2001年の阪神タイガース

2001年の阪神タイガース
成績
セントラル・リーグ6位
57勝80敗3分 勝率.416
本拠地
都市	兵庫県西宮市
球場	阪神甲子園球場
球団組織
オーナー	久万俊二郎
経営母体	阪神電気鉄道
監督	野村克也
選手会長	桧山進次郎
スローガン
TOP野球
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2001年の阪神タイガース（2001ねんのはんしんタイガース）では、2001年の阪神タイガースにおける動向をまとめる。

2001年の阪神タイガースは、野村克也監督の3年目のシーズンである。

概要

前シーズン終了後、チーム内本塁打数1位から3位の新庄剛志、大豊泰昭、トニー・タラスコが全員退団。機動力を生かした野球を目指し、監督の野村克也は春季キャンプで赤星憲広、藤本敦士、沖原佳典、上坂太一郎、平下晃司、松田匡司、高波文一の7選手をF1セブンと命名して売り出した。

開幕戦は巨人相手に3-17と大敗したが、翌日にシーズン初勝利。その後も勝率5割前後で踏みとどまっていたが、4月下旬からの7連敗で黒星が先行し、6月以降は最下位が定位置となる。この年からチームの選手会長に就任した桧山進次郎が球団記録となる28試合連続安打や自身初の打率3割を記録し、新人の赤星が1954年の吉田義男以来となる盗塁王に輝き、新人王も受賞したが新外国人勢がふるわず、オープン戦絶好調のイバン・クルーズはシーズンでは序盤こそは活躍してたもののまもなく弱点を露呈して6月末に故障で退団し、エドゥアルド・ペレスは岩瀬仁紀（中日）から本塁打を放つ等したが低打率で5月末にはスタメンを外れ、緊急補強のトム・エバンスも劇的な活躍はなく野手陣の駒不足に泣かされた。（チーム打率.243、90本塁打、446打点、いずれもリーグ最低）。投手陣は2桁勝利投手ゼロの厳しいやりくりであったが、3年目の福原忍が先発と救援を兼任して9勝12敗1セーブ、4年目の井川慶が先発ローテーションを守って9勝13敗、規定投球回に到達して防御率2.67（セ・リーグ2位）と成長を見せた。また、ロッテからテスト入団の成本年秀が守護神に抜擢され、45試合登板、3勝1敗20セーブと復活してカムバック賞を受賞した。このシーズンは巨人や横浜に5割近い成績を残し、中日に8年ぶりに勝ち越したが優勝したヤクルトと、4年連続で勝ち越していた広島に大きく負け越したことが響き（対ヤクルト9勝18敗1分）（対広島7勝20敗1分）4年連続最下位に終わった。打撃コーチ兼任の和田豊はこのシーズン限りで現役引退し、10月1日対巨人戦（阪神甲子園球場）で引退試合が行われた。

この年シーズンオフ、野村監督は当初続投の予定で、ヘッドコーチの松井優典、打撃コーチの柏原純一、投手コーチの八木沢荘六の3人が解任され、ヘッドコーチの木戸克彦、投手コーチの佐藤義則の下で秋季キャンプに入ったが、妻の野村沙知代が12月5日に脱税の容疑で逮捕された事で突如辞任を発表。チーム再建を託された野村阪神は3年連続最下位に終わった。

チーム成績

レギュラーシーズン

オーダー変遷

	開幕：3/30		5/1		6/1		7/1		8/1		9/1
1	左	平下晃司	右	坪井智哉	左	濱中おさむ	二	上坂太一郎	二	上坂太一郎	二	上坂太一郎
2	中	上坂太一郎	遊	田中秀太	中	赤星憲広	中	赤星憲広	中	赤星憲広	中	赤星憲広
3	右	坪井智哉	三	ペレス	二	今岡誠	一	八木裕	左	濱中おさむ	左	濱中おさむ
4	一	クルーズ	一	クルーズ	一	クルーズ	左	濱中おさむ	右	桧山進次郎	右	桧山進次郎
5	三	ペレス	左	桧山進次郎	右	桧山進次郎	右	広澤克実	一	広澤克実	一	広澤克実
6	捕	矢野輝弘	二	今岡誠	三	塩谷和彦	三	エバンス	捕	矢野輝弘	三	今岡誠
7	二	今岡誠	捕	山田勝彦	捕	山田勝彦	遊	沖原佳典	三	エバンス	捕	カツノリ
8	遊	沖原佳典	中	赤星憲広	遊	藤本敦士	捕	矢野輝弘	遊	沖原佳典	遊	沖原佳典
9	投	星野伸之	投	カーライル	投	井川慶	投	伊達昌司	投	伊達昌司	投	谷中真二

2001年セントラル・リーグ順位変動

順位	4月終了時			5月終了時			6月終了時			7月終了時			8月終了時			最終成績
1位	巨人	17勝	--	巨人	31勝	--	巨人	42勝	--	ヤクルト	48勝	--	ヤクルト	63勝	--	ヤクルト	76勝	--
2位	ヤクルト	13勝	2.0	ヤクルト	27勝	1.0	ヤクルト	40勝	-2.5	巨人	48勝	5.0	巨人	62勝	7.5	巨人	75勝	3.0
3位	中日	13勝	4.0	中日	26勝	3.0	中日	33勝	7.0	横浜	41勝	8.0	横浜	51勝	13.5	横浜	69勝	8.0
4位	阪神	11勝	6.0	広島	22勝	5.0	広島	30勝	6.0	中日	41勝	9.0	中日	51勝	15.0	広島	68勝	7.5
5位	広島	10勝	5.0	阪神	19勝	10.0	横浜	29勝	10.0	阪神	39勝	12.5	広島	49勝	13.5	中日	62勝	15.0
6位	横浜	9勝	7.0	横浜	17勝	11.0	阪神	28勝	12.5	広島	36勝	10.5	阪神	47勝	14.5	阪神	57勝	20.5
期間 成績	11勝15敗 勝率.423			8勝14敗 勝率.364			9勝13敗 勝率.409			11勝7敗 勝率.611			8勝14敗1分 勝率.364			10勝17敗2分 勝率.370

※このシーズンは勝利数優先で順位を決定。

2001年セントラル・リーグ最終成績

順位	球団	勝	敗	分	勝率	差
1位	ヤクルトスワローズ	76	58	6	.567	優勝
2位	読売ジャイアンツ	75	63	2	.543	3.0
3位	横浜ベイスターズ	69	67	4	.507	8.0
4位	広島東洋カープ	68	65	7	.511	7.5
5位	中日ドラゴンズ	62	74	4	.456	15.0
6位	阪神タイガース	57	80	3	.416	20.5

*順位は勝率に関係なく勝利数順で決定

2001 サンヨー オールスターゲーム

→詳細は「2001年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照

選出選手及びスタッフ

ポジション	名前	選出 回数
投手	井川慶	初
	成本年秀	3

• この年の阪神は監督推薦による選出のみであった。

入団・退団

シーズン開幕前

本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。

入団 選手名 背番号 前所属 備考 投手 藤田太陽 15 川崎製鉄千葉 ドラフト1位 酒井弘樹 16 近鉄 交換トレード カーライル 26 サンティエゴ・パドレス 新外国人 面出哲志 36 近鉄 交換トレード 成本年秀 48 ロッテ 自由契約 伊達昌司 49 プリンスホテル ドラフト2位 加藤隆行 62 長崎工 ドラフト5位 捕手 狩野恵輔 63 前橋工 ドラフト3位 本田明浩 94 ダイエー 自由契約 内野手 沖原佳典 8 NTT東日本 ドラフト6位 クルーズ 42 ピッツバーグ・パイレーツ 新外国人 藤本敦士 56 デュプロ ドラフト7位 梶原康司 61 九州東海大 ドラフト8位 外野手 ペレス 9 セントルイス・カージナルス 新外国人 平下晃司 45 近鉄 交換トレード 赤星憲広 55 JR東日本 ドラフト4位 退団 選手名 背番号 退団区分 去就 投手 湯舟敏郎 15 交換トレード 近鉄 山﨑一玄 16 交換トレード 近鉄 田村勤 36 自由契約 オリックス 与田剛士 38 自由契約 引退・野球解説者 ミラー 53 自由契約 橋本大祐 56 自由契約 引退 ラミレズ 62 自由契約 星山忠弘 65 自由契約 引退 捕手 北川博敏 9 交換トレード 近鉄 定詰雅彦 45 自由契約 引退 片山大樹 63 自由契約 引退 内野手 風岡尚幸 37 自由契約 引退・二軍守備走塁コーチ 大豊泰昭 55 自由契約 中日 ハートキー 61 自由契約 引退 バトル 99 自由契約 外野手 新庄剛志 5 FA移籍 ニューヨーク・メッツ 佐々木誠 8 自由契約 タラスコ 42 自由契約 橋上秀樹 48 自由契約 引退 フランクリン 99 自由契約 シーズン開幕後 本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。 入団 選手名 背番号 前所属 備考 投手 谷中真二 1 西武 交換トレード 内野手 エバンス 5 3Aトレド・マッドヘンズ 新外国人 退団 選手名 背番号 退団区分 去就 内野手 平尾博司 00 交換トレード 西武

試合結果

凡例
勝利試合	敗北試合	引き分け	中止

個人成績

投手成績

• 色付きは規定投球回（140イニング）以上の選手
• 太字はリーグ最高。

選手	登 板	完 投	完 封	勝 利	敗 戦	セ 丨 ブ	勝 率	投 球 回	被 安 打	被 本 塁 打	与 四 球	与 死 球	奪 三 振	失 点	自 責 点	防 御 率
いかわ/ 井川慶	29	3	2	9	13	0	.409	192.0	174	11	89	3	171	76	57	2.67
はん/ ハンセル	27	0	0	5	13	0	.278	162.1	145	14	75	8	123	71	63	3.49
から/ カーライル	28	0	0	7	10	0	.412	153.1	151	22	64	1	111	73	66	3.87
いと/ 伊藤敦規	52	0	0	6	2	0	.750	45.1	34	2	19	5	24	12	9	1.79
かさ/ 葛西稔	32	0	0	1	2	1	.333	28.0	31	1	11	1	14	13	12	3.86
かな/ 金澤健人	12	0	0	0	0	0	.000	13.0	22	1	8	1	6	13	10	6.92
かわ/ 川尻哲郎	21	0	0	1	6	0	.143	48.0	71	6	15	5	28	38	34	6.38
たて/ 伊達昌司	28	0	0	4	3	0	.571	69.2	59	8	31	5	49	30	29	3.75
たに/ 谷中真二	25	4	2	7	3	0	.700	109.1	101	11	36	14	43	41	39	3.21
とお/ 遠山奨志	52	0	0	0	1	1	.000	27.2	33	3	17	2	17	17	15	4.88
なか/ 中込伸	12	0	0	3	1	0	.750	17.2	14	3	9	0	14	13	8	4.08
なり/ 成本年秀	45	0	0	3	1	20	.750	50.0	51	2	19	3	34	13	13	2.34
にし/ 西川慎一	28	0	0	0	1	0	.000	19.2	37	4	8	1	16	17	17	7.78
ふく/ 福原忍	39	0	0	9	12	1	.429	129.1	120	5	71	4	104	55	45	3.13
ふし/ 藤田太陽	3	0	0	0	1	0	.000	7.1	11	2	7	1	2	12	12	14.73
ふな/ 舩木聖士	9	0	0	0	0	0	.000	17.2	24	3	9	2	11	17	13	6.62
へさ/ 部坂俊之	2	0	0	0	1	0	.000	2.2	4	1	3	0	0	2	2	6.75
ほし/ 星野伸之	10	0	0	1	2	0	.333	29.1	32	4	5	2	28	15	15	4.60
めん/ 面出哲志	4	0	0	0	0	0	.000	4.0	3	0	7	0	3	4	1	2.25
やふ/ 藪恵壹	17	0	0	0	4	0	.000	55.0	55	2	33	5	26	32	25	4.09
ゆみ/ 弓長起浩	44	0	0	1	3	0	.250	31.2	34	4	21	3	24	16	15	4.26
よした/ 吉田豊彦	8	0	0	0	0	0	.000	8.1	11	0	4	1	5	9	9	9.72
よしの/ 吉野誠	15	0	0	0	1	0	.000	19.2	20	5	1	1	13	9	9	4.12
合計		7	4	57	80	23	.416	1241	1237	114	562	68	886	598	517	3.74

打撃成績

• 色付きはは規定打席（434打席）以上の選手
• 太字はリーグ最高

選手	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	塁 打	打 点	盗 塁	盗 塁 死	犠 打	犠 飛	四 球	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率
ひや/ 桧山進次郎	121	448	406	52	122	24	0	12	182	57	7	3	0	5	29	8	62	7	.300	.355
あか/ 赤星憲広	128	524	438	70	128	9	4	1	148	23	39	12	24	4	50	8	64	1	.292	.372
いま/ 今岡誠	123	453	400	36	107	15	0	4	134	40	3	1	20	1	29	3	60	16	.268	.321
はま/ 濱中おさむ	110	475	411	52	108	18	2	13	169	53	3	7	4	5	53	2	65	10	.263	.346
えは/ エバンス	39	148	124	7	30	4	0	2	40	14	1	0	0	1	21	2	36	7	.242	.358
おき/ 沖原佳典	71	246	218	24	43	8	1	4	65	14	2	1	4	1	20	3	48	3	.197	.273
かつ/ カツノリ	52	102	95	3	20	3	0	1	26	6	0	0	1	0	4	2	28	2	.211	.257
かみ/ 上坂太一郎	89	340	300	37	76	9	4	6	111	24	7	3	9	2	27	2	37	4	.253	.317
くる/ クルーズ	70	267	239	19	56	5	0	14	103	34	0	0	0	0	25	3	62	5	.234	.315
しお/ 塩谷和彦	29	88	81	2	17	6	0	1	26	4	2	0	0	0	6	1	15	3	.210	.273
たか/ 高波文一	9	8	8	1	2	1	0	0	3	1	1	0	0	0	0	0	1	0	.250	.250
たな/ 田中秀太	86	105	89	13	19	2	0	0	21	6	1	3	4	1	11	0	15	2	.213	.297
つほ/ 坪井智哉	43	142	128	12	28	7	2	2	45	11	1	1	2	1	10	1	30	1	.219	.279
ねも/ 根本隆輝	14	23	21	2	4	1	0	0	5	2	0	0	0	0	2	0	1	0	.190	.261
ひら/ 平下晃司	9	25	23	4	4	0	0	0	4	1	0	0	0	0	2	0	5	0	.174	.240
ひろ/ 広澤克実	95	296	268	21	76	7	2	12	123	46	1	0	1	3	23	1	66	8	.284	.339
ふしも/ 藤本敦士	75	202	186	21	50	11	1	1	66	17	2	2	2	0	13	1	36	0	.269	.320
へれ/ ペレス	52	190	167	20	37	11	0	3	57	19	3	2	0	1	21	1	48	2	.222	.311
ほしのお/ 星野修	55	72	60	6	13	1	1	1	19	5	2	0	2	1	9	0	12	2	.217	.314
まつ/ 松田匡司	19	14	13	3	3	0	0	0	3	1	2	0	0	0	1	0	5	0	.231	.286
まと/ 的場寛壱	11	24	20	1	2	1	0	0	3	1	0	0	1	0	2	1	9	0	.100	.217
やき/ 八木裕	85	136	121	6	24	1	0	1	28	15	0	0	3	1	11	0	27	3	.198	.263
やの/ 矢野輝弘	119	364	327	26	79	10	1	8	115	30	1	1	5	3	28	1	72	10	.242	.301
やま/ 山田勝彦	54	147	134	14	37	7	0	2	50	10	0	2	4	1	7	1	31	8	.276	.315
よした/ 吉田浩	13	35	29	4	10	0	0	1	13	3	0	0	0	0	3	3	12	1	.345	.457
よしも/ 吉本亮	6	5	5	1	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.200	.200
わた/ 和田豊	37	44	38	4	5	2	0	0	7	2	0	0	0	0	6	0	7	0	.132	.250
いか/ 井川慶	33	69	57	1	2	0	0	0	2	3	0	0	9	0	3	0	25	3	.035	.083
いと/ 伊藤敦規	52	3	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	1	0	.000	.333
から/ カーライル	28	50	44	2	6	1	0	0	7	1	0	0	2	0	4	0	22	0	.136	.208
かさ/ 葛西稔	32	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
かわ/ 川尻哲郎	26	11	8	0	1	0	0	0	1	1	0	0	0	0	3	0	3	0	.125	.364
たて/ 伊達昌司	28	17	13	0	1	0	0	0	1	1	0	0	3	1	0	0	8	0	.077	.071
たに/ 谷中真二	25	38	34	0	1	0	0	0	1	0	0	0	3	0	1	0	20	0	.029	.057
なか/ 中込伸	12	3	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	1	0	0	0	.000	.500
はん/ ハンセル	27	53	45	0	3	0	0	0	3	0	0	0	8	0	0	0	17	1	.067	.067
ふく/ 福原忍	39	34	28	2	3	0	0	1	6	1	0	0	5	0	0	1	14	0	.107	.138
ふした/ 藤田太陽	3	2	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.000	.000
ふな/ 舩木聖士	9	2	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	2	0	.000	.000
ほしのの/ 星野伸之	10	7	5	0	0	0	0	0	0	0	0	0	2	0	0	0	4	0	.000	.000
やふ/ 藪恵壹	17	14	11	0	0	0	0	0	0	0	0	0	2	0	1	0	8	0	.000	.083
よしの/ 吉野誠	15	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.000	.000
合計		5228	4603	467	1118	164	18	90	1588	446	78	38	121	32	427	45	981	99	.243	.331

表彰

• 赤星憲広
  • 盗塁王　39盗塁（初受賞）
  • ゴールデングラブ賞　<外>（初受賞）
  • 新人王
• 桧山進次郎
  • 月間MVP〈野手7月〉（初受賞）

達成記録・出来事

• 3月8日 - 高田順弘球団社長の退任と野崎勝義球団常務の社長就任を発表
• 3月30日 - 矢野輝弘が巨人1回戦（東京ドーム）で4回に上原浩治から本塁打を放ち、21世紀セ・リーグ第1号を記録
• 4月25日 - 巨人5回戦（甲子園）で対巨人1500試合目（610勝836敗54分）
• 5月5日 - 平尾博司と西武の谷中真二のトレードが両球団より発表される
• 6月9日 - イバン・クルーズが巨人13回戦（東京ドーム）で1試合3本塁打を記録、球団史上11人目（球団史上14度目）で相手の清原和博にも3回、4回、5回と3イニング連続で本塁打を打たれる。1試合3本塁打を打ち合うのは1979年5月9日の中日ー巨人4回戦（ナゴヤ）での大島康徳（中日）と王貞治（巨人）以来、史上2度目で、3イニング連続はで打たれるのは1985年7月12日の巨人14回戦（後楽園）で山倉和博に打たれて以来、球団史上2度目で、一人の選手に1試合3被本塁打も1999年6月11日巨人11回戦（甲子園）で清原和博に打たれて以来2年ぶり
• 6月14日 - 6月12日の中日11回戦（倉敷）13日からの中日12・13回戦（大阪ドーム）で中日に3連勝。中日戦3連戦3連勝は1988年の4月19日（岡山）4月20日、21日（甲子園）にかけての中日1～3回戦以来13年ぶり
• 6月8日 - 新外国人選手のトム・エバンスと契約の締結を発表
• 7月8日 - 広島15回戦（広島市民）で球団通算8000試合（3988勝3770敗242分）
• 7月23日 - 野村克也監督の沙知代夫人の脱税疑惑に関し球団事務所に東京国税局の査察が入っていたことが明らかになった（7月19日にはヤクルト球団も同様の理由で）
• 8月1日 - 星野伸之がヤクルト18回戦（甲子園）で9回にアレックス・ラミレスから三振を奪い通算2000奪三振、史上17人目
• 8月11日 - 桧山進次郎が中日20回戦（ナゴヤドーム）で9回に山本昌から安打を放ち、1999年の大豊泰昭が持っていた球団記録を更新する27試合連続安打
• 8月12日 - 中日21回戦（ナゴヤドーム）で勝利し、球団通算4000勝（3781敗242分）史上3球団目
• 9月11日 - ヤクルト23回戦（甲子園）に勝利し、野村克也監督が監督通算1300勝、史上7人目
• 9月12日 - 広澤克実がヤクルト24回戦で（甲子園）で5回に入来智から本塁打を放ち通算300本塁打、史上26人目
• 9月18日 - 伊藤敦規が巨人25回戦（東京ドーム）で4回二死から登板し5回一死から元木大介を三振に打ち取り1000投球回、史上291人目
• 9月21日 - 和田豊選手兼任コーチが現役引退
• 10月8日 - ヘッド兼ファーム統合コーチの松井優典、投手コーチの八木沢荘六、打撃コーチの柏原純一の3コーチが解任（松井はフロント入り）
• 10月17日 - 塩谷和彦とオリックスの斉藤秀光の交換トレードを両球団が発表
• 10月17日 - 吉田剛が現役引退表明
• 10月19日 - ヘッドコーチに木戸克彦、投手コーチに佐藤義則・葛西稔（選手兼任）、打撃コーチに和田豊・平塚克洋、守備走塁コーチに松山秀明、バッテリーコーチに嶋田宗彦が就任した（守備走塁コーチの吉竹春樹は留任）
• 12月6日 - 野村克也監督が沙知代夫人の脱税容疑で逮捕された責任を取り辞任
• 12月18日 - 新監督に前中日監督の星野仙一が就任。就任会見が行われる
• 12月20日 - チーフ打撃コーチに田淵幸一が就任、一軍打撃コーチの平塚克洋は二軍打撃コーチに

ドラフト指名選手

→詳細は「2001年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照

順位	選手名	ポジション	所属	結果
自由獲得枠	安藤優也	投手	トヨタ自動車	入団
自由獲得枠	浅井良	捕手	法政大学	入団
1巡目	（選択権なし）
2巡目	（選択権なし）
3巡目	（選択権なし）
4巡目	桜井広大	内野手	PL学園高	入団
5巡目	中林祐介	投手	金沢高	入団
6巡目	藤原通	内野手	立命館大学	入団
7巡目	喜田剛	外野手	福岡大学	入団
8巡目	梶原和隆	投手	愛知工業大学	入団
9巡目	東辰弥	捕手	早稲田大学	入団