平井俊彦
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平井 俊彦(ひらい としひこ、1925年6月16日 - 2003年6月5日)は、日本の経済学・社会思想史学者。京都大学名誉教授。
生涯
[編集]神戸市生まれ。1948年京都帝国大学経済学部卒、1951年京都大学大学院経済学研究科修了。1964年「ロックにおける人間と社会」で京大経済学博士。1951年京都大学経済学部講師、1957年助教授、1968年教授。1975年経済学部長。1989年定年退官、名誉教授、名古屋外国語大学教授、副学長、2000-2002年学長を務めた。第11期、第12期日本学術会議会員。2002年勲二等瑞宝章受勲[1][2]。
著書
[編集]共編
[編集]翻訳
[編集]- ルカーチ『階級意識論』未来社 社会科学ゼミナール 1955
- G.ルカーチ『若きマルクス』ミネルヴァ書房 社会科学選書 1958
- G.ルカーチ『歴史と階級意識』未来社 1962
- G.ルカーチ『ローザとマルクス主義 歴史と階級意識』ミネルヴァ書房 1965
- イリング・フェッチャー『階級的自覚の論理』人文書院 1971
- G.H.R.パーキンソン編『ルカーチの思想と行動 ルカーチ研究 1』監訳 ミネルヴァ書房 社会科学選書 1971
- カール・コルシュ『マルクス主義と哲学』岡崎幹郎共訳 未来社 1977
脚注
[編集]- ^ 20世紀日本人名事典
- ^ 「2002年秋の叙勲 勲三等以上と在外邦人、外国人叙勲の受章者一覧」『読売新聞』2002年11月3日朝刊