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21 cm GrW 69

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
21 cm Granatenwerfer 69
A GrW 69 at the U.S. Army Field Artillery Museum, Ft. Sill, Oklahoma
種類 迫撃砲
原開発国 ナチス・ドイツの旗 ドイツ国
運用史
配備期間 1944-45
配備先 ナチス・ドイツの旗 ドイツ国
関連戦争・紛争 第二次世界大戦
開発史
開発者 シュコダ財閥
製造業者 シュコダ財閥
製造期間 1944-45
製造数 200
諸元
重量 2,800 kg
銃身 3,000 mm

口径 210.9 mm
仰角 40~70度
旋回角 60度
初速 軽榴弾:285 m/s
重榴弾:247 m/s
有効射程 重榴弾:5,190m
軽榴弾:6,300m
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21 cm GrW 69 (Granatwerfer 69) とは、第二次世界大戦ドイツ国防軍が使用した重迫撃砲である。この迫撃砲は別名GR 19やB 19という名称でも知られている。戦争末期の火砲不足を補うため、比較的容易に生産・運用できる代用重砲として企図された。

試作品はシュコダによって22 cm sGrW B14として作られたが、既存の砲弾を利用するように陸軍総司令部の要請で21cmとして再設計された。

発砲位置では、車輪は半円形のレールに載った台に固定される。底板はボールジョイントで固定され砲身を左右に振ることができた。砲身は二本の直立した足にピニオンラックで固定され、上下に移動する様になっていた。

砲弾は軽榴弾(85kg)と重榴弾(110kg)の二種類があった。

出典

[編集]
  • Gander, Terry and Chamberlain, Peter. Weapons of the Third Reich: An Encyclopedic Survey of All Small Arms, Artillery and Special Weapons of the German Land Forces 1939-1945. New York: Doubleday, 1979 ISBN 0-385-15090-3