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Real Face」(リアル フェイス)は、KAT-TUNデビューシングル2006年3月22日J-One Recordsから発売された。

「Real Face」
KAT-TUNシングル
初出アルバム『Best of KAT-TUN(#1)
KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY BEST “10Ks!”(通常盤#3)』
B面 GLORIA
Will Be All Right(通常盤)
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル J-One Records
プロデュース 藤島ジュリー景子
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(3週連続、オリコン[1]
  • 2006年4月度月間1位(オリコン)
  • 2006年5月度月間11位(オリコン)
  • 2006年度上半期1位(オリコン)
  • 2006年度年間1位(オリコン)[2][3]
  • 登場回数45回(オリコン)
  • KAT-TUN シングル 年表
    Real Face
    (2006年)
    SIGNAL
    (2006年)
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    本作のタイトルを冠した、DVD『Real Face Film』、本曲をアレンジした『Real Face#1』、本曲をリメイクした『Real Face#2』についても本項で触れる。

    概要

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    結成からおよそ5年経ってのCDデビューで、アルバム『Best of KAT-TUN』、DVD『Real Face Film』とともに、デビューを機にジェイ・ストームの内部に設立されたプライベートレーベル「J-One Records」から同時発売された[4]。初回出荷枚数は『Real Face』が100万枚、『Best of KAT-TUN』が70万枚、『Real Face Film』が50万枚で、いずれも新人アーティストとしては異例の多さだった[5]。累計売上は104.6万枚(オリコン調べ)。

    初回限定盤と通常盤で収録曲が異なる。初回限定盤はジャケット違いが6種類あり、各メンバーがそれぞれセンターに位置するようになっている。また、関連作品として、シングル『Real Face』、アルバム『Best of KAT-TUN』、DVD『Real Face Film』を同梱した、完全限定BOXが発売された。同作品には、32ページのスペシャル・ブックレットや、オリジナルステッカーが付属する。

    3月1日より全国のラジオで音源が一斉解禁され、3月10日のテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』でテレビ初披露された[6]。発売前には渋谷に巨大看板やフラッグがずらりと並び、ラッピングトラックが街中を走り回った[7]。また、発売前日の3月21日にはタワーレコード渋谷店で発売記念イベントが行われた[5][8]

    収録曲

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    1. Real Face (5:10)
      作詞:スガシカオ、作曲:松本孝弘B'z)、編曲:CHOKKAKU、Rap詞:JOKER
      タイトルには「マジ」、「本気」という意味がある[9]。作詞を担当したスガと作曲を担当した松本は制作当時面識がなく、対面することがないまま楽曲制作が進められた[10]
      同時発売したアルバム『Best of KAT-TUN』に、松本が手掛けたアレンジ違いの「Real Face#1」が収録されている[11]
      作詞を担当したスガが2011年に発売したベストアルバム『SugarlessII』にてセルフカバーしている。
      作曲を担当した松本は、松本を中心としたバンド・TMGのアルバム『TMG II』にて「GUITAR HERO」の曲名でセルフカバーしている。同曲は新たにジャック・ブレイズが作詞している。
      2016年発売のベストアルバム『KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY BEST “10Ks!”』には「Real Face」のアンサーソングである「君のユメ ぼくのユメ」が、メンバーの強い希望によりスガによって書き下ろされ収録された[12]
      活動再開後の2018年にリリースしたシングル『Ask Yourself』に3人体制で新規歌い直しされた「Real Face#2」が収録されている[13][14]
      また、田中脱退以降はラップ部分がカットされた状態で歌われてきたが、「Real Face#2」ではラップ詞も新たに書き下ろされ、主に上田が担当しており、Bパートのラップは亀梨が担当している[要出典]
    2. GLORIA (4:32)
      作詞:久保田洋司、作曲:馬飼野康二、編曲:長岡成貢
    3. Will Be All Right[注釈 1] (4:42)
      作詞:KAT-TUN、作曲・編曲:原一博
      • 日本テレビ系『バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ2005』応援ソング
      • 文化放送R-One KAT-TUN』エンディングテーマ
    4. Real Face(オリジナル・カラオケ)
    5. GLORIA(オリジナル・カラオケ)
    6. Will Be All Right(オリジナル・カラオケ)

    各種記録

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    オリコンシングルチャート
    その他の記録
    • 型番によって集計が異なるプラネットシングルチャートでは、初登場で1位が完全限定BOX、2位が通常盤、3位が初回限定盤(亀梨和也)、4位が初回限定盤(赤西仁)、6位が初回限定盤(田口淳之介)、7位が初回限定盤(上田竜也)、8位が初回限定盤(中丸雄一)、9位が初回限定盤(田中聖)と、TOP10に「Real Face」の異なるバージョンが8作ランクインした[要出典]
    • 同時発売のアルバム、DVDとともにオリコンチャート初登場1位を獲得。この3冠記録は、浜崎あゆみのシングル「SURREAL」、アルバム『Duty』、DVD『ayumi hamasaki concert tour 2000 A 第1幕』(2000年)以来、史上2度目[16]。さらに同曲は着うたランキング・有線のリクエストでも首位を獲得し、5冠と報道された[17]
    • 2006年度の日本音楽著作権協会(JASRAC)の著作権使用料分配額(国内作品)ランキングで「Real Face」が年間6位を獲得した[18]

    Real Face Film

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    『Real Face Film』
    KAT-TUNDVD
    リリース
    ジャンル J-POP
    時間
    レーベル J-One Records
    チャート最高順位
    • 週間1位(オリコン、DVD音楽)
    • 2006年度年間1位(オリコン、DVD音楽)
    ゴールドディスク
  • ダブル・プラチナ(日本レコード協会
  • ザ・ベスト・ミュージック・ビデオ(第21回日本ゴールドディスク大賞
  • KAT-TUN 映像作品 年表
    KAT-TUN Live 海賊帆
    2005年
    Real Face Film
    2006年
    Live of KAT-TUN "Real Face"
    2007年
    テンプレートを表示

    Real Face Film』(リアル フェイス フィルム)は、KAT-TUNの3作目のDVD。2006年3月22日にJ-One Recordsより発売され、収録時間は80分である。音楽DVDとしては当時の日本国内において史上最高売上を記録した[15]

    収録内容

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    1. Real Face(ビデオクリップ)
    2. ビデオクリップ・メイキング
    3. インタビュー
    4. Real Face(ビデオクリップ・6マルチアングル)

    脚注

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    注釈

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    1. ^ 通常盤のみ収録されている。

    出典

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    1. ^ a b KAT-TUN、00年代デビュー・アーティスト初の快挙達成!”. ORICON NEWS. oricon ME (2006年4月10日). 2023年5月5日閲覧。
    2. ^ “今年一番売れた曲は? オリコンが年間ヒットチャートを発表”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2006年12月22日). https://www.barks.jp/news/?id=1000021048 2022年9月2日閲覧。 
    3. ^ “KAT-TUN、シングル年間トップでよろこびのコメント!”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2006年12月27日). https://www.oricon.co.jp/news/40793/full/ 2022年9月2日閲覧。 
    4. ^ “KAT―TUN5年目のCD”. Sponichi Annex. (2006年1月30日). オリジナルの2006年2月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20060213101551/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/01/30/02.html 2006年2月13日閲覧。 
    5. ^ a b “KAT―TUN異例の100万枚デビュー”. Sponichi Annex. (2006年3月22日). オリジナルの2008年3月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080312220604/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/special/2005jya/KFullNormal20060322001.html 2008年3月12日閲覧。 
    6. ^ “KAT-TUN追加公演が決定 全国ツアーチケット即日完売”. 中日スポーツ. (2006年3月1日). オリジナルの2006年3月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20060303043852/http://chuspo.chunichi.co.jp/00/hou/20060301/spon____hou_____001.shtml 2006年3月3日閲覧。 
    7. ^ 「KAT-TUNがデビュー前日に渋谷に登場!!渋谷タワーレコードで記念イベント開催!」『Wink up』2006年5月号、ワニブックス、2006年4月7日、131頁。 
    8. ^ 「シングル、アルバム、DVDの史上初3冠達成!!」『POTATO』2006年5月号、学研、2006年4月7日、158頁。 
    9. ^ 田井裕規 (2006年3月22日). “KAT-TUN『注目のアーティスト遂にデビュー!』”. ORICON STYLE. オリコン. 2006年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年4月5日閲覧。
    10. ^ “スガシカオ、「Real Face」の制作秘話を語る 作曲のB’z松本とは会わないまま…”. ニュースサイトしらべぇ (株式会社NEWSY). (2021年3月15日). https://sirabee.com/2021/03/15/20162532828/amp/ 2021年3月18日閲覧。 
    11. ^ Best of KAT-TUN”. Johnny's net. ジャニーズ事務所. 2023年5月5日閲覧。
    12. ^ 佐藤結衣 (2016年3月27日). “KAT-TUN、4人編成からの“卒業”ーー青春に区切りをつけた、田口脱退前のテレビラスト出演”. Real Sound. blueprint. 2023年5月5日閲覧。
    13. ^ “KAT-TUN再始動の東京Dへ向け、亀梨「笑顔で次に進めるライブにしたい」”. Sponichi Annex. (2018年3月23日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/03/23/kiji/20180322s00041000186000c.html 2023年5月5日閲覧。 
    14. ^ “再始動のKAT-TUNが初の野外イベント、亀梨和也「この日に集まれてうれしい」”. スポーツ報知. (2018年3月23日). https://hochi.news/articles/20180322-OHT1T50166.html?page=1 2023年5月5日閲覧。 
    15. ^ a b KAT-TUN「Real Face」が100万枚を突破!5年ぶりの快挙!」ORICON STYLE、2006年5月22日。
    16. ^ KAT-TUN、3冠達成!シングル、アルバム、DVD、同時制覇! 」ORICON STYLE、2006年3月27日。
    17. ^ KAT-TUN、圧倒的なデビュー記録!”. tv asahi 芸能ニュース. テレビ朝日 (2006年3月28日). 2018年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月1日閲覧。
    18. ^ 2007年 国内作品分配額ベスト10(金・銀・銅賞関連)、日本音楽著作権協会、2007年。

    外部リンク

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