前肢(ぜんし、forelimb, fore-leg)とは、
昆虫の前肢はその生活様式に応じた形態へと分化している[1]。たとえばタテハチョウ科の中には味受容器つきの前肢を持つものがあり、コオロギ類では音を感じる弦音器官を備えており、ミズスマシの前肢は遊泳に適した形状になっており、ケラの前肢はシャベル状になっている[1]。
鳥類では前肢が翼になった。