ミンミ
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ミンミ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ホロタイプ左足
クンバラサウルスに基づく仮説的な復元
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地質時代 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
白亜紀 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Minmi Molnar, 1980 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ミンミ (Minmi) は、白亜紀前期にオーストラリアに生息していた曲竜類の草食恐竜の一種。 体長は約3m。鎧竜としては初期の種類と考えられている。
名前の由来は化石発見地付近の地名、クイーンズランド州ローマ (Roma) 近郊のミンミ交差点 (Minmi Crossing) に因む。
腹に硬い装甲を持つ点や、脊椎の腱と背中の装甲が繋がって強度を強めている点など、他の近縁恐竜には見られない特徴を多く持っている。
化石が発見された当所は、アンキロサウルス科かノドサウルス科かはっきりしなかったが、新たな化石を手掛かりにアンキロサウルス科としてみている。
1989年に完全に近い曲竜の化石が発見され、ミンミの第二の標本と考えられたためひとまず Minmi sp. とされた。標本番号はQM F1801。しかしそれは2015年に別の属、クンバラサウルス Kunbarrasaurusだったことがわかった[1]。
松田眞由美著『恐竜学名辞典』によれば、minmi crossing という地名は確認できない。松田が博物館に問い合わせたところ、発見地はRomaの北に位置するInjune road沿いのMack gully渓谷に分布するミンミ部層(Minmi member)とのことであるが、ミンミクロッシングは確認できなかったという。Crossingが交差点と川の支流のいずれを意味するかも不明である[2]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ Lucy G. Leahey; Ralph E. Molnar; Kenneth Carpenter; Lawrence M. Witmer; Steven W. Salisbury (2015). “Cranial osteology of the ankylosaurian dinosaur formerly known as Minmi sp. (Ornithischia: Thyreophora) from the Lower Cretaceous Allaru Mudstone of Richmond, Queensland, Australia”. PeerJ 3: e1475. doi:10.7717/peerj.1475. PMC 4675105. PMID 26664806 .
- ^ 松田眞由美『語源がわかる 恐竜学名辞典』小林快次、藤原慎一(監修)、北隆館、2017年1月20日、361頁。ISBN 978-4832607347。
資料
[編集]- 松田眞由美『恐竜学名辞典』北隆館、2017年1月。ISBN 978-4832607347。