Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                
コンテンツにスキップ

堀秀彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

堀 秀彦(ほり ひでひこ、1902年3月10日 - 1987年8月27日)は、日本の哲学者文筆家、論考家。元・東洋大学学長。

数多くの人生論、幸福論、女性論を書いて人気があった。1980年に新聞連載した『銀の座席』で老いの問題を論じて反響を呼んだ。

人物・来歴

[編集]

石川県金沢市生まれ。旧制松本高校文科甲類を経て、1927年東京帝国大学文学部哲学科卒。1958年東洋大学教授、のち学長。

著書

[編集]
  • 『教育学以前』(古今書院) 1940
  • 『結婚の真実』(教材社) 1940
  • 『恋愛の道徳』(教材社) 1941
  • 『人生論断章』(須磨書房) 1943
  • 『東洋的思索』(明光堂書店) 1943
  • 『子供の指導読本』(真光社) 1948
  • 『人生探求者のノート』(大東出版社) 1948
  • 『近代を切りひらいた人々』(三省堂出版) 1950
  • 『配偶者を選ぶ法』(池田書店) 1951、のち改題『愛する人を選ぶには』
  • 『男と女の心理』(池田書店) 1952
  • 『女を知る法』(池田書店) 1953
  • 『結婚読本』(要書房) 1953
  • 『女性のための人生論』(角川書店、角川新書) 1954
  • 『恋愛 そのロマンと真実』(社会思想研究会出版部、現代教養文庫) 1955
  • 『論語は生きている』(河出書房) 1956
  • 『ことばの手帖』(春陽堂書店) 1957
  • 『女性についての103章』(春陽堂書店) 1957
  • 『現代に生きる古典』(春陽堂書店) 1958
  • 『友情論』(角川書店、角川新書) 1958
  • 『花とローマ人 三つの人生論』(池田書店) 1959
  • 『男というもの』(東都書房) 1959
  • 『性の倫理』(青春出版社、青春教養大系) 1959
  • 『思考と信仰 日本人の生き方』(新潮社) 1962
  • 『職場の中の人間関係』(池田書店) 1962
  • 『高校生として考えるために』(青春出版社) 1962
  • 『私たちはみんな悩みをもっている』(東都書房) 1963
  • 『母親の生き方』(大和書房) 1964
  • 『夫の心理・妻の心理』(サンケイ新聞出版局) 1964
  • 『人づき合いに困らない本』(青春出版社、青春新書) 1964
  • 『女性のための71章』(大和書房) 1964
  • 『堀秀彦集』(雪華社、現代人生論全集6) 1965、のち復刻『私の人生論6 堀秀彦』(日本ブックエース) 2010
  • 『「女の悲しみ」について』(日本文芸社) 1966
  • 『主婦のための人生論』(大和書房、銀河選書) 1966
  • 『女子高校生のための21章』(大和書房) 1967
  • 『堀秀彦人生論集』全4冊(大和書房) 1968 - 1969
  • 『心にのこる言葉』(大和書房) 1968
  • 『堀秀彦女性論集』全3冊(大和書房) 1969 - 1970
  • 『この本を見よ』(雪華社) 1970
  • 『終着駅の近くで』(地産出版) 1975
  • 『年齢をとるということ』(光文社カッパ・ブックス) 1979
  • 『銀の座席』(朝日新聞社) 1981
  • 『教育について、年来考えたこと』(金子書房) 1982
  • 『この女たちの愛と人生』(グラフ社) 1982
  • 『石の座席』(朝日新聞社) 1984
  • 『セックスとギャンブル』(人間と歴史社) 1986
  • 『死の川のほとりにて』(作品社) 1987
  • 『死への彷徨 思索と人生』(人間と歴史社) 1987

共著編

[編集]
  • 『格言の花束』(編、社会思想社、現代教養文庫) 1958
  • 『私達はどう生きるか 十代からの道徳』(勝部真長共著、専門図書) 1958
  • 『愛の技法』(杉靖三郎, ドクトル・チエコ共著、青春出版社) 1960
  • 『男と女はどう違うか』(渋沢多歌子共著、日本文芸社) 1968

翻訳

[編集]

参考文献

[編集]
  • 「春寂寥 旧制松本高等学校人物誌」(荻上悦子) 2008

外部リンク

[編集]