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ヤマトナデシコ七変化 (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ヤマトナデシコ七変化」
小泉今日子シングル
初出アルバム『Celebration
B面 ヨコハマ・スイート・レイン
リリース
規格 シングル・レコード
ジャンル 歌謡曲
シンセポップ[1]
時間
レーベル ビクター音楽産業
作詞 康珍化
作曲 筒美京平
チャート最高順位
小泉今日子 シングル 年表
迷宮のアンドローラ/DUNK
(1984年)
ヤマトナデシコ七変化
(1984年)
ヤマトナデシコ七変化 (12インチ)
(1984年)
The Stardust Memory
(1984年)
テンプレートを表示
「ヤマトナデシコ七変化 (12インチ)」
小泉今日子シングル
初出アルバム『Best Of Kyong King
A面 ヤマトナデシコ七変化 (Long Version)
B面 艶姿ナミダ娘 (Long Version)
リリース
規格 12インチシングル
時間
レーベル ビクター音楽産業
作詞 康珍化
作曲 筒美京平
小泉今日子 シングル 年表
迷宮のアンドローラ/DUNK
(1984年)
ヤマトナデシコ七変化
(1984年)
ヤマトナデシコ七変化 (12インチ)
(1984年)
The Stardust Memory
(1984年)
テンプレートを表示

ヤマトナデシコ七変化」(ヤマトナデシコしちへんげ)は、1984年9月21日ビクター音楽産業より発売された小泉今日子の11枚目のシングル。同年11月7日には、10万枚限定生産の12インチ・シングル盤がKYON2名義で発売された。

概要

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表題曲の「ヤマトナデシコ七変化」というタイトルは、作詞を手掛けた康珍化がある映画の待ち時間に見た雑誌の中に、「最近のヤマトナデシコは奔放で、恥じらいもなく実にけしからん」といった内容の記事を見つけたことから生まれたもの[4]。固定化された女性観や価値観の押し付けに対して、舌を出して遠ざかる小泉の姿が浮かび、「あ、これだ」と直感したという[4]。更に康は、1935年ごろに制作された時代劇映画『雪之丞変化』を思い出し、そこから詞のイメージを掴んでいった[4]。曲は和と洋を融合させた新しいサウンドを目指して作られ、筒美京平が作曲、編曲は若草恵が担当し、和のイメージだけでなくフラメンコ風のギターも加わり、チャイナ風の雰囲気も感じさせるオリエンタル・サウンドに仕上げられている[4]

7インチ・シングル盤は、当初は9月5日発売予定だったが2週間ほど延期された。オリコン発表の売上枚数は30.1万枚[5]

1991年11月には8cmCDがリリースされている(カップリングは「渚のはいから人魚」)。

収録曲

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ヤマトナデシコ七変化

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  1. ヤマトナデシコ七変化 (3分16秒)
  2. ヨコハマ・スイート・レイン (4分18秒)

ヤマトナデシコ七変化 (12インチ)

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  • 両楽曲共に、作詞:康珍化
  1. ヤマトナデシコ七変化 (Long Version) (5分56秒)
    作曲:筒美京平/編曲:若草恵
  2. 艶姿ナミダ娘 (Long Version) (5分17秒)
    作曲・編曲:馬飼野康二

渚のはいから人魚/ヤマトナデシコ七変化

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  • 両楽曲共に、作詞:康珍化
  1. 渚のはいから人魚
    作曲・編曲:馬飼野康二
  2. ヤマトナデシコ七変化
    作曲:筒美京平/編曲:若草恵
  3. 渚のはいから人魚(カラオケ)
  4. ヤマトナデシコ七変化(カラオケ)

脚注

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出典

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  1. ^ 小泉今日子 – ヤマトナデシコ七変化 (1984, Vinyl)”. Discogs. 2023年7月12日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g オリコンランキング情報サービス「you大樹」
  3. ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.38.
  4. ^ a b c d 松永 2017, p. 77,78
  5. ^ スージー鈴木『1984年の歌謡曲』イースト・プレス〈イースト新書〉、2017年2月、163頁。ISBN 978-4-7816-5080-7 

参考資料

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関連項目

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外部リンク

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