万富駅
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万富駅 | |
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駅舎(2007年4月) | |
まんとみ Mantomi | |
◄JR-S08 熊山 (4.1 km) (4.5 km) 瀬戸 JR-S06► | |
所在地 | 岡山市東区瀬戸町万富329-2 |
駅番号 | JR-S07 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陽本線 |
キロ程 | 123.5 km(神戸起点) |
電報略号 | マト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
511人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)12月26日[1] |
備考 | 無人駅(自動券売機有) |
万富駅(まんとみえき)は、岡山県岡山市東区瀬戸町万富にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。駅番号はJR-S07。
歴史
[編集]- 1897年(明治30年)12月26日:山陽鉄道和気駅 - 瀬戸駅間に新設[1]。旅客・貨物取扱開始[1]。
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道国有化[1]、官営鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定、山陽本線所属となる。
- 1960年(昭和35年)10月15日:貨物取扱廃止[1]。
- 1972年(昭和47年)1月5日:麒麟麦酒岡山工場が操業開始。同時に同工場への専用線が運用を開始し、貨物取扱再開[1]。
- 1985年(昭和60年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:貨物取扱廃止[1]、麒麟麦酒専用線も運用終了。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となる[1]。
- 2007年(平成19年)
- 2009年(平成21年)4月1日:岡山市が政令指定都市に移行、所在地表示が岡山市東区瀬戸町万富となる。
- 2019年(令和元年)
- 2020年(令和2年)9月:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[4][5]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線を有する地上駅。駅舎は単式1番のりば側にあり、島式2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。
東岡山駅管理の無人駅 (和気駅駅員が巡回・サポートを行っている)。ICOCAが利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 山陽本線 | 上り | 和気・相生・姫路方面 | |
2・3 | 下り | 岡山・倉敷・三原方面 | 2番のりばは当駅始発のみ |
- 付記事項
- 上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりばである。2番のりばは上下共用待避線(中線)であり、貨物列車が停車する場合がある。なお、定期旅客列車は朝に1本のみ運行する当駅折返し岡山方面行のみ使用する。
- 当駅 - 三石駅間は、LED式発車標と詳細放送は導入されていない。
- 過去の運行に関して
- 2007年(平成19年)6月30日まで、特急「やくも」が当駅まで回送されていた。これは当時行われていた岡山駅構内改良工事に伴うものであり、工事終了後は岡山駅引上線を使って折返している。
- 以前は広島地区の快速「シティライナー」の最東限発着駅となっていた(但し下り1本のみ)。しかし、2009年(平成21年)3月改正限りで当該列車は糸崎駅で系統分断され、「シティライナー」の岡山駅以東乗入は廃止された。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 1991年(平成3年)3月15日までの約1年間は、当駅始発の呉線経由普通広島行が1本運行されていた。
利用状況
[編集]近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1997年 | 681 | [6] |
1998年 | 691 | [7] |
1999年 | 702 | [8] |
2000年 | 717 | [9] |
2001年 | 666 | [10] |
2002年 | 699 | [11] |
2003年 | 741 | [12] |
2004年 | 740 | [13] |
2005年 | 705 | [14] |
2006年 | 710 | [15] |
2007年 | 679 | [16] |
2008年 | 679 | [17] |
2009年 | 651 | [18] |
2010年 | 645 | [19] |
2011年 | 652 | [20] |
2012年 | 650 | [21] |
2013年 | 672 | [22] |
2014年 | 671 | [23] |
2015年 | 668 | [24] |
2016年 | 639 | [25] |
2017年 | 635 | [26] |
2018年 | 625 | [27] |
2019年 | 631 | [28] |
2020年 | 517 | [29] |
2021年 | 511 | [30] |
駅周辺
[編集]- 岡山市東区役所瀬戸支所万富サービスコーナー
- 麒麟麦酒岡山工場
- アルテミラ製缶岡山工場
- 万富郵便局
- 岡山市立千種小学校
- 岡山市東消防署瀬戸出張所
- 岡山県道・兵庫県道96号岡山赤穂線
- 岡山県道179号万富停車場弓削線
- 万富東大寺瓦窯跡
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、221頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『「人ならではのサービス」の充実に向けた体制変更のお知らせ』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2019年5月9日。オリジナルの2019年5月10日時点におけるアーカイブ 。2019年5月10日閲覧。
- ^ a b “熊山など県内5駅 6月から無人化 JR岡山支社、労働力不足見越し”. 山陽新聞. (2019年5月9日). オリジナルの2019年5月12日時点におけるアーカイブ。 2020年5月26日閲覧。
- ^ “岡山・福山エリア 8路線82駅への「駅ナンバー」の導入について” (PDF). 西日本旅客鉄道 (2020年7月28日). 2020年7月28日閲覧。
- ^ “岡山・福山エリアの主な路線に「路線記号」「ラインカラー」を導入します”. 西日本旅客鉄道 (2015年9月17日). 2015年9月17日閲覧。
- ^ “平成9年岡山県統計年報” (PDF). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成10年岡山県統計年報” (PDF). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成11年岡山県統計年報” (PDF). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成12年岡山県統計年報” (PDF). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成13年岡山県統計年報” (PDF). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成14年岡山県統計年報” (XLS). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成15年岡山県統計年報” (XLS). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成16年岡山県統計年報” (XLS). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成17年岡山県統計年報” (XLS). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成18年岡山県統計年報” (XLS). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成19年岡山県統計年報” (XLS). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成20年岡山県統計年報” (XLS). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成21年岡山県統計年報” (XLS). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成22年岡山県統計年報” (XLS). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成23年岡山県統計年報” (XLS). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成24年岡山県統計年報” (XLS). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成25年岡山県統計年報” (XLSX). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成26年岡山県統計年報” (XLSX). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成27年岡山県統計年報” (XLSX). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成28年岡山県統計年報” (XLSX). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成29年岡山県統計年報” (XLSX). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “平成30年岡山県統計年報” (XLSX). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “令和元年岡山県統計年報” (XLSX). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “令和2年岡山県統計年報” (XLSX). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “令和3年岡山県統計年報” (XLSX). 岡山県. 2023年4月2日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 万富駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道