

JenkinsのMultibranch Pipelineを利用するとCIで以下ができるようになります。 ビルドの設定を Jenkinsfile に書いてバージョン管理できる。 リポジトリへのpushやPull Requestのマージを契機にジョブを実行できる。 パイプラインでビルドフローを分かりやす…

Jenkins GitHub PluginをGitBucketで利用する

JenkinsとGitBucketの連携にGitHub Pluginが使えるか調べてみました。GitBucket APIはGitHubと互換性があるので、理論上はGitHub Pluginが使えるはずです。 結論 GitHub互換のURL形式でリダイレクトを設定することで、GitHub PluginでもGitBucketのWebhookを…

Gradle Swagger Codegen Pluginを書いた

Swaggerのソースコード生成をGradleで利用するためのプラグインを書きました。 github.com 以下のようなビルドスクリプトを実行すると、SwaggerでAPIサーバを自動生成できます。 plugins { id 'org.hidetake.swagger.codegen' version '1.0.0' } repositorie…

チーム開発を始める時に決めること

頭の中を整理するために、新たにチーム開発を始める時に決めることをリストアップしてみました。すべて書き出すと大量になるので、プロセスや開発基盤を中心に書いています。 プロジェクト計画 ゴール マイルストン スコープ リリース計画 プロセス チーム構…

KPTとYWTMの振り返り手法を使い分ける

チーム開発の振り返り(レトロスペクティブ)ではKPTが広く使われていますが、YWTMという手法もあります。 yu-hi.babymilk.jp 私のチームでは、スプリントの振り返りはKPT、一定の区切り(月とか四半期)での振り返りはYWTMを使っています。具体的には、個人…

Gradle TestKitでプラグインをテストする

GradleプラグインのテストにGradle TestKitを利用すると便利です。 何に使うの? ユニットテストではうまく動いているのに、実際のプロジェクトにプラグインを適用するとうまく動かないことがあります。これはGroovyのバージョンが違うとか、ビルドスクリプ…

REST APIの例外設計

REST APIを設計する場合に、エラーをどのステータスコードで返却するか議論になることがあります。例えば、以下のような場合が挙げられます。 キー指定のリクエストでDBにデータがない場合(例: GET /books/1 ) 一覧のリクエストでDBにデータがない場合(…

Swagger CodeGenでダミーデータを返すスタブを出力する

Swagger codegenで言語にnodejs-serverを指定すると、Node.jsベースのRESTサーバが生成されます。基本的には空のデータを返す実装になるのですが、ある一定の条件を満たす場合は aeiou や 123456789 といったダミーデータを返す実装を出力してくれるようです…

acmesmithでSSL証明書を管理する

開発環境などのテンポラリな環境でSSL証明書を利用したい場合はLet's Encryptが便利です。Let's Encryptの証明書を管理するツールにはcertbotやlegoなどがありますが、それらは鍵や証明書をローカルディスクに格納するため、他のサーバで証明書を利用したい…