牧野翔矢
埼玉西武ライオンズ #53 | |
---|---|
京セラドーム大阪にて(2022年4月15日) | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 石川県鳳珠郡穴水町 |
生年月日 | 2001年3月4日(23歳) |
身長 体重 |
178 cm 80 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2018年 ドラフト5位 |
初出場 | 2022年4月6日 |
年俸 | 660万円(2024年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
|
牧野 翔矢(まきの しょうや、2001年3月4日 - )は、石川県鳳珠郡穴水町出身のプロ野球選手(捕手)。右投左打。埼玉西武ライオンズ所属。
経歴
プロ入り前
小学校3年生から捕手として野球を始める。
遊学館高等学校では1年からベンチ入りし、夏から試合に出場する[2]。高校通算15本塁打。甲子園大会出場はなかった。2学年上に保科広一がいる。
2018年10月25日に行われたドラフト会議では、埼玉西武ライオンズから5位指名を受け、11月15日に契約金4000万円、年俸1000万円で契約を合意し(金額は推定)[3]、入団。背番号は38。
西武時代
2019年、二軍で44試合に出場。95打席で打率.163であった。
2020年は6月19日に右有鈎骨骨折に伴う有鈎骨鉤切除術を受けた影響により[4]、二軍で22試合の出場に留まり、69打席で打率.161であった。
2022年は4年目にして初めて開幕一軍入りを果たす[5]。4月6日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で「9番・捕手」としてプロ初出場を果たし、第1打席に岸孝之からプロ初安打を記録した[6]。しかし、6月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、復帰に約1年を要することが発表された[7]。その影響で10月4日に戦力外通告を受け[5]、11月30日に170万円増の推定年俸740万円で、育成選手として再契約を結んだ。背番号は117に変更となった[8]。
2023年は二軍で42試合に出場し、打率.221だった。オフに再度戦力外通告を受け、契約変更後1年経過による自由契約となったが、11月23日に再契約した[9]。
2024年は6月24日までにイースタン・リーグで19試合に出場し、打率.317を記録[10]。その後6月25日、支配下選手契約を締結したことが球団より発表された[11]。背番号は53。
選手としての特徴・人物
遠投115mの肩を備える[12]。50m5秒台の俊足の持ち主で、高校時代は1番打者を務めたこともある。
中学校時代には友達と共に海に潜り、銛でタコとベラを突いて獲っていたことで、肩の可動域を広げた[13]。
目標としている選手は森友哉。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 西武 | 11 | 32 | 29 | 3 | 4 | 0 | 1 | 0 | 6 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 7 | 1 | .138 | .194 | .207 | .400 |
通算:1年 | 11 | 32 | 29 | 3 | 4 | 0 | 1 | 0 | 6 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 7 | 1 | .138 | .194 | .207 | .400 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
捕手 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
捕 逸 |
企 図 数 |
許 盗 塁 |
盗 塁 刺 |
阻 止 率 | ||
2022 | 西武 | 10 | 73 | 10 | 0 | 1 | 1.000 | 2 | 15 | 11 | 4 | .267 |
通算 | 10 | 73 | 10 | 0 | 1 | 1.000 | 2 | 15 | 11 | 4 | .267 |
- 2023年度シーズン終了時[注 1]
記録
- 初記録
- 初出場・初先発出場:2022年4月6日、対東北楽天ゴールデンイーグルス2回戦(楽天生命パーク宮城)、9番・捕手で先発出場[14]
- 初打席・初安打:同上、3回表に岸孝之から左前安打[15]
- 初打点:2022年4月10日、福岡ソフトバンクホークス3回戦(ベルーナドーム)、2回裏に大関友久から右前適時打[16]
背番号
- 38(2019年 - 2022年)
- 117(2023年 - 2024年6月24日)
- 53(2024年6月25日 - )
脚注
注釈
- ^ 企図数・許盗塁・盗塁刺・阻止率については参考文献参照。
出典
- ^ 「西武 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2023年11月24日閲覧。
- ^ 「モリでタコ突き強肩俊足の体 石川大会にプロ注目捕手ら」『朝日新聞デジタル』2018年6月24日。2022年4月16日閲覧。
- ^ 「西武5位牧野が合意「森選手のような打てる捕手に」」『日刊スポーツ』2018年11月15日。2022年4月16日閲覧。
- ^ 「【西武】プロ2年目の牧野翔矢捕手が右有鉤骨手術」『スポーツ報知』2020年6月20日。2020年6月20日閲覧。
- ^ a b 「西武 今季開幕1軍の牧野翔矢、17年ドラ1の斉藤大将ら計6選手と来季契約結ばず」『Sponichi Annex』2022年10月4日。2022年12月12日閲覧。
- ^ 「【西武】牧野翔矢、プロ初出場初スタメン初打席で初安打 「打球が飛んだ瞬間、抜けてくれと」」『日刊スポーツ』2022年4月6日。2022年4月16日閲覧。
- ^ 「牧野翔矢選手の手術終了のお知らせ」『埼玉西武ライオンズ』2022年6月21日。2022年6月21日閲覧。
- ^ 「【西武】牧野翔矢が育成選手契約 背番号「117」で右肘手術から再出発」『スポーツ報知』2022年11月30日。2022年12月12日閲覧。
- ^ 「西武 川野、ブランドン、仲三河ら11選手と育成契約発表」『スポニチアネックス』2023年11月23日。2023年11月25日閲覧。
- ^ 「西武・牧野翔矢が支配下選手に復帰「とてもうれしい気持ち」」『BASEBALL KING』2024年6月25日。2024年6月25日閲覧。
- ^ 「背番号53 牧野翔矢選手を支配下選手に」『埼玉西武ライオンズ』2024年6月25日。2024年6月25日閲覧。
- ^ 「阪神 8年ぶり高校生捕手指名へ 筆頭は遊学館・牧野」『スポニチアネックス』2018年10月22日。2022年4月16日閲覧。
- ^ 「西武のL5「まーきのっ!」は森の背中見て1軍行く」『日刊スポーツ』2019年1月14日。2022年4月16日閲覧。
- ^ 「【西武】4年目捕手・牧野翔矢が9番・捕手でプロ初出場初先発」『スポーツ報知』2022年4月6日。2022年4月6日閲覧。
- ^ 「【西武】4年目捕手・牧野翔矢がプロ初打席初安打「抜けてくれ、と思いながら…」」『スポーツ報知』2022年4月6日。2022年4月6日閲覧。
- ^ 「【西武】牧野翔矢がプロ初打点」『スポーツ報知』2022年4月10日。2022年4月10日閲覧。
参考文献
- ベースボール・マガジン社(編)、2022年『ベースボール・レコード・ブック』2023日本プロ野球記録年鑑、ベースボール・マガジン社。ISBN 978-4-583-11546-7。 52ページ参照。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 牧野翔矢 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 選手名鑑 - 埼玉西武ライオンズ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE