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国営海の中道海浜公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国営海の中道海浜公園
Uminonakamichi Seaside Park
分類 国営公園
所在地
福岡県福岡市東区大字西戸崎18-25
北緯33度39分33.2秒 東経130度21分12.5秒 / 北緯33.659222度 東経130.353472度 / 33.659222; 130.353472
面積 約260ha
前身 福岡第一飛行場[1]

大日本帝国海軍基地[1]

アメリカ合衆国空軍[1]博多基地[2]
開園 1981年(昭和56年)10月20日[3]
運営者 H28-31国営海の中道海浜公園運営維持管理業務 海の中道海浜公園マネジメント共同企業体[4]
現況 整備中
設備・遊具 花時計プール観覧車など
駐車場 3521台(普通車合計)
バリアフリー 車椅子貸し出し、ユニバーサルデザイン
アクセス海ノ中道駅」下車
事務所 国営海の中道海浜公園事務所
事務所所在地 福岡県福岡市東区大字西戸崎18-25
備考 計画面積:約539.3ha[5]
公式サイト https://uminaka-park.jp/
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玄界灘沿岸の砂浜
戦後の米軍の航空写真。中央部L字のものが、博多海軍航空隊の飛行場跡

国営海の中道海浜公園(こくえいうみのなかみちかいひんこうえん)は福岡県福岡市東区にある公園。全国で5番目に設置された国営公園である[5][注釈 1]

概要

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昭和18年5月に九州飛行機により西戸崎飛行場が完成。対岸の香椎工場より運ばれた海軍哨戒機、東海などの試作実験が行われる。昭和19年4月1日、戦局により、隣接する博多海軍航空隊が同飛行場を接収、陸上機実用機教育が開始。本土決戦に備え、練習機を用いた特攻訓練が行われる。

[1]、戦後は福岡第一飛行場を含め、アメリカ合衆国空軍[1]博多基地となり、西戸崎飛行場はそのまま米軍のゴルフ場となる。[2]、その跡地返還を受けて開設されることになったものである[1][2]

福岡市の市街地から博多湾をはさんで対岸の砂州海の中道にあり、遊園地キャンプ場オリエンテーリングパーマネントコース野外劇場等の野外施設が設置されている。ただし現在遊園地に至ってはジェットコースター観覧車メリーゴーランド等が老朽化の理由から撤去されておりゴーカート等しか残っておらず、ほぼ遊園地ではなくなっている状態である。

沿革

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施設

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公園内は広くいくつかのエリアがある[17]。メインはサンシャインプールと大芝生広場。

  • 花のエリア
    • バラ園
  • 芝生のエリア
    • 大芝生広場
  • 自然体験のエリア
    • 動物の森 - カピパラなどの小動物が中心。
  • 遊びのエリア
    • サンシャインプール - 流水プールなど6つのプールがある。
  • 博多湾のエリア
    • ドッグラン- 小型犬エリアなど3つのエリアに分かれている。
    • デイキャンプ場
    • 境共生の森(みらいの森)
    • 博多湾パノラマ広場
    • カモ池
  • 玄界灘のエリア
    • 海の松原
    • 青少年海の家
    • 潮見台
  • リゾートエリア

イベント

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公園内の野外劇場は福岡市内で最大規模で、福岡で野外コンサートが行われる場合ここを用いることが多い。

  • 海の中道フラワーピクニック
  • うみなかバラまつり
  • うみなか*はなまつり
  • うみなかクリスマスキャンドルナイト

事務所所在地

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  • 福岡県福岡市東区大字西戸崎18-25
  • 国営海の中道海浜公園

アクセス

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鉄道

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バス

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  • 西鉄バス「マリンワールド海の中道」バス停より徒歩3分

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自動車

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周辺

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脚注

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注釈

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  1. ^ 閣議決定での順番は国営沖縄記念公園が5番目の国営公園である[6]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 山口恵一郎 『日本図誌大系 九州 1』 朝倉書店、1976年12月20日。ISBN 978-4254165616
  2. ^ a b c d e 「日本の都市公園」出版委員会 『日本の都市公園 その整備の歴史』 インタラクション、2005年7月20日。ISBN 978-4900979222
  3. ^ a b 『「日本の公共事業」地方振興と公共事業 道路・河川・都市・下水道・住宅』 政治月報社、1988年1月。
  4. ^ 「競争の導入による公共サービスの改革に関する法律」に基づく「H28-31国営海の中道海浜公園運営維持管理業務民間競争入札」に係る落札者の決定について”. 九州地方整備局. 2016年4月7日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 角川日本地名大辞典編纂委員会編 『角川日本地名大辞典 40 福岡県』 角川書店、1988年3月8日。ISBN 978-4040014005
  6. ^ 『沖縄総合事務局二十年の歩み』 沖縄開発庁沖縄総合事務局、1992年12月。
  7. ^ a b c 浮田典良 中村和郎 高橋伸夫 『日本地名大百科 ランドジャポニカ』 小学館、1996年12月20日。ISBN 978-4095231013
  8. ^ a b 福岡財務支局 『海の中道の国有地』 財務省広報ファイナンス 通巻454号 平成15年9月号 (大蔵財務協会) (2003年9月)
  9. ^ 『読売年鑑 1976年版』 読売新聞社
  10. ^ a b 『読売年鑑 1982年版』 読売新聞社、1982年3月1日。
  11. ^ 『地方自治年鑑 1984年版』 第一法規出版、1984年10月10日。ISBN 978-4474012851
  12. ^ 『読売年鑑 1985年版』 読売新聞社、1985年2月。
  13. ^ a b 変わる、ホテル「ザ・ルイガンズ」NETIB-NEWS、2016年05月24日
  14. ^ a b 建設省編 『平成2年版 建設白書』 大蔵省印刷局、1990年7月。
  15. ^ a b c d うみなかプロフィール公園整備の経緯”. 国土交通省九州地方整備局海の中道海浜公園事務所. 2015年9月1日閲覧。
  16. ^ 「海の中道海浜公園研修宿泊施設等管理運営事業」を実施する民間事業者と事業契約を締結しました国土交通省九州地方整備局、平成29年5月31日
  17. ^ 海の中道海浜公園ガイドブック”. 海の中道海浜公園. 2015年7月12日閲覧。
  18. ^ [1]
  19. ^ 【NUMBER SHOT 2015】7月25日、26日 海の中道海浜公園西日本新聞2015年5月27日

外部リンク

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