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へびつかい座シータ星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
へびつかい座θ星[1]
Theta Ophiuchi
星座 へびつかい座
見かけの等級 (mv) 3.26[1]
3.25 - 3.31(変光)[2]
変光星型 BCEP[2]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  17h 22m 00.57935s[1]
赤緯 (Dec, δ) −24° 59′ 58.3670″[1]
固有運動 (μ) 赤経: -7.37 ミリ秒/年[1]
赤緯: -23.94 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 7.48 ± 0.17ミリ秒[1]
(誤差2.3%)
距離 436 ± 10 光年[注 1]
(134 ± 3 パーセク[注 1]
絶対等級 (MV) -2.4[注 2]
へびつかい座内の位置(赤丸)
物理的性質
半径 7.3 R[3]
質量 9から10 M[3]
自転速度 31 km/s[3]
自転周期 11 以下[3]
スペクトル分類 OB [1]、B2[3]
光度 11,500 L[3]
表面温度 22,500 K[3]
色指数 (B-V) -0.22[4]
色指数 (U-B) -0.86[4]
色指数 (R-I) -0.21[4]
年齢 2500万 年[3]
他のカタログでの名称
へびつかい座42番星[1]
CD -24 13292[1]
CPD -24 5876[1]
FK5 644[1], HD 157056[1]
HIP 84970[1], HR 6453[1]
SAO 185320[1]
Template (ノート 解説) ■Project

へびつかい座θ星は、へびつかい座の恒星で3等星。

天球上では、銀河系の中心やパイプ星雲の近くに位置する[3]

特徴

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この星は青白色の準巨星で、水素の核融合の終わりに近づいており、まもなく赤色巨星になると推測されている[3]。この星の質量から、白色矮星超新星のどちらになるのか不明確とされる[3]

この星は連星とする観測結果もあるが、矛盾したデータもあり、よくわかっていない[3]

脚注

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注釈

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  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。小数第1位まで表記

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q Results for tet Oph”. SIMBAD Astronomical Database. 2017年8月31日閲覧。
  2. ^ a b GCVS”. Results for tet oph. 2017年8月31日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l James B. Kaler. “Theta Ophiuchi”. STARS. 2017年8月31日閲覧。
  4. ^ a b c 輝星星表第5版

外部リンク

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