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ドイツ公共放送連盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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ドイツ公共放送連盟 (Arbeitsgemeinschaft der öffentlich-rechtlichen Rundfunkanstalten der Bundesrepublik Deutschland 略称:ARD(アー・エル・デー)) は、ドイツ公共放送。ドイツ国内にある9つの地方公共放送団体とともにテレビネットワークを構成し、その中で“Das Erste”という放送局を運営する。

ドイツではナチス時代に世論操作にメディアを利用した反省から、第二次大戦後、連邦政府は放送に介入してはならないこととなり、放送は各州が所管することとなっている。

受信料制度を採用しており、徴収された6割がARDに、残りの4割がもう一つの公共放送局であるZDF(ツェット・デー・エフ)に分配される。2005年度からの年間受信料は204.36ユーロと、約5%値上げとなる。ARDとZDFは制作費の高騰などを理由に12%以上の引き上げを申請したが、一部の州の反対に遭い抑えられた格好である。なお広告放送も行っているが、1日に20分以内でかつ、午後8時までと厳しい規制が掛けられており、総収入の数%に留まっている。

日本ではNHK衛星第一テレビジョンで毎週日曜日の朝8時50分ごろから、ニュース番組「tagesschau」(ターゲスシャオ:現地土曜日夜8時放映分)を通訳つきで放送している。なお平日朝に同チャンネルで放送されるZDFのニュース番組「heute」(ホイテ:毎夜7時放送)が何らかの事情で放送できない場合やニュースの速報性が重視される場合、代わりに「tagesschau」が放送される。

ドイツの地方放送団体

各地方放送団体は、ARD (Das Erste)、ZDFに次ぐ第三の地方向け公共テレビチャンネルなども運営している。

主要な番組

外部リンク