2010年シンガポールグランプリ
レース詳細 | |||
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日程 | 2010年シーズン第15戦 | ||
決勝開催日 | 9月26日 | ||
開催地 |
シンガポール市街地コース シンガポール マリーナ・ベイ | ||
コース長 | 5.073km | ||
レース距離 | 61周(309.453km) | ||
決勝日天候 | 晴れ(ドライ) | ||
ポールポジション | |||
ドライバー | |||
タイム | 1'45.390 | ||
ファステストラップ | |||
ドライバー | フェルナンド・アロンソ | ||
タイム | 1'47.976(Lap 58) | ||
決勝順位 | |||
優勝 |
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2位 | |||
3位 |
2010年シンガポールグランプリは、2010年F1世界選手権第15戦として、2010年9月26日にシンガポール市街地コースで開催された。正式名称は2010 FORMULA 1 SingTel Singapore Grand Prix。
コース改修
[編集]非常にバンピーな路面を一部再舗装し、ターン10のシケインを改善した。
予選
[編集]結果
[編集]順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
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1 | 8 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 1'46.541 | 1'45.809 | 1'45.390 | 1 |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 1'46.960 | 1'45.561 | 1'45.457 | 2 |
3 | 2 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン・メルセデス | 1'48.296 | 1'46.042 | 1'45.571 | 3 |
4 | 1 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 1'48.032 | 1'46.490 | 1'45.944 | 4 |
5 | 6 | マーク・ウェバー | レッドブル・ルノー | 1'47.088 | 1'45.908 | 1'45.977 | 5 |
6 | 9 | ルーベンス・バリチェロ | ウィリアムズ・コスワース | 1'48.183 | 1'47.019 | 1'46.236 | 6 |
7 | 4 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1'48.554 | 1'46.783 | 1'46.443 | 7 |
8 | 11 | ロバート・クビサ | ルノー | 1'47.657 | 1'46.949 | 1'46.593 | 8 |
9 | 3 | ミハエル・シューマッハ | メルセデス | 1'48.425 | 1'47.160 | 1'46.702 | 9 |
10 | 23 | 小林可夢偉 | BMWザウバー・フェラーリ | 1'48.908 | 1'47.599 | 1'47.884 | 10 |
11 | 17 | ハイメ・アルグエルスアリ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1'48.127 | 1'47.666 | 11 | |
12 | 12 | ヴィタリー・ペトロフ | ルノー | 1'48.906 | 1'48.165 | 12 | |
13 | 16 | セバスチャン・ブエミ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1'49.063 | 1'48.502 | 13 | |
14 | 22 | ニック・ハイドフェルド | BMWザウバー・フェラーリ | 1'48.696 | 1'48.557 | 14 | |
15 | 14 | エイドリアン・スーティル | フォースインディア・メルセデス | 1'48.496 | 1'48.961 | 15 | |
16 | 15 | ヴィタントニオ・リウッツィ | フォースインディア・メルセデス | 1'48.998 | 1'48.961 | 16 | |
17 | 10 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ウィリアムズ・コスワース | 1'47.984 | 1'47.674 | 17 | |
18 | 24 | ティモ・グロック | ヴァージン・コスワース | 1'50.721 | 18 | ||
19 | 19 | ヘイキ・コバライネン | ロータス・コスワース | 1'50.915 | 19 | ||
20 | 25 | ルーカス・ディ・グラッシ | ヴァージン・コスワース | 1'51.107 | 20 | ||
21 | 18 | ヤルノ・トゥルーリ | ロータス・コスワース | 1'51.641 | 21 | ||
22 | 20 | クリスチャン・クリエン | HRT・コスワース | 1'52.946 | 22 | ||
23 | 21 | ブルーノ・セナ | HRT・コスワース | 1'54.174 | 23 | ||
24 | 7 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | Notime | 24 |
- No.10はギアボックスを交換により5グリッド降格
決勝
[編集]気温30℃、路面温度31℃。ニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)は、ギアボックス交換のために5グリッド降格処分を受ける。また前日の予選で最後尾となっていたフェリペ・マッサ(フェラーリ)は、9基目のエンジンを投入し、ギアボックスの交換も行った。ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)は、ピットスタートをした。
スタートでは、ポールポジションのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がセバスチャン・ベッテル(レッドブル)を抑えて首位をキープ。上位陣に大きな変化は無く、アロンソ、ベッテル、ハミルトン、バトン、ウェーバーと予選通りの順位で1周目を終える。 3周目に、ビタントニオ・リウッツィ(フォース・インディア)がコース上にマシンを止め、セーフティカーが入る。
M.ウェバー(レッドブル)は序盤のピットストップが好走し、29週目以降にピットストップを行った他の上位陣のうち、ハミルトン、バトンのマクラーレン勢の前に出た。
32周目に小林可夢偉(ザウバー)が自身のミスにより、タイヤをパンクさせウォールにヒットしレースを終え、直後にブルーノ・セナ(ヒスパニアレーシング)も、小林に追突しかけてコース上にマシンを止めたため、2度目のセーフティカーが入った。
36周目にレースは再開される。 周回遅れのバージンのマシンを抜きあぐねたウェバーを、ハミルトンが抜きにかかった所、2台は接触する。ウェバーは走り続けたが、2009年に同グランプリを制したハミルトンは、無念のリタイアとなる。
この時点でポイント争いを繰り広げる上位陣は、アロンソ、ベッテル、ウェーバー、バトンの順となり、レースはそのままの順位でフィニッシュとなる。
レース終盤、ベッテルはアロンソに猛追し0.2秒差まで迫ったが、抜くことはできず、アロンソが3年目の同グランプリで、2年ぶり2度目、今季4勝目を飾った。
2位はベッテル、3位はウェバーのレッドブル勢、4位バトン、5位ニコ・ロズベルグ、6位バリチェロ、7位クビサ、8位スーティル、9位N.ヒュルケンベルグ、10位マッサがそれぞれポイントを獲得した。
ちなみにこのアロンソの優勝は、2004年のミハエル・シューマッハ以来6年ぶりのグランドスラム達成であった。
結果
[編集]順位 | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイア | グリッド | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 61 | 1:57'53.579 | 1 | 25 |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 61 | +0.293 | 2 | 18 |
3 | 6 | マーク・ウェバー | レッドブル・ルノー | 61 | +29.141 | 5 | 15 |
4 | 1 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 61 | +30.384 | 4 | 12 |
5 | 4 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 61 | +49.394 | 7 | 10 |
6 | 9 | ルーベンス・バリチェロ | ウィリアムズ・コスワース | 61 | +56.101 | 6 | 8 |
7 | 11 | ロバート・クビサ | ルノー | 61 | +1'26.559 | 8 | 6 |
8 | 7 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 61 | +1'53.297 | 24 | 4 |
9 | 14 | エイドリアン・スーティル | フォースインディア・メルセデス | 61 | +2'12.416 | 15 | 2 |
10 | 10 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ウィリアムズ・コスワース | 61 | +2'12.791 | 17 | 1 |
11 | 12 | ヴィタリー・ペトロフ | ルノー | 60 | +1 Lap | 12 | |
12 | 17 | ハイメ・アルグエルスアリ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 60 | +1 Lap | 11 | |
13 | 3 | ミハエル・シューマッハ | メルセデス | 60 | +1 Lap | 9 | |
14 | 16 | セバスチャン・ブエミ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 60 | +1 Lap | 13 | |
15 | 25 | ルーカス・ディ・グラッシ | ヴァージン・コスワース | 59 | +2 Laps | 20 | |
16 | 19 | ヘイキ・コバライネン | ロータス・コスワース | 58 | エンジン | 19 | |
Ret | 24 | ティモ・グロック | ヴァージン・コスワース | 49 | ハイドロリック | 18 | |
Ret | 22 | ニック・ハイドフェルド | BMWザウバー・フェラーリ | 36 | 接触 | 14 | |
Ret | 2 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン・メルセデス | 35 | 接触 | 3 | |
Ret | 20 | クリスチャン・クリエン | HRT・コスワース | 31 | ハイドロリック | 22 | |
Ret | 23 | 小林可夢偉 | BMWザウバー・フェラーリ | 30 | クラッシュ | 10 | |
Ret | 21 | ブルーノ・セナ | HRT・コスワース | 29 | クラッシュ | 23 | |
Ret | 18 | ヤルノ・トゥルーリ | ロータス・コスワース | 27 | ハイドロリック | 21 | |
Ret | 15 | ヴィタントニオ・リウッツィ | フォースインディア・メルセデス | 1 | 接触 | 16 |
- No.14,No.10はシケインをショートカットし不当なアドバンテージを得たとして20秒加算のペナルティ
脚注
[編集]
前戦 2010年イタリアグランプリ |
FIA F1世界選手権 2010年シーズン |
次戦 2010年日本グランプリ |
前回開催 2009年シンガポールグランプリ |
シンガポールグランプリ | 次回開催 2011年シンガポールグランプリ |