切明温泉
長野県栄村にある温泉
切明温泉(きりあけおんせん)は、長野県下水内郡栄村の秋山郷南部にある温泉[1]である。
切明温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 長野県下水内郡栄村 |
座標 | 北緯36度48分34秒 東経138度37分12秒 / 北緯36.80944度 東経138.62000度座標: 北緯36度48分34秒 東経138度37分12秒 / 北緯36.80944度 東経138.62000度 |
交通 | 新潟県津南町中心部から路線バス・予約制乗合タクシーの乗り継ぎ[1] |
泉質 | カルシウム・ナトリウム - 塩化物・硫酸塩泉[1] |
泉温(摂氏) | 54.7 °C |
pH | 7.7 |
液性の分類 | 弱アルカリ性 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
宿泊施設数 | 3 |
泉質
編集温泉街
編集切明温泉を流れる中津川の左岸には、河原に温泉が湧出しており(野湯)、河床を掘り天然の露天風呂を楽しむことができる。湧出温度が50℃を超えるため、川の水を引き込み適温に調節して入浴する[1]。
宿泊施設は3軒[1]。「切明リバーサイドハウス」「秘境の宿 雪あかり(旧称・切明園)」「切明温泉 旅籠・雄川閣」が営業しており、それぞれ日帰り入浴も扱っている。
歴史
編集村史によると、切明温泉に関する現存最古の記録は江戸時代中期の享保7年(1722年)。湯治客のための普請が寛政4年(1792年)から始まった[1]。
1700年頃、箕作村(現・栄村箕作地区)の名主、島田三左衛門がこの地に温泉を発見し、営業を開始したが、江戸時代後期に水害で流されてしまった。それから250年余り経った1972年(昭和47年)に栄村村営の雄川閣が営業を再開した[3]。
アクセス
編集新潟県津南町の中心部から秋山郷入口(見玉集落)までは南越後観光バスの路線バスが、見玉バス停から切明集落までは予約型乗合タクシーが運行されており[1]、接続するダイヤが組まれている。詳細は「秋山郷#交通」を参照。